断捨離の一環としてDVDも手放していこうと決断中。
仮面ライダークウガは、放映当時、カデーでも大いに話題になり、珍しくKOSさんが真面目に見ていたのを記憶しています。グロンギという古代種族を設定し、グロンギ語を作って喋らせ、グロンギ文字を遺跡に刻ませた辺りが琴線に触れたのかなと思います。「ラヴェンナの戦い」で、ルネサンス文化史まで範囲を広げたデザイナーズノートを作り上げた件の人らしい。
第一話で遺跡の中の棺をうっかり開けてしまったことから封印が解けてグロンギ集団が目覚めてしまいます。
地面から一斉に手が突き上げられてくるシーンのインパクトは、久しぶりに見ましたがやはりすごい。

最初の未確認生命体、ズ・グムン・バは、市中にクモの巣を張り、空中から一気にとびかかってきます。警官隊に発砲され、皮膚に弾痕ができますが、フッと気合いを入れると弾丸を体内から押し出すことができて、バラバラと路上に落下する音が‥。
ショッカーみたいに判りやすく世界征服を企んだりせず、何が彼らの目的なのかかなり先まで行かないとわからない不親切さが、逆に本作のミステリアスさを増しています。
東京の大学に戻った五代が、研究室の窓から蔦を登って侵入するシーンも味があります。奇怪な南国のお面をかぶった五代が後ろから忍び寄って来てもまったく動じない桜子。「五代君、窓から入ってくるのはやめてよ」と冷ややかに注意するのは独特です。
で、お面をお土産にもらって、「まーた、変なのが増えちゃった」と言いながらもちゃんと壁に飾ります。
この二人の関係って、最後まで恋愛としてはまったく進展しないのですが、今回見ていて、もう少し色っぽくても良かったのではないかと思いました。

村田和美は、酒井法子、高岡早紀、菅野美穂らが務めたケンウッド甲子園応援ポスターの一人で、もっと大物になっても不思議でない素材だったと思うのですが、あまりパッとしませんでした。この時が一番のチャンスだったと思うのですが。
DVD第1巻の後半ではグロンギは東京に出て来て、人混みや、お金、満員電車などに驚きます。新宿の地下街の片隅で集結して情報交換しているあたり、お上りさんの集団かと。ここで薔薇のタトゥーの女、B4号が初登場。ズの者たちを仕切る大幹部のような存在としていろいろ手配しはじめます。

このB4号と、一条刑事の遭遇シーンが妙に色っぽいのですが、こちらも結局は最後まで進展しません。まぁ、植物怪人と恋愛関係になるのもどうかとは思いますが。

さて、グムンに次ぐ怪人としてズ・メビオ・ダが登場し、その黒豹を思わせる圧倒的な運動能力を魅力存分に演じます。