3月の千葉会:バヨネッツ&トマホーク:1757年を対戦プレイする

 3月22日の千葉会でディールスさんと対戦しました。

 対戦するのは3回目ですが、今回は1年だけのシナリオ2です。

 陣営は当日にダイスで決めて、当方は今回はイギリスとなりました。

 このシナリオでは、フランス側1点で始まり、イギリスの勝利条件はイギリス側1点にすることです。ゼロ点という欄がないので、実は一点だけ取れば良いことになります。

 イギリスのイヤーエンドボーナスは、フランス植民地を1個でも確保できれば+2点です。

 例によって画像を並べてコメントしますが、プレイしてからあまりに時間を置いてしまったので、どういう意図で撮影したのか良く判らない画像も‥。

 初手、チグネクトウへ。その先、ルイブールに本当に行くかどうかは明確なプランがある訳ではありませんが、圧力を掛けておくにしくはないだろうということです。

 フランス軍アカディア方面へ向けて土木工事開始。まぁ、ビルドアップラウンドは、互いにジャブを打ち合っている感じ。

 第1ラウンドのイギリスのアクションカード。ビルドアップラウンドとしてはまずまずでしょうか。

 第2ラウンド。タイコンデロガのフランス軍をちょっと叩いてみようと思ったら、向こうもケベックから出陣してきて、序盤に予期せぬ本格的な戦闘に。

 北部戦線。帆走APで中央からハリファックスへ増援。ルイブールを本気で陥としに行っているという訳でもなく、圧を掛けてみて、相手はどのくらい対応してくるか様子を計っているくらいの感じだったと思います。

 南部戦線。オルバニーからオスウェゴへと通じるハイウェイです。

 フランスに大量に襲撃されて、フランス側3点まで押されているので、敵の襲撃起点を押し込んでおきたいというのが主眼です。

 ポート・ラ・ジョイへ向けて道路拡幅工事。

 ルイブール城砦に脅威を感じてもらうためには、砲兵を送り込める道幅にしておかねばならないのです。

 キャンペーンラウンドに入って1ラウンドにできることが増えてきて、ややこしくなってきました。タイコンデロガで敗走した英軍ですが、再びタイコンデロガに圧を掛けつつ、場合によってはモントリオールもと思わせ、まぁ本音はオスウェゴが手に入れば十分(イヤーエンドボーナスが欲しい)。

 フランス軍は三角を搔き集めてオスウェゴ死守の構え。三角には三角で攻撃しないとヒットを与えられないのですが、とりあえず戦闘に勝利して相手を撤退させるだけなら、別にヒットさせなくても良いわけで、ここらへんが本作の判りにくい所です。

 残念ながらオスウェゴで撤退したのは英軍の方でした。

 オスウェゴを占拠できれば、かなり勝ちが見えそうという読みだったのですが、大きく思惑外れ。

 中央戦線が上手く行かないので、南部戦線に転戦です。オハイオフォークス。

 今度はオハイオフォークスの戦いとなりました。

 南部戦線も上手く行かなかったので、ポート・ラ・ジョイへの道路が完成したのでこちらを本命として攻撃します。

 ポート・ラ・ジョイ植民地を手に入れてボーナスの潜在的2点を取ったので、現時点ではフランス側4点ながらも、イギリスにはまだワンチャンある状況。

 再び中央戦線に戻ってきて、レイク・ジョージを争います。最後は一点勝負なのです。

 結局、これに失敗して英軍の敗北で終了しました。

 

 初めてシナリオ2をプレイしてみましたが、これで十分に本作の醍醐味は味わえると思いました。プレイバランス的にも良い感じです。

 ディールスさんが総括されていましたが、北部、中央、南部の三方面のどこで陽動して、どこを本命として収穫するかがイギリスのグランドプランの醍醐味。フランス側は、それをどう読んで対応するかです。

 今回、フランス側は、写真がないのですが、終盤に思い切ってイギリスの隙を突いてイギリスのノースフィールドを奪取したのが決め手になりました。

 イギリスとしてはノースフィールドを守る選択肢もあったのですが、そうするとタイコンデロガやレイクジョージが取れなくなり、それも点が足りなくて負けゲームなのでした。

 うーん、難しい。

 このシナリオは非常にうまみが濃縮されている感じなので、またやってみたいです。