ヴィネガージョーの戦争をソロプレイする(続)

 実に11年ぶりにソロプレイしてみました。

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 8月の千葉会でやろうという企画がオンスケになったからです。
 自分が作った抄訳が入っていたのでそれを読んだのですが、元のワードファイルが見当たりません。BGGにもアップロードしていないようです。仕方がないので、紙から打ち込みなおしました。
 また、その昔に問題になったCRTの結果説明問題について改めて調べなおしました。BGGに回答なし、グログナードに該当ゲームのまとめはありますが必要情報なし、サイバーボードに記載があるという怪しい情報を確認するべくサイバーボードモジュールを検索しましたが見つからず。
 ところが和訳を増補するためにランダムイベント表を訳出していたら、その隣に載っていました。なにが「(マップ上の)CRTに説明されている」だよ! ルールブック14ページにほぼ1ページ使って説明されていました。おおむね推定していた通りではあるのですが、AA、DA、BAのAttritionの効果が想定より低く、勝った側が戦闘後前進できないのはちょっと想定外。それがゲームの進行に致命的に影響するとも思われませんが‥。
 上記ランダムイベント表のほかに、空軍任務チャート一式も新たに訳出しました。これで、和訳とマップ上のテーブル類だけあれば足りるようになったはず‥と思ったら、ランダムイベントで連合軍が「無償でスペシャルオペレーションを実施できる」というのがあって、そうか選択ルールのスペシャルオペレーションも訳出しておかないと‥と気付きました。
 なかなかゴールに辿り着かないものです。
 閑話休題
 で、夜なべして2ターンだけソロプレイしてみました。
 前にも書いた通り、日本軍の南方電撃戦から始まりますが、本作では補給を消費して司令部を活性化しないと有力なCRTを選択して攻撃できません。日本軍は、シアム、インドシナから、ビルマ、マレーへと進撃しますが、マレー半島側とビルマ戦線へのリソースの配分が悩ましい。
 第1ターンの日本軍は集結しているので、そこの司令部を1個活性化すれば、両方面へと進軍、さらに攻撃できます。しかし、第2ターンは指揮範囲を外れるので、それぞれの戦線で司令部を活性化しないといけません。

 ビルマのイギリス軍の方が手強いし、カルカッタまで行くと見返りが大きいので、ビルマに全振りしてみたい誘惑に駆られますが、それではマレー半島が頓挫してしまうのでマレーに司令部1個と、それ用の補給1個を送り込む必要があります。
 また、マレー半島先端のシンガポールは攻略が難しいので、その攻撃に航空支援を送るための空軍基地を1個随伴させます。
 本作では陸軍は第1フェイズに命令下に置くと、第2フェイズも移動・攻撃権利が確保されますが、航空支援は第2フェイズに実施するためには該当国内の補給を1個、第2フェイズに新たに消費しなければなりません(←試験に出ます!)。
 第1ターンの第2フェイズに航空支援するつもりなら、その分の補給もシアム、マレー方面に送っておく必要があります。第1ターンにシンガポールに取り付ける訳ではないので、もっと後でも良いような気もしますが、いずれ使うのなら最初から鉄道沿いに移動させておくのが後でアタフタしなくて良いような気もします。連合軍に対するブラフという意味でも利きそうですし。

 対する連合軍ですが、マレー半島の前線にステップロスした師団が2個あって、これを補充するかどうかが最初の決断。補充するためには、同一へクス内にある補給を消費する必要があります。この時に、補給1個で、ヘクス内の減少面ユニット全てを補充できるので、ステップロスした師団をスタックさせて、そこに補給を送り込んでまとめて補充するのが吉のようです。
 もう一つ補給の使い道として要塞の構築に使えます。実は本作では都市の防御効果が低く、「防御力1.5倍」にしかなりません。なので、シンガポールに初期配置されている補給を上記の補充に充てるのか、要塞に使うのか、反撃に使うのかイギリス軍は最初から大きな意思決定を要求されます。ここらへん、いろいろなルールの綾を読み解いて最適解を求める必要があります。
 そんな訳で2ターンしかプレイしませんでしたが、いろいろな戦訓が得られたのでメモに纏めておいて、これを書いています。
 これを踏まえて、近々、もう一度ソロプレイしてみようと思っています。