☆星、はるか遠くを読む

創元SF文庫の新刊です。リアル書店で購入。 中村融先生の宇宙探査SF傑作選。 宇宙SFのアンソロジーと言えば、こちらが傑作でした。 bqsfgame.hatenablog.com 本作は、人類が宇宙に進出した直後にターゲットを絞っています。 ◎故郷への長い道 セイバー…

コマンド175号を入手する

ナポレオニックです! SPIのNAWで、唯一、TACTICS付録にならなかった「諸国民戦争」がついに日本語版で登場です。 本作のデザイナー、エドワード・キュランは、後に傑作「フレデリック・ザ・グレート」をものにします。また、小箱の「ハンドレ…

今年も人事異動が発表になりました

弊社の話しではありません。 NHKの女子アナ人事。 昨年ニュース7に復帰した和久田アナが、どうやら二人目の産休に入るらしく姿を消しました。代わりは朝の女ボスと目される副島アナ。 意外にも林田さんも一年でステーション9から、サタデーステーション…

ブーディカを発掘する

「ミサゴの森」にブーディカが登場したので、実家から発掘してみました。 ちなみに3月10日は、デザイナーのリチャード・バーグ先生の誕生日でもあります。生きておられれば81才。そういう意味では、まだご健在でも不思議ではない年齢ではあります。

鳥山明先生が亡くなる

個人的には圧倒的に「ドクタースランプ」です。当時は大学生なので毎週誰かが買ってきて回読していました。「ドラゴンボール」は社会人になってからなので、そこまで読んでいません。 マンガ連載あるあるですが、雑誌を支えている看板マンガの場合、作者の意…

ナポレオンズエンドを入手する

少し前にプレオーダーしておいた国内戦役三部作完結編が順調に到着しました。 アルシス・シュル・オーブを軸として、その前のモルマン、モントロイ、オウベの追撃戦であるシャンペノイセまで入っています。 カードデックは何が入っているだろうかと思ってい…

グレイトギフト#8を見る

いよいよ最終盤です。 ギフトがどこで誕生したかが判明し、生命研の元所長を訪ね当りましたが直後に元所長もギフトで殺されてしまいます。 ギフト培養技術を担保に白鳥理事長と戦おうとする藤巻と久留米。 白鳥陣営は新たな培養技術者候補として奈良に巨額の…

〇カラマーゾフの兄弟4を読む

ワンクッションおいて、ついに4巻。 3巻に引き続きリーダビリティは高いです。700ページの大作ですが、まぁ順調に読み終わりました。 いよいよ本裁判となり、後半は検事の論述、弁護士の弁護、検事の反論と、両者の長広舌が続きます。そして、判決は意…

RRRを見る

3月の映画です。 ゴジラ像の映画館。家内の友人が絶賛しているという「RRR」の朝一番があったので見てきました。3時間15分を一挙放送。トイレ休憩が欲しかったです。 最初から最後までハイテンション&ハイスピードで一気に走り抜ける映画です。 主人…

ドルフ・ジグラーが新日本に

1・4の金曜日放送の分を見ていたら、グローバル王座決定戦に勝利したフィンレーがリングサイドにいた金髪に因縁を付けていました。誰かと思えば、ドルフ・ジグラー。 もともとはWWFであまりうまく行かなかったスピリットスクワッドの5人組のニッキー。…

ちひろさんを見る

今泉監督の近作。主演が有村架純なので、見ました。 正直に言って、眠い眠い。 録画翌日に見たら寝落ち。 次の日に記憶が途切れた所まで早回ししてから見ましたが、睡魔に勝てず見終われませんでした。 今泉監督作品って、「アイネクライネ」が飛び抜けて面…

2月のNHK杯囲碁トーナメント

準々決勝です。 第1週は本木八段と一力棋聖。解説は八段解説衆の最後の一人(?)鈴木伸二八段でした。本木八段の碁が好きなので応援していましたが、いま充実している一力棋聖には盤石の構えで押し切られました。解説は、八段解説衆はみんな合格点以上の出…

80年代の引き抜き戦争を振り返る3

ブッチャーと言い、ワフーと言い、移籍後はさっぱりでした。 しかし、成功事例もあります。マードックです。マードックは新日本経由でWWF入りし、そこでアドニスとノースアンドサウスコネクションを形成、このチームで新日本の年末タッグにも常連となりま…

80年代の引き抜き戦争を振り返る2

変な所から始めてしまいましたので戻ります。 そもそもこの騒ぎの出発点は、1981年のブッチャー移籍です。 当時は、猪木がIWGPに箔を付けるためにブッチャーを引き抜いたのだと認識していましたが関係者の証言が出そろった今ではブッチャー本人がフ…

80年代の引き抜き戦争を振り返る1

オレイ・アンダーソンを調べていると、ワフー・マクダニエルの名前が良く出てきます。 ギミックではなく本物のインディアン。酋長はガセみたいですが。 AWA出発の人で国際に初来日。ストロング小林を倒して看板タイトルのIWAヘビー級王者に。当時の小…

オレイ・アンダーソン死す

レスラーの訃報です。 NWA総本山で一時代を築いた「フォーホースメン」の一人。 ハンセンと組んで脂ののっていた時期の鶴竜に勝ってベルトを奪ったのが日本での最大の活躍でしょうか。 基本的にタッグ屋なのですが、鶴田空位後のUN王座決定戦にも参加、…

〇ミサゴの森を読む

意外なことに角川書店です。 ロバート・ホールドストックの代表作。英国SF作家協会賞受賞作。 ミサゴは、mythと、imagoの合成語です。 英国にある小さな森は、その奥に異世界を含んでおり人々の集合的無意識にあるものを現実化する力を持っている…

☆仙術超甲殻ORIONを読む

10月、12月に続いて2か月サイクルでの四読です。 「マンスリープラネット」のように暗記するというのは無理な士郎先生の書き込みですが、3度繰り返せばそれなりには頭に入るものです。今年一年、2か月サイクルで読み続けたら年末には夢に見るようにな…

山本陽子さん亡くなる

81才。直前まで元気に出かけられていて、まさに急逝だったそうです。 個人的には「となりの芝生」の高平知子なのですが、ちょっとマイナー路線でしょうか。やはり、元祖・『黒革の手帳』の原口知子でしょう。 この頃から和服美人のイメージが定着したでし…

なぜわたしは民兵を買わないか

BGGのスレッドを観られている方は既にご承知かと思いますが、ミリティアとノマドが含まれている部隊はショックCRTを選択できないというのが答えでした。 ノマドを買う人は、意図的にレイドCRTを志向していることが多いのでショックCRTは関係あり…

BANZAIマガジン20を入手する

空かさず発注しました。 届いてDRAGOONさんの地雷原日記を読もうとしたら、なぜか2個所に記事があります。どうしたことかと思えば、66ページの次が51ページに戻っていてまた終りまであるという乱丁本です。 中黒さんにお便りして交換してもらう…

カロリング朝の黄昏の総合評価

対戦まで辿り着いたので改めて評価したいと思います。 今回、3人シナリオを選びましたが、これで十分と思いました。まず支配マーカーの数が十分に用意されているのが3色しかないので、4人以上でプレイするにはコンポーネント不備と思います。 また、3人…

千葉会:カロリング朝の黄昏を対戦プレイする

ついに実現しました。 シャルルマーニュの三人の息子! シャルル若輩王(青):ゆいしかさん、 ピピン(黄色):筆者、 ルイ1世(赤):Wilandorさん です。 第1ターンのスターティングムーヴは、ゆいしかさんが落札したスラヴ民族。 パンノニア、クロアチ…

グレイトギフト第5話を見る

どんどんギフトによる死亡者が増えていく戦慄の医療サスペンス。 第5話は、強烈です。 郡司と不倫している鶴下は、郡司には他にも愛人がいると疑っています。その愛人とは、なんと入院患者である主人公の藤巻の妻でした。入院する前から不倫関係だったと言…

カロリング朝の黄昏のルール最終確認

日曜日の千葉会に向けて、ルールブックの三回目を読んでいます。 一つ大きな気付きは、DPは原則として外交フェイズに支配するブルグからしか得られませんが、征服したエリア、ブルグを略奪するとDPで得られる(18.1項)のは見落としていました。そう…

現代世界ノンフィクション全集:スターリングラード決戦記を読む

亡父の形見です。 昔から父の書斎に並んでいて、中学の時にその一冊(千の太陽よりも明るく)を読んでいたら父に「あんた、面白そうなのを読んでいるね」と言われて、「なんだ、自分で読んでいないのか」と思った記憶があります。 このノンフィクション全集…

☆終末期の赤い地球を読む

日記を検索したら、実に16年ぶりの再読でした。 間にヴァンス追悼特集があって、本書が実はデビュー前の没原稿の寄せ集めであるという驚愕の事実が明らかになりました。 現在では本書がヴァンスの第1長編として認識されていますので、処女作であるという…

ナポレオンの復活の準備をする

茨城会に向けて絶賛・準備中です。 予定シナリオは、ルッカウのアプローチシナリオ。 ちょっと変な作りで5月28日のホイエスヴェルデの前哨戦をプレイし、その結果をインプットとして6月4日のルッカウ戦をプレイします。 28日の9ターンと、4日の11…

今年もBGGをサポートしました

毎年、だいたいこのくらいの時期にBGGの年に一回サポートをしています。 今年も25ドル寄付しました。日本円で3900円くらい。 利用している頻度を考えれば安いくらいだと思っています。

☆ホイール・ワールドを読む

ハリイ・ハリスンです。 ホームワールドの続編。 bqsfgame.hatenablog.com 圧倒的にこちらの方が面白いです。 自転軸が大きく傾き、極端な夏を持つ惑星。そこに流刑にされた前作の主人公が、この惑星の伝統である極から極への民族大移動を指揮する話しです。…