2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

SGC例会:テュロスを対戦プレイ

これも懸案のワラスの古代フェニキア文明ゲームを4人でプレイ。 プレイした感想として、 序盤は「なにをしていいのか良く分からないし、移動も都市建設も同じカードをたくさん必要とするので大変」、 中盤になると「意外に都市は建設できるし、都市が建つと…

SGC例会:ヴァーチャルを対戦プレイ

懸案の対戦プレイ。4人で遊んで見てもらったのだが、率直に言ってデベロップ不足で上手く機能していない感じ。途中で終了にしてしまった。 問題点はいくつかあるが、 1)勝利条件として4プログラムを整列させるか、他の全員を脱落させるとあるが前者は2…

SGC例会:テケリ・リを対戦プレイ

「デルファイ」が終わったところで、クトゥルフのトリックテイキングという「テケリ・リ」をプレイした。4スート、各12枚。ただし、仕掛けがあって1〜6は各1枚、7と8は3枚ずつ。マストフォローでカードはマイナスばかりで取らない方が良く、リード…

SGC例会:デルファイを対戦プレイ

今月のSGC例会は参加者が少なく、取り合えず人が揃うまでの繋ぎとして「デルファイ」をプレイした。 24枚の資源で9回のマーチをどう戦っていくかと言う資源配分のゲームだと思う。その意味では資源自体が不均一なトレーディングカードゲームとは、やり…

○昔、火星のあった場所を読む

「かめくん」以来の北野勇作。1992年に第4回日本ファンタジーノベル大賞の優秀賞受賞作として出版されたものの徳間デュアルでの再版。 量子論的に不安定な存在になった火星への植民やテラフォーミングをしている‥らしいのだが、どこか日常の会社人生活…

○IQが高くなる続右脳ドリルを読む

先日終わった本編に続いて続編も一通り終わった。スコアから見ると少し続編の方が易しい気がするが、先に本編から回っているので学習効果が出ているのかも知れない。 問題としては奇問に類するもの、単一解ではないのではと疑念を持つ(題意と違う解釈が可能…

ソードオブローマ拡張キットの予告

GMTの古代戦マルチプレイヤーズ・カードドリブン「ソードオブローマ」に拡張キットの予告が出てきた。5人目のプレイヤーとしてカルタゴを導入するもので、これにより既存勢力のカードでカルタゴをNPCとして動かすもの8枚もリプレイすることになる。…

○金星応答なしを読む

スタニスワフ・レムの実質的なデビュー長編と言われる。1951年の作品。完訳版がハヤカワ文庫で出たのは、1981年。当時、既に執筆から30年を経て、宇宙開発の進展などの技術発展によりテクノロジー描写は陳腐化した部分があったという。 そこからさ…

コマンド68号を入手

日本語版コマンド68号を入手した。 今回の付録ゲームはヴァンス・フォン・ボリスの「インベージョン・シシリー」。しばらく前に「リメンバー・ザ・メイン」を話題にしたが、ボリスは北アフリカのシリーズゲームや東部戦線のシリーズゲームなどを見て分かる…

イルミナティにまさかの新拡張キット

SJGの6月発売ゲームの予告に、「イルミナティ・バヴァリアのファイアドリル」が登場している。「デラックスイルミナティ」、「イルミナティY2K」、「イルミナティ・ブレインウォッシュ」以来ではないかと思うから久しぶり。また、トレーディングカー…

娘の後ずさり

我が家の娘は誕生直後にいろいろとあって出遅れたのか、親に似て体が大きくて持て余しているのか運動発達はかなり遅め。だいぶん心配していたのだが、どうもうつぶせにするとすぐに泣くのは本当に困っているのではなく、泣けばパパかママが助けに来てダッコ…

総合評価

ゲームデザイン的には素晴らしい仕事だと思う。本体とシームレスに近い仕上がりで、追加することで原作の様々なガジェットやテイストが盛り込まれた。最初から本体と一緒に構想されていたのではないかと思う。戦術的な悩みや戦略的な選択肢がもたらされ、難…

新たな助け

最後の要素として、新たな助けがいくつか導入されている。シナリオが増えて敵が増えた分、新たにホビットごとにゲーム中1回だけ使える特殊能力がもたらされた。特に強力なのがサムの「ダイス1個のフルダメージを受けることでイベントを一つ無視できる」と…

幾多の敵たち

「指輪物語:友と敵」の第2の大きな要素は、「敵」カードだ。30枚の敵カードは、従来のダイスのディスカードダメージの代わりに登場する。また、ゲームの開始時や、シナリオボードをスキップしたときにも登場してくる。30枚の敵カードは全て物語りに登…

ゲームレビュー:指輪物語:友と敵 その2

昨日の続き。

追加された二つのシナリオによるストーリーの多様性

一番に目に付くのは追加された二つのシナリオマップ、ブレーとアイゼンガルドだろう。本編では、モリア→ヘルムズディープ→シェロブの巣→モルドールと4つのシナリオを決められた通りに進むことしかできなかった。 ところが、友と敵を加えることでブレーから…

ゲームレビュー:指輪物語:友と敵

「指輪物語:友と敵」は、クニッツアがデザインした「指輪物語」ボードゲームの最初の拡張キット。2001年にハスブローなどから発売された。デザイナーはクニッツア本人。いわゆるカタンサイズの薄箱になっている。 全体像として、大きく3つに分けて捉え…

○エスキモーが氷を買うときを読む

人気も実力もないスポーツチームの試合の観客席を次々に満員にしてみせたというスポールストラのスポーツマーケティング実体験本。 実体験本としての側面が強いので整理されたテキストではなく、読み方によっては自慢本とも取られかねないと思う。しかし、こ…

テクノウイッチを奥さんとプレイ

テクノウイッチを奥さんとプレイ。 最初、数ターンだけ飛行練習をしてからすぐにシナリオ1を対戦。気持ち程度のハンデとして先手を譲った。一日の長しかないのだが、それでもアナログな操縦感覚には一回目のプレイと二回目のプレイの差が出るだろうと思って…

ネットランナーを対戦プレイ

都内某所でYさんとネットランナーの構築デック戦をプレイ。 最初の対戦ではコーポ側を持ってタグを付けまくってミートダメージで撃破。ただ、これはルールを双方とも間違えていて、Yさん側はアクション+2ビットでタグを1個除去できるのを失念していた。…

テクノウイッチをソロプレイ

早速だがルールを読んでソロプレイしてみた。最初のシナリオ「フライトスクール」。ルールの発展が気になったのでルール自体は次の「熊んばちの飛行」まで読んで見た。最初のシナリオはフライバイでネコをキャッチすればオーケー。次のシナリオは、ゴールで…

ゲームの値段はコンポーネントで見るものか?

しばらく前に「魔法の掃除機」を某所で手に取ったときに、ある方が「ゲームの中身の割に高い」と言われていた。良く聞くと「カードボードのコンポーネントしか入っていないのに」‥ということらしい。 その場は聞き流したのだが、個人的には納得の行かない考…

テクノウイッチを入手

買わなければと思っていながら買えずに来てしまっていた「魔法の掃除機」を入手。 「ウィングオブウォー」シリーズも好調だし、こういうアナログな操縦システムが少し流行りなのかも知れない。かつてSPIの「空戦マッハの戦い」について、2秒間の戦闘を3…

ギプフプロジェクトの評価

評価 :総プレイ数:タイトル 8.0:1821:YINSH 7.7:1562:ZERTZ 7.7:1482:DVONN 7.4: 628:GIPF 7.1: 516:TAMSK ギークの総プレイ数については近年になってプレイ数を登録するユーザーが増…

イーンシュをソロプレイ

早速だがルールを読んでソロプレイしてみた。 5つのリングを互いにセットアップする。そして、自分の手番が来ると自分のいずれかのリングの中にストーンを配置し、リングの方はそこから軸線上に沿って移動させる。このときにリングは他のストーンなどを飛び…

娘の銀座デビュー

リアルタイムと乖離してしまっているが奥さんの誕生日プレゼントを買いに銀座へ。娘は初めての銀座デビュー。 例によって車に乗るとスヤスヤな娘は、銀座についてベビーカーに乗って移動するとゴキゲン。特に戸外にいると嬉しくて仕方がないようで、ベビーカ…

○存在の書を読む

ワトスンの黒き流れ三部作の完結編である。 いくつかの論点があると思うので順に書いていこう。 1)三部作は全体として一つの作品であるという主張。 これはその通りだと思う。此処まで読み終えると、作者の構想・構成は全体を一つとして考えているとしか言…

イーンシュを入手

事情により「イーンシュ」を入手。言って見れば抱合せ販売のおまけの部分みたいな買い方をしたのだが、ギプフプロジェクトのゲームはどれか一つくらいあってもいいかと思っていたところ。 コンポーネント的には、リングに球を乗せたゼルツや、砂時計をどんど…

バナナ共和国は実在する

二昔前のウェストエンドのドタバタクーデターマルチの佳作「JUNTA」の舞台はバナナ共和国。ほかにドリス&フランクのカードゲームにずばり「バナナ共和国」というのもあったかと思う。 てっきり、この「バナナ共和国」と言うのは架空の国だと思っていた…

ロードオブザリング:バトルフィールズ

もっと吃驚したのがコレ! クニッツアの「指輪物語」には、最近、頻繁にやっている「友と敵」と「サウロン」という2つの拡張が既にあるが、最後の「サウロン」が出てからも大分経つ。もう終わったと思ったのだが死火山噴火と言ったところか。なんとなく「バ…