べらぼう第20回:寝惚(ぼ)けて候を見る

 ようやく20回目まで来ました。
 耕書堂は絶好調ですが、その弱点は市中の本屋が扱ってくれないことです。
 しかし、太田南畝(桐谷健太)が出す青本の年刊(SFが読みたいの青本版)で、今年の一番は耕書堂の「見徳一炊夢」としたことから、一気にブレーク。
 市中の本屋の岩戸屋が耕書堂にやってきて50冊仕入れていきます。
 市中本屋の申し合わせ破りではと蔦重は心配しますが、岩戸屋は「これは言い訳が立つさ。本屋に今年一番評判の本が棚に無いわけにはいかないからさ」。それを聞いた蔦重は「言い訳が立てば良いのか」と思案します。
 因縁深い西村屋は、雛形若菜(入銀本)の新版を企画します。これに大人気の清長を採用して入銀価格を吊り上げて募集します。
 その話しを聞いた蔦重は、歌麿に「清長風に描けるかい?」と持ち掛けます。「やってみますが、どうするんで?」
 この清長風の錦絵を持って蔦重は、西村屋に入銀した客の所へ行って、ウチは半値で雛形若葉を出しますから乗り換えませんかと持ち掛けます。同じくらい綺麗な絵で描いてもらって半額。しかも、耕書堂はいま勢いがあります。客の多くは若葉に乗り換えて若菜の入銀をキャンセルし始めます。
 これはどういうことかと焦る西村屋は、蔦重の見本絵を手に入れてクレームを入れに来ます。「汚い真似するじゃないかい?」という西村屋に、返す蔦重「汚い手もありだって西村屋さんに教えていただきましたからね」。まったく、その通りです。
 この話しで集まった市中本屋たちの会合。鶴屋は、西村屋に「細見の方は守り切ってくださいね」と言いますが、実はそちらも改めがさっぱり進みません。結果として岩戸屋をはじめとする市中小店本屋連は、耕書堂の本を仕入れるのを認めてもらわねばやっていけないと宣言して席を立ちます。さすがの鶴屋も認めざるを得なくなりました。
 そして、耕書堂に市中小店本屋が次々に仕入れにやって来て、次郎兵衛は「市中の釜の蓋が空くとこんなにすごいことになるんだね」と大喜びです。

 これを踏まえて蔦重は自ら鶴屋に細見を持って訪問しますが、鶴屋は断固として要らぬと頑張ります。まだ一波乱ありそうです。

 幕閣の方では、ついに家治が一橋家から養子を取りましたが、一橋家はその許婚者の島津の姫からクレームがと言い出します。

 今回、覚悟を決めて画像クリップを完全にやめてみました。次回以降どうするかは未定。