2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

感想

たかさわさんは、マクレランの気持ちが良く判り機動でなんとしても勝機を掴みたいと言う意見のようだったが、その舞台として本ゲームは向かなかったのではないかという印象を持った。盤がもう一回り広いエリアを含んでいて、なおかつ北軍側が軍団数が多いこ…

千葉会:戦争に非ず殺人なりを対戦プレイ(2)

手番を入替えての二戦目。 南軍側を持ってみるとマップは全然違って見えるので不思議だ。 北軍側から見るとリッチモンドまでが非常に遠く見えるのだが、南軍側を持ってみると軍団数が一つ足りないことの薄さを強く感じるので、リッチモンドまでの距離があま…

千葉会:戦争に非ず殺人なりを対戦プレイ(1)

年の初めの頃から、南北戦争の識者のたかさわさんと「今年は南北戦争のゲームを対戦しましょう」と言っていたのだが、大病してしまいとうとう年末の最後になってしまった。 それでも無事に千葉会でATO誌初の南北戦争ゲームと言う「戦争に非ず殺人なり」を…

イヤーオブザラットをソロプレイ

ネズミ年の内に是非ともプレイしたいと思っていたのだが、なんとか間に合ったと言う印象だ。 1972年のS&T35号の付録ゲーム。 ヴェトナム戦争は1973年にアメリカが撤兵し、最終的には1975年のホーチーミン陥落まで続く。したがって、197…

季刊「ウォーゲーム日本史」創刊

今回のコマンドに入っていたチラシが吃驚! 「ウォーゲーム日本史」という新しい雑誌を創刊すると言うのだ。 しかも、ゲーム付き。 千葉会でも話題になっていた。 いろいろと吃驚するのだが、 1:国際通信社の編集部のリソースは、年間10冊も付録付きゲー…

コマンド84号を入手

付録ゲームは「ドイツ戦車軍団」の流れを引く「ドイツ装甲軍団シリーズ第三弾:モスクワ’41」だ。 ついにドイツ戦車軍団システムのゲームにフルマップのゲームが登場したことになる。 ということで早速やってみたいのだが、ちょっと経緯を踏まえて、まずド…

S&T224:セダンキャンペーンを入手

付録ゲームのセダンは、コマンドマガジンの73号に採録されている。 なんでそんなものをわざわざ買ったかと言うと、この付録ゲームはユニット数が少ないためにS&Tでは空きスペースに様々なエラータやバリアントを大量に投入しているからだ。 メインのお…

ゲームジャーナル29号を入手

GJ29号は、「12月のバルジ」特集ということで、付録ゲームは「激突!バルジ突破作戦」だそうだ。 という一行だけで終わりにしようかと思ったが、あまりに素っ気ないので少し続く。 わたしはもともとスターリングラード戦と共和制ローマと南北戦争の人…

☆ハリーポッターと死の秘宝を読む

とうとう終ってしまった。 世間に遅れること半年、最終巻を無事に読み終えることができた。 率直な感想として、ローリングの本シリーズの構成力、その緊密な構成を最後まで書き切った忍耐力は凄いと思う。最終巻の後半にして、シリーズ冒頭からの様々な設定…

○大竹兵法の極意を読む

出張先で読む物を切らしてしまって、たまたま見掛けた本屋にあったので購入してきた。 大竹先生の本は、高尚で難解と言うイメージを持っていたのだが、本書はわかりやすい。 兵法書になぞらえて10個条を解き、その実践例を問題形式で問う。 その解題編の記…

気になる新作情報:スチーム

マーティン・ワレスの活動が活発になっているようだが、来年の新作情報に載っているのが「スチーム」。 定評ある「エイジオブスチーム」の実質的なリメイクになるようだ。 ルール的にはシンプルな方向へ移動し、プレイ時間も短くなり、初心者にもとっつきやす…

イヤーオブザラットを入手

これも「ベストS&Tマガジン」リストの一作。全23作品の最後に登場している。 S&Tの35号、1967年の出版作品で、1967年春のヴェトナム戦争が題材。まだヴェトナム戦争の最中に発表された当時の時点での問題作品だ。 デザインはダニガン+プ…

トワイライトオブオットーマンを入手

「ベストS&Tマガジン」リストの堂々5位に入っているミランダのWW1ゲーム。と言っても東部戦線という切口でオスマン帝国が主役という。 「致命的なアトラクション」は、ガリポリ上陸作戦のゲームだったが、こちらは切出しがもっと大きくなっている。そ…

致命的なアトラクションを入手

「イントゥベアトラップ」も「戦争に非ず殺人なり」も、なかなか良いじゃないか‥ということでATOのバックナンバーのリストをいろいろな観点から眺めた末に購入してみることにした。 WW1は守備範囲外だと思っているのだが、これはWW1ではマイナーな…

BGGリスト:ベストS&Tマガジン

BGGには、ギークリストというリストアップ・コンテンツがあり、非常に多様かつ膨大なリストが存在している。 その一つに、「ベスト・S&Tマガジン」というのがあって興味深く読ませてもらっている。 リストの傾向としては、SPIの古典と最近の作品に…

多少のポーランド軍は蹴散らせ!をソロプレイする

ATO誌のおまけハガキゲーム。 「戦争に非ず殺人なり」の号に付属していた他に、ATOのサイトから直接購入する時のオマケとして現在も選択式でもらえるようになっている。 題材はWW2の開戦初日、ドイツ軍のポーランド侵攻開始点、ダンツィッヒ軍港強…

バルバロッサキャンペーンをソロプレイする

ユニットを製作したので、早速だが少し動かしてみた。 システムは、スライスオブインパルスのような方式。各ターンに与えられた作戦ポイントを、一度に何ポイント使うかを決めて実行していく。戦闘に必要な最小限に切り分けて何度にも分けて使えば、それだけ…

バルバロッサキャンペーンのユニットを製作する

GJ41/44号のユニットを自作した。 両面シールで供給されていて厚紙に貼れば良いのだが、マップが雑誌の裏表紙で小さいのがイマイチだと感じた。 ということで、マップもユニットも思い切って10%拡大コピーして作成することにした。 それぞれの号の…

ドミニオンをソロプレイする

と言うことで到着したドミニオンだが、もう嬉しくて嬉しくて、ついついソロプレイで5回ほど遊んでしまった。 一応、ソロプレイでのテーマは、 キャッシュフローの質を改良する高額コインと、キャッシュフローの量を改善するアクションカードでは、どちらが…

ドミニオンを入手する

11月のSGC例会でプレイしたドミニオンが余りにも面白かったので、ついつい直輸入突撃隊に一口乗せてもらって早速、買ってしまった。うーん、節操がない‥(^_^; ゲーム自体は、完全カードゲームなのに、妙に立派なカタンサイズの箱に入っているのは嬉し…

コンスタンティノープル包囲をソロプレイする

古いゲームなので実物をご存じない方も増えたかろうと思う。 基本的にはゲームターンによる進行なのだが、オスマン軍の行動によってやることが変わってくる。 選択肢の1は、砲撃である。 オスマン軍は砲兵器による砲撃を実施し、それによる損害が城壁の各ヘ…

S&T66:コンスタンティノープル包囲を入手

1978年と言うから、丁度、30年前の作品になる。 S&T誌の66号、御大、リチャード・バーグの手になる「アートオブシエージ」クワドリの非公式第5作品と言われた代物だ。 マップを見れば判る通り、まさに「コンスタンティノープルの陥落」の小説の…

☆コンスタンティノープルの陥落を読む

と言う訳で、俄かにビザンティン帝国>オスマン帝国の歴史に関心が高まって塩野先生の地中海興亡史三部作の名高い第一作の登場。 小説なので脚色されている部分もあるということだが、なかなか面白かった。この攻防戦に様々な立場で参加する様々な人の視点で…

2001年から2008年のトップ25雑誌ゲーム

というリストがBGGにあって、こういうのは見ていると楽しい。 1:ルックアウェイ 2:ウィングドホース ●:グエラムエルテ ●:戦争に非ず殺人なり ●:レッドドラゴンライジング 6:致命的なアトラクション 7:トワイライト・オットーマン 8:ドライブ…

S&T222:オスマン:トルコ帝国の興隆を入手

「ベリサリウス」が面白かったのと、S&T誌の近年の評判の良さそうなものをリストアップしたのとで網に掛かってきたのが本作品。 この作品もミランダのデザインで、基本的にはトラヤヌスから始まる一連のシステムの流れの中にある。細かい区分けとしては、…

カーンをソロプレイ

いわゆるシャルルマーニュシステムは、4作品が出版されているが「カーン」は現時点までの最終作品。 しばらく前のコマンド誌のモンゴル特集で話題に浮上したこともある。 わたし自身も貴重なモンゴル帝国の盛衰史の全容を描いた作品として入手したのだが、…

ベリサリウスをソロプレイ

ミランダのトラヤヌス系列のシステムでは、ランダムイベントとストラテジムマーカーの影響力が大きくワイルドな展開になる。 今回のソロプレイでは、なんと開始早々ペルシャで反乱が起き、ペルシャがビザンティン帝国に付くという仰天の展開となってしまった…

ベリサリウスをソロプレイ

S&Tの歴史テイスト溢れる中世以前のところをなにかプレイしたくなり、評判の高いシャルルマーニュシステムの中で保有しているベリサリウスを突然だがプレイしてみた。 基本的にはミランダの衝撃的な出世作であった「トラヤヌス」の流れを汲む作品だ。 大…

SGC例会:ザ・グレートディヴァイドを対戦プレイ

ドミニオン後の30分で、Nさんと対戦してみた。 ソロプレイでは若干、寸を長く感じたが、二人で対戦すると手頃な長さに感じられて好印象が増した。 対戦すると、地域ごとのアクティベーションルールに重要な意味があることが感じられ、タイルを交互に置く…

SGC例会:ドミニオン×3を対戦プレイ

最新の話題作をプレイすることは最近あまりなかったのだが、今回はタイムリーにドミニオンをプレイすることができた。 これは面白い! 今年もいろいろとユーロゲームの話題作をプレイさせてもらったが、ギャラクシートラッカーと本作の二つが群を抜いて面白…