2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

フィヨルドを奥さんとプレイ

SGC例会の日記が日数を取りすぎてリアルタイムとずれたまま。 昨日に続いて奥さんとフィヨルドを対戦。1ラウンド目は家を建てる良いタイミングが見つからないまま最後の場面で置けないタイルが続けて出たりして家を3軒しか建てられず苦戦。4軒きちんと…

フィヨルドを奥さんとプレイ

早速だが奥さんとプレイしてみた。なるほど、これは非常に面白い。タイルの配置と、その中で後の基点となる家を建てるのが布石、そして交互にマーカーを置いていくのは中盤戦の攻防である。囲碁に似たシンプルで上品なアブストラクトゲームの雰囲気がある。…

フィヨルドを入手

カルカソンヌ系のタイル置きゲームの新作だが二人用としては非常に完成度が高いと評判のフィヨルドを入手して見た。 フィヨルドのタイトルの通り、海と、そこに迫った山とに挟まれた狭く入り組んだ平野部ができるタイル配置ルール。その中で交互にタイルを配…

チャイニーズファーム(中国農場)をソロプレイ

コマンド誌の記事を見てTACTICSの付録ゲームの「中国農場」を出してきてソロプレイしてみた。 マストストップ、マストアタック、移動時離脱不可、スタック不可、戦闘差システムというゲーム。スタックがなくなるとこんなにウォーゲームはすっきりする…

GMTのトワイライトストラグル

プレビューでしばらく前にカード見本が挙がり、今度は地図が挙がった。カードドリブン初期のウィーザピープルやハンニバルのイメージで、戦後冷戦構造をプレイするという企画。サブシステムで宇宙開発競争なども展開されるという。 現代史は学校教育ではセン…

SGC例会:シルクロードの商人を対戦プレイ

骨折ブランドの今年のライフワーク「シルクロード」が改題して「シルクロードの商人」となったということでプレイさせてもらった。他の方は前の版からのプレイらしいが、わたしは初めて。 各自の専用通貨を持って様々な色の反物を購入、反物の組合せでポイン…

SGC例会:ラウンドザベンドを対戦プレイ

今回のSGC例会は、自称「嵩張るけれどもプレイタイムが短くて、なかなかわざわざ持って行こうと思わないゲーム特集」。珍しく車で行くことになったので、そういうゲームをまとめて持参した。ただ、旅行用のトランクで行ったのに思ったほどは入らず6つし…

SGC例会:ターボタクシーを対戦プレイ

骨折さんと二人だけで隣の卓のブレークを待つ間にちょっとだけプレイ。お題をタイル配置で実現するというタイル配置系とマニキのような同時解決パズルゲームを合流させたようなゲーム。同じクイーンゲームズのメトロとの類似も少し感じる。 悪くはないと思う…

SGC例会:パイレーツを対戦プレイ

クニッツアの新作(?)の海賊ゲームらしい。moonさんが「パーティーゲームですよ」と言っていたので期待せずにプレイしたのだが、その予想をさらに下回る出来だった。 粗いゲームシステム、行き当たりばったりにならざるを得ない。そうしておいて最後は…

SGC例会:アンコールを対戦プレイ

隣の卓で「これは面白い!」と2回続けてプレイしていたゲームが気になり、骨折さんにねだって3回目のプレイを立ててもらって参加。 各自が自分のアンコールワットを持っているという一種のタイル配置系ゲーム。育てる要素、他人を妨害する要素、それをデフ…

SGC例会:マニキを対戦プレイ

ここで一人抜けて3人になったので、趣向を変えてマニキをプレイ。 我が家で使っているハウスルールで、正解したらカードを表向きにもらって1点、お手つきしたら裏向きにもらってマイナス1点、お手つきでプレイは打ち切って正解図に組んですぐ次のカードに…

SGC例会:チップチップフラーを対戦プレイ

デジタルに見えて思いっきりアナログなロボットゲーム。 今回はOさんが序盤から先行、先行して強くなったロボットがますます猛威を揮うのでどうにもならなかった。 ルールとしては、背中に背負ったチップはプラス修整ではなくマイナス修整にしないとゲーム…

SGC例会:トンガボンガを対戦プレイ

一昔前にシステマティックで奇抜な公募、応募、移動のシステムで大いに話題になった変則的なスゴロクゲーム。 船員の給料を決め、他船の給料を見て船員を送り込み、自分のところに来た船員の能力で移動し、植民地を作って稼いで最後は帰国。でも、勝負は全て…

SGC例会:豆じゃないよを対戦プレイ

Iさんが「是非これを」と出してきたのがボーナンザシリーズの中であまり目立たない一作。親が台札を出し、残りの全員が同時に札を出し、親が子の中から1枚を選ぶ、選ばれた人が次の札を選ぶ、その選ばれた人が‥、で最後の一人が親の台札を取って次の親にな…

SGC例会:大追跡を対戦プレイ

ハバの子供向けゲーム「大追跡」を気分転換にプレイ。 Yさんが非常に順調に4人を逮捕したが、最後にカードを開けて見たら4人で4ポイントしかなく、2人しか逮捕していなかったわたしが5ポイントで勝っていた‥(^_^; いやぁ、こういうこともあるんですね…

SGC例会:タイムパイレーツを対戦プレイ

アラン・ムーンのSF題材ゲーム。 発売当時以来のプレイだが、当時の記憶よりも楽しくプレイすることができた。全般にタイムポリスが低調で、みんな結構、順調に盗掘していたような気がする。一年目の決算では1点ずつの小差で4人が並んでいたが、2年目の…

最近のコマンドの付録ゲームのギーク評価

ギークで以下の3つを比べて見た。 ●タイガースインザミスト:ラックスフリーマン ベイズ統計値:6.36 ●ヨムキプール:エシグ、サンドリック ベイズ統計値:6.21 ●オンスロート:ダグラス・ナイルズ ベイズ統計値:6.17いずれも6点台なので合格…

しろくまちゃんのほっとけーきを読む

奥さんがリストアップして図書館から借りてきた絵本。 何度か読み聞かせている内に結構、娘が気に入ったようで見入っている。 特に反応が良いのはまんなからへんの見開きのホットケーキを焼くページ。絵と文の分かれているページと違って、全面がカラフルな…

コマンド65号を入手

今回の付録ゲームは、「ヨムキプール」。ゲーマーズのSCSの一作。こんなフルサイズゲームが付録に付くとは凄い時代になったものだ。前号の「オンスロート」ともども、日本語化されて手元に届くと守備範囲外の時代ではあるが、「プレイしてみたいかも」と…

○タフの方舟2天の果実を読む

タフの方舟の後半。 ところで、二分冊の二冊目の惹句として「完結編」というのは大仰だと思うのだがどうだろうか? 全体にこのシリーズの惹句、あとがきには、肯けないセンスのところが多い‥(^_^; しかし、内容的には非常に面白く是非とも多くの人にマーテ…

サンダーズエッジの再プレイに向けて④

オリジナルのルールではセネートカードの展望というのが立たなかったので、イニシアチブカードが成立したり、コンスルが新任されたりするのが難しかった。結果として、一旦、コンスルになり留任することでまとまった勝利得点を得ることでゲームを圧倒的に優…

☆タフの方舟1禍つ星を読む

GRRマーティンの本で文庫出版となると、取り合えず買っておくのが常なのだが、今回はあとがきを立ち読みしたら、そのC調ぶりがいただけなかったのと、「ハイペリオンをお好きなら是非」という惹き句がハイペリオンを好きではないので抵抗を感じて買うの…

図説BRICs経済を読む

半分読んだ半読。 一昔前の中国と比べて今のインドをどう見るかという観点で、数字資料がきちんと載っている書籍を探して辿り着いた。 総論の1章、6章と、インド各論の4章を読んで見た。個人的なインドのまとめとしては、 ○人口ピラミッドがしっかりして…

コメント

そんな訳で非常に荒削りなゲームなのだが、「ドラゴンパス」あたりもそうだが勢力を召還して集めていくゲームというのはそれはそれでプレイしていて面白い。あの王国はウチの味方にしてやろうと思っていると、他にも狙っているヤツがいたりしてなかなか思う…

AHらしくないデベロップメントの仕上がり

日本語版のボックスアートは天野画伯の素晴らしく洗練されたイラスト。ゲーム内容もこのくらい洗練されていると良かったのだが、コンポのアートワークと言いシステムと言い非常に野暮ったいゲーム。 前項で書いたように粗い展開を招きがちなのに加えてシナリ…

戦闘システムと召還システム

戦闘システムは陸戦と海戦に魔法が加わったもの。それほど複雑という訳ではないのだが、記述が十分でなく不明点もある。 また戦闘結果が、戦力の大きい方から小さい方を引いた戦力差によりダメージを算定する方式で、多少のダイスの影響はあるが戦力の大きい…

宇宙の天秤:コスミックバランス

エルリックサーガの重要な世界観として、法と混沌の対立がある。魔法はこの2つと中立の3つの体系に分かれており、一方の魔法を用いると世界のバランスがそちらへ傾斜する。面白いのは傾斜した側の魔法は強力になるため、往々にして使い続けるとメリットが…

基本的なゲームシステム

ゲームはエリア方式のマルチプレイヤーズゲーム。シナリオ形式になっていて、1人用の「帝国の起源」、2人用の「帝国の衰退」、「帝国の後継者」、3人用の「新王国の抗争」はさらに各王国が成熟している帝国版と未熟な王国版がある、そして最後に4人用の…

ゲーム概要と原作のエルリックサーガ

マイケル・ムアコックの「エルリックサーガ」のボードゲーム。AHから出ていたものをHJが1986年に日本語版で発売した。 原作はムアコックのいわゆるエターナルチャンピオン群像の最初のシリーズ。異色のヒロイックファンタジーとして非常に名高い。実…

×ある日どこかでを読む

リチャード・マシスンの世界幻想文学大賞受賞作。 率直な感想だが、主人公の鬱陶しい感情描写に辟易してやっと読み終えたというところ。妄執と優柔の間を往復する男の心理描写というのは個人的には全く好かない。同じようなことを以前に思ったのがそう言えば…