テラフォーミングマーズをソロプレイする2

bqsfgame2018-04-08

さて、ゲームシステム紹介に終始してしまいました。
3人想定のソロプレイを適当な所で切り上げて、ルールを再読しました。やはり、動かして見ないとイメージが湧かないので、全体像が掌握出来た所で再読するのは有意義です。
で、今度はソロプレイに挑戦しました。
本ゲームはソロプレイシナリオがあります。条件が厳しくなっていて、初期収入が20でなく14からスタートします。さらに、スタンダード条件で存在していた各資源の生産力1もなく、全部生産力0から始まります。そして、14ターン(世代)でゲームが終ってしまいます。それまでに例の3条件を満たしてテラフォーミングを完了しなければなりません。
初回ですが、試みに個別企業設定カードから引いてヘリオン熱業にてプレイしました。熱がビジネスになると言うのは、低気温の火星ならではです。ヘリオン熱業の特殊能力に、熱資源を資金の代わりに支払いに充てられると言うのがあります。廃熱は、資源の中では碑なものなので、それをもっとも融通性の高い貴な資源である資金として運用できるのは、判りにくいけれども強い気がします。ちなみに、Hellionは、乱暴者と言う意味で、マジックのクリーチャーにも最近はいるのだそうです。
初めてなので、コーポレーションイーラカードは使用しませんでした。一回プレイした感想としては、普通のカードだけでも十分に膨大なので当分は要らないかと言う気がしました。カードを「どれも見たことがある」と思うようになったら、また考えます。
まずエネルギー収入を確保、続いて鉱石製錬所を入手して運転すると、酸素はどんどん得られます。鉄が手に入るので、建設系のカードが実行しやすくなりました。
一方で、水圏の拡大が難しくて参りました。終盤に資金力で強引にスタンダードアクションで間に合わせましたが、かなり非効率な印象でした。あと、ヘリオン熱学ならではですが、廃熱を資金として運用できてしまうので、意外に廃熱が余らなくて気温上昇も思ったより苦戦。結果として、酸素濃度、気温、水圏確保の順番となり、最終ターンにようやく目標を達成しました。
本当は水電気分解工場で酸素を出そうかと思っていたのですが、前提条件の大洋タイルを設置できないので途中で断念しました。結果として、初期の水圏は外惑星から氷を輸入して配置しました。
気温の方も苦戦して、結局、火山爆発などのイベントの助けも借りてようやくという感じです。
会社や初期プロジェクトによって、どうしても3条件の中で特異不得意ができてしまいます。不得意なパラメーターをどうやってリカバリーするかが考え所で、ソロプレイでもなかなか面白いと思いました。状況によっては、一発逆転のイベントカードの引きに頼らざるを得ないような展開もありそうですが、なるべくそうならないようにマネージメントするのでしょう。
また、別の会社でやってみようと思います。