2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

SF/Fゲームでの収穫

本来はこれが最初に来なければいけないのだが、今年はSFゲームという意識が弱い一年だった気がする。 ◎ネットランナー 久しぶりにプレイしたが素晴らしいゲームだと思う。ガーフィールドの天才振りを見せ付けたのが、「マジック」、「ジハド」、そしてこの…

ウォーゲームの収穫

この括りで三つ挙げるとすれば「フォーザピープル2006」が先ず入るので残り二つ。 ■エア&アーマー ウェストエンドの隠れた傑作。 こういうのが埋もれているからアメリカンゲームは奥が深いというか底知れないと言うか‥(^_^; たった二作しか作っていな…

ユーロゲームの収穫

今年のユーロゲームの収穫は以下の3つだろうと思う。 ●リーフエンカウンター 「キーセドラル」もそうだったがブレッセのゲームは緊密に組み上げられたムダのないメカニクスが特徴だと思う。アメリカンゲームにあるような冗長性がなく、ある意味ではアメリカ…

それでもアメリカンヘヴィー級が好き

上位3つを並べると見事にアメリカンゲーム。それもヘヴィー級が並んだ。 アメリカンヘヴィー級のゲームは消化に悪いところがあって、プレイタイムは長いし、ルールには不明点が多いし、プレイヤー間の衝突は辛辣だ。ユーロゲーマーがアメリカンゲームを好き…

2006年のゲームでの成果

お陰さまで今年もゲーマーとして充実した一年を過ごせたと思う。娘が賑やかになってきて、なかなか長時間ゲームはできないかと思っていたのだが、振り返ってみるとここ数年の中で一番充実していたかも知れない。 もっとも大きな成果は以下の3つ。 ★サンダー…

パックスロマーナのゲームシステム

一言で言ってしまうと、チットアクティベーション方式を採用した、軍事行動と帝国建設によるマネージメントの複合マルチである。1ターンに、各勢力は3〜4枚(プレイヤーがプレイタイムの都合で調整してよい)のアクティベーションチットを受け取る。最初…

パックスロマーナのルールを読む

年末最後のゲームに関する大仕事。 約40ページの英文ルールを読み終えた。ルールブック全体に対する感想として、 1)リチャードバーグのルールとしては非常に読みやすく、1章の全体像から2章のオペレーションの陸戦ルールあたりまでは非常にスムーズに…

娘のお仕事

最近、娘にもお仕事を決めてやらせている。 本人の食事のときにハイチェアーの下に、ハワイ旅行でホテルからもらった敷物を敷いているのだが、ご飯前に自分でこれを広げて敷くのがお仕事。実はまだ上手に広げることができないのだが、それでもパパが手伝って…

魔界のコックさんをソロプレイ

処分候補のソロプレイ評価の第四弾が「魔界のコックさん」。 10年ぶりくらいのプレイではないかと思う。正直言って勝負を決める「親分マシーン」がちゃんと動くかどうかが心配だったりしたのだが、意外なほど問題なく動いた。 久しぶりにプレイしたが、単…

上野戦争をソロプレイ

GJ最新号の付録ゲームその2。 これも池田作品。上野のお山に立てこもった彰義隊と、これを掃討する官軍の戦い。 戦力に勝る官軍だが、時間内に制圧しようと思うと、悠長にやっている暇はないという時間対空間のジレンマのゲーム。移動、射撃、突撃のいず…

感想

全然、予想したようには展開しない作品である。そもそも一向にスラックスに着く気配すら感じない。 しかも、独裁者対ヴォダルスという構図は、どうも見掛け通りのものではないらしい。世界はファンタジー的に見えるが実はサイエンスフィクション的なものらし…

×調停者の鉤爪を読む

ジーン・ウルフの「新しい太陽の書」四部作、第二巻。 ネタバレになるが粗筋を。 ジョナスと共に旅をする主人公セヴェリアンは、サルトゥスの村で告発された女モーウェンナ、ヴォダルスの手先バルノックらを処刑する。見世物小屋で緑の肌の人間と出会うが、此…

ヘクセンタンツをソロプレイ

処分候補のソロプレイ評価の第三弾が「ヘクセンタンツ」。 メモリー系スゴロクという意味では「サーガランド」と同じジャンルと言って良いかと思う。ゲームとしてはインドのスゴロク、パチーシを多人数でブラインドでやっていると言えば良いと思う。スタート…

サーガランドをソロプレイ

処分候補のソロプレイ評価の第ニ弾が「サーガランド」。 アレックス・ランドルフの古典。その昔はラベンスバーガーの一連の作品くらいしか良質のドイツゲームで日本で手に入るものはなかった。思えば隔世の感がある。 魔法の森に隠された13の様々なサーガの…

アンドロメダをソロプレイ

クリスマス商戦向け新作ラッシュで、ついつい予定より多くゲームを購入してしまったので、その分だけ来春に向けて処分を考えていかなければならない‥(^_^; 処分候補を改めてプレイしてみて評価しようと思っているのだが、第一弾が「アンドロメダ」。改めて…

SGC例会:そのほか

その他では創作ゲームを一つとBANG!をやったがどちらもガッカリだった。 創作ゲームの方は三枚しかない手札でプレイする一種の取らない方がイイ系のゲームなのだが、手札が腐ると良い札を引いてくることを期待するだけのツモキリ作業になってしまい自分…

感想

凄いゲームだと思った。価値が不定のものにもっともらしい価格を付けて売買するトランプゲームと言うと、「スペキュレーション」を思い出す。しかし、あちらは最強のカード以外は紙屑になる強烈さを持っていて、限りなく紙屑をもっともらしく売り合うゲーム…

プレイの結果

プレイの方は出親を引いてしまったが、これは少し不利だと思った。後番が少しだが有利なゲームと思う。展開ではOさんが高値を付けて信頼を失い誰にも買ってもらえずキャッシュが干上がる展開に。残りの三人はそれなりのところで互いに売買していき、Oさん…

SGC例会:ブラックマーケットを対戦プレイ

亡くなられた河童の三平さんの創作トランプゲーム。 4〜10とAをワンスート分もらい受ける。チップを30枚。 ゲームの基本は、自分のカードは値を付けて売る。他人のカードは付け値を払って買う。自分のカードはなるべく割高に売り、他人のカードは割安…

次回

面白いと思う。ただ、味方がいるが誰かわからない‥という設定はあって良いような気がする。ランドルフの「インコグニト」のような設定な訳だ。 その意味では2種族2人ずつの4人プレイとか、3種族6人でのシークレットペア戦(ペアの点の合計で競う)とか…

謎解き

得点計算では、わたしは目的の国を得てモンスター消失させたが、自分が死んでしまって−5000点。Yさんも同じく−5000点。Oさんだけが、国も得られずに死んでしまって−13000点となった。全員敗北だが、特にOさんが一人負けと言う結果。 Yさん…

SGC例会:キャッスルオブマジックを対戦プレイ

懸案の一つ「キャッスルオブマジック」の対戦を実現した。 今回は、Yさん、Oさんと3人プレイ。設定が偏らないように、ドラゴンマスター、ウルフメイジ、イーグルロードの三部族から一人ずつとした。ただ、この設定はプレイヤーの中に味方がいないことが明…

SGC例会:ミッションレッドプラネットを対戦プレイ

ブルーノ・ファイドゥッティの最新作。 スチームパンク的な設定の火星植民開拓ゲーム。ファイドゥッティらしい特殊能力選択と、その順序解決が、適度にアバウトな感じの火星開拓のフレームワークと上手くマッチングしている。 プレイヤーの立場は地球から植民…

GJ21号を入手

完全に手順前後だが、GJ21号を入手した‥(。_゜☆\バキッ 今回の付録ゲームは豪華3点セット。義経については昨日書いた通り。 残る二つはミニゲームで、一つは池田作品の「上野戦争」、もう一つは「日清戦争」だ。池田作品の評価は個人的に赤丸急上昇中な…

義経をソロプレイ

クリスマス商戦でいろいろゲームを買う話しや買った話しで盛り沢山で、GJ最新号を入手したという日記をまだ書いていないのだが、ともかく最新号の付録ゲーム「義経」をソロプレイした。 「本能寺への道」の池田さんのデザイン。 早速の結論だが、素晴らし…

キャッスルオブマジックをソロプレイ

なぞなぞ本では有名らしいリドルマスターゲームズから発売された列記としたボードゲーム。 多少、作りの甘いところもあるらしいが、BGGでは「昔は楽しく遊んだもんだ」という人が多数。ついに念願叶ってソロプレイすることができた。 ゲームの大雑把な作…

SGBOHバトルマニュアルを入手

クロノさんに何を頼むかでいろいろ悩んだが、実はそもそもオーダーをするということが前提になったのはコレが発売になったため。C3I誌に掲載された数多のシナリオをまとめたSGBOHのシナリオ集だ。冊子自体を持っている分もあるのだが、こうしてまと…

パックスロマーナを入手

さんざん考えた末に、クロノクーポンの行方は資料と割り切った覚悟を決めての「トワイライトストラグル」と、この「パックスロマーナ」。「トワスト」については、書いてきたように残念な感想なのだが、「パックスロマーナ」は年末年始の間に是非ともルール…

○まいごのくもちゃんを読む

タリーズ絵本アワードのフェロー賞の受賞作。今年の受賞作はどうもイマイチなものが多く、行く度に一冊ずつ読んでいるのだがピンと来るものがなかった。最後に読んだこれが一番よかったので買って来た。 おはなしはとても良いと思うのだが、少し文章が多く、…

トワイライトストラグルをソロプレイ

さらにもう一回ソロプレイしてみた。 きちんとしたルールで対戦で終わりまでやったことがない訳だが、ともかくも3回、動かす試みをしてみて感じるものがないので感性が合わないのだろうという悲しい結論に‥(^_^; 客観的に見て、おかしなデザインではないと…