WOWOWです。

あの「カトリーヌ・ド・ヌーヴ」が主演するコメディと聞いて録画しました。
個人的にはドヌーヴと言うと、「地球に落ちてきた男」デヴィッド・ボウイと競演した吸血鬼映画「ザ・ハンガー」の人なのですが、

世間的にはシェルブールの雨傘のお姉さんでしょうか。

昔のことは置くとして、本作ではシラク大統領夫人を演じます。
亭主関白で、県議会議員である夫人の政治家としての実力を認めないシラク大統領。
長女は拒食障害で施設。次女は夫の広報担当者としてバリバリやっていて、夫の足を引っ張るような言動を取ることに対して過剰な警戒をしています。
シラクの次の大統領となるサルコジは、同じ党の同盟者ですが自らの野心を隠そうとせずシラクは「裏切者」と呼んで敵意を隠しません。
極右の台頭を正しく予言したのはスタッフの中で夫人だけだったり、彼女の実力は確かなものがあるのですが、夫はどこまでもそれを認めません。
しかし、彼女も夫が何を言おうが関係なく自分の道を進んで行くところが小気味よく映ります。
痛快なコメディと言うには、いささか切れ味が鈍いのですが、まあ合格点の映画だとは思いました。