9年ぶりのIWGP挑戦で後藤が王座に就いたのには驚きました。
内藤が王者になった時と同じタイプの驚きですね。もう賞味期限切れで、この人の王座はないだろうと思っていた人の突然の王座獲得という点で共通します。
後藤が新春のランブルで優勝して挑戦権を取ったのにも驚きましたが、まさか勝たせてもらえるとは思ってもみませんでした。
ザックが案に相違して王座として座りが良かったので、一年くらいザックで行くのかなと思っていたら、まさかの失冠。ザックに若手が次々に挑戦していく構図を想定していたので、うーん‥という感じでした。
さらに、後藤が挑戦者として棚橋、そして永田とロートル勢を次々に指名するのにはビックリです。
若手にまだリングを明け渡したくないという後藤の思いは判りますが、ファンが見たいカードかと言うと、棚橋はともかく、永田はないでしょう。
その次のフィンレーはNJC覇者で自動的に決まるので後藤の指名ではないのですが、それを突破して指名したのがファンからの支持が薄い海野翔太というのは、後藤のセンスを疑いました。
ただ、後藤が海野を倒した上で、なかなか支持されない海野にアドヴァイスするのは、なるほど賞味期限切れになった人がするのは説得力あるかとは思いましたが。
その次がカラム・ニューマン。うーん、ニューマンに勝っても後藤の価値が上がるとは思えないので、これもちょっと変な挑戦者と思いました。
で、ようやくザックとのリマッチ。このリマッチは、もっと早く実現して、これを跳ね返してこその新王者ではないかと思うのですが、どうしてこんなに間を空けたのでしょうね。