熱海五郎一座:仁義なきストライク、約束のテンフレームを観る

 家内がお義母さんと見て来て面白かったからと誘われて、休みを取って新橋演舞場まで観に行きました。新橋演舞場に入ったのは初めてでです。

 熱海五郎とは、伊東四朗座長の不在を託された三宅裕司が名乗る臨時のオマージュ芸名です。

 毎年定期的にやっているそうで、今回は第一回以来という沢口靖子がゲスト登場、これに加えて近年「ハズさない女」として勇名を馳せる野呂佳代が登場。

 今回のテーマはボウリング場で、新橋ギャラクシーボウルという閑古鳥の鳴くボウリング場。沢口は、一世を風靡しながらドーピング検査陽性で姿を消した幻のプロボウラー役。流れ流れてギャラクシーボウルに清掃係として雇われました。

 野呂の方は冴えない現役プロボウラーですが、沢口を見て一目で憧れのプロボウラーだと判ってしまいアドヴァイスを受けて調子を取り戻します。

 しかし、実は彼女は暴力団のお嬢で、若者頭が彼女を探しにやってきます。

 さらに、一等地に建っているギャラクシーボウルの土地を狙って買取にやってくる不動産会社社長のビビル大木がやってきて、話しは混とんとしていきます。

 最後はギャラクシーボウルの売却を賭けたアマチュア団体戦となります。決着は観てのお楽しみということで。

 カーテンコールでは、常連メンバーが出そろってから、最後に野呂が黒のロングドレスで舞台右袖から登場。

 野呂の少し長い挨拶の後、いよいよ最後に沢口が呼び出され花道の競り上がりから白のドレスで登場。

 出演者の挨拶でも複数回指摘されていましたが、沢口靖子のコメディエンヌとしての演じぶりは見事の一言に尽きます。

 途中で舞台からボールを投げるシーンがあって、すわ本当に客席に投げ込むかと思われたらヨーヨーのようにゴムが付いていて手に戻って来て爆笑を取ります。

 しかし、本人曰く、「こんな誰がやってもそこそこ受けるようなコントで拍手をもらっても嬉しくないわ」

 劇の終演時に、リーダー(渡辺正行)が同じネタをお客様へのプレゼントでやってみせて、「ああそうか、沢口はこれのことを言っていたのか」と遅蒔きながら判ってさらに笑ってしまいました。

 劇中でDNA鑑定をすることになった沢口が、「あんたにできるのか?」と聞かれて、「去年まで趣味でDNA鑑定をやっていたの」と応えるのも笑いました。そうか、あれは趣味だったのですか???

 沢口のゲストが十年ぶりになったということについて座長が「ずっと長いドラマをやられていたので」と某、長寿ドラマの件は一度ならず話題になりました。

 一方の野呂の客演については、「以前に出てくれた横山由依ちゃんから「出たがっている人がいるんです」と言われて」と明かしました。そうか、立候補&AKB人脈なんですね。