頑張って少し詰めたのに、詰めた分を吐き出してしまいました。また頑張らなくては。
ついに愛之助演じる鱗型屋の最後の出番です。
前回、「毒を飲んだ」という急を知らせた所で終わったので、まず知保の方の所へ駆けつける将軍。


知保の方は、毒の強さを上手く調えてくれた女官に礼を言っているので、その通りなのですね。

さて、鱗型屋の店仕舞いに当たってもろもろの手配です。

番頭が不調の鱗型屋の代わりにもろもろの手配を各所に頼んで回っています。青本界の人気者の恋川春町は、市中本屋筋でも仕掛けに評判のある鶴屋に頼みたいというのです。
鱗の店に寄った蔦重が吉原に帰ると、思わぬ訃報が待っています。
カボチャこと十文字屋(伊藤淳史)が急死したというのです。俄ではあんなに元気だったのに。
春町先生を引き抜き損ねたと歌麿に言うと、
春町の絵には天性の味があって、誰も真似できないというのです。
少し経ってから、今度は須原屋さんに行ったときに同じ相談をすると、

春町も鶴屋も才能ありますが、才ある同士が組んで上手く行くかというと、往々にして上手く行かないというお話し。
鶴屋に「センスがもう古い」と言われて悩む春町は、長年世話になった鱗の所へ。鱗は原稿を読んで「正直に言ってよろしいですか」と前置きをします。その前置きで察した春町。

耕書堂では喜三二先生も「春町が鶴屋の注文にうまく応じられるとは思えねぇ」
ならばチャンスありと見た蔦重、春町への手土産にはなにが良いかと相談して、新作のアイデアを持っていくことに。
百年後の江戸の姿を描いて欲しいという話しをすると、春町は心を動かされます。しかし、これで書いたら盗作だと渋るのに、

この説得の成否やいかにという所で場面転換。
将軍は田沼意次に


と切り出します。
それに対して、上様はそれでよろしいのですか?と泣きすがる田沼。
それに対して将軍、家治は言います。





真島秀和、一世一代の名台詞でしょうか。
そこまで言われた渡辺謙は


そうですよね、意気に感じるとはそういうものです。
という凄く良いシーンを、幕間に使って、日本橋、鱗型屋へ
鱗の前でいきなり手をつく春町先生


これを受けて、「したり」と微笑む鱗型屋ですが、すぐに笑いを消して、

と激怒してみせます。
うまく行ったとしめし合わせる鱗と蔦重。

鱗型屋は板元は辞めて、小売で暮しが立つ程度の商いができればと言い、江戸から離れるということではないようです。また、出番あるかも知れませんね。


「レンアイ漫画家」の向後、「鎌倉殿の十三人」の三郎など、いずれも非常に印象に残る役が多く、本当に良いドラマ役者になったと思います。