もしも徳川家康が総理大臣になったらを観る

 WOWOWです。

 昨年夏に映画館で観たものですが、かなり良かったので二回目をとも思いましたが実現できずWOWOWで二回目。

 やはり良く出来ていると思います。浜辺美波と、赤楚衛二の主役二人が好感度高いです。

 偉人たちのキャスティングも申し分ありません。

御用改めのお兄さん(土方歳三)が、徳川家康のために働くのは、陣営的にはとても正しいのですが、なんとなく違和感あるのはなぜでしょう。

 石田三成が間接的とは言え家康の部下と言うのは、是非に及ばず‥でしょうか。

 聖徳太子が最初に自己紹介する時に、「上宮之厩戸豊聡耳命(かみつみやのうまやとのとよとみみのみこと)」と名乗るのは忘れていて思わず笑ってしまいました。とっても正しいのですが、誰もそうは呼ばないですよね。

 今回、ウィキペディアをしげしげと眺めたら、原作では文科大臣は菅原道真公だそうで、なるほどその方が自然な発想と思いました(映画では紫式部)。法務大臣大岡忠相だったそうで、北条政子総務大臣だったとのこと。まぁ、キャスティングしていく段階で、いろいろなバランスや適性から少し修整したのでしょうが、概ね成功していると思います。