2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧
図書館で借りてビックリ、漬物石のような大冊。 古今東西のロボットSFを集め、それに年代別の解説を付け、識者たちのロボットテーマのトピックに関するエッセイを集め。なんと贅沢な作りのアンソロジーか。 海野十三の「ロボット殺人事件」は、いかにもと…
SFゲーム捜索から、フリーのPnPゲームのリストに辿り着き、そこから発見。 PnPは、プリントアンドプレイの意味で、サイトのデータを印刷して自分でコンポーネントを作成して遊べる無料ゲームのこと。BGGには膨大な量の無料ゲームが登録されている…
1970年のS&Tがたったの21号だった時の付録ゲーム。 画像は後のフラットボックス版。ボックス版が出たのだから好評だったに相違ない。 いわゆるゲーベン追撃戦のゲーム。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%B3%E8%BF%…
再びソロプレイ。 本誌の作戦記事やリプレイを読んでみると、かなり丁寧にプレイのガイドラインが出ているのに感心した。 ドイツからは、第1ターンにポーランド攻勢と並行してベルギーを攻撃して戦闘後前進でフランス領に入っておくのが定石らしい。フラン…
バンダイの第二次世界大戦。 これは高梨教授の欧州二次大戦三部作の二作目に当る。一作目がドイチェランドウンターゲルド。 ドイチェランドウンターゲルドが面白かったので、オークションに出ていた本作を入手してみることにした。 ドイチェランドウンターゲ…
マインドイーターに続いて水見作品。 あらすじを聞くと、これは面白そうと思う作品だ。 主人公は、ヨハネス・ケブラー。彼は、自分の研究のためにチコ・ブラーエの天文台へと赴く。しかし、チコは天空に悪魔を見出して苦悩していた。故郷に戻ったヨハネスを…
故あって、高梨教授のドイチェランドウンターゲルドをソロプレイしてみた。 TACTICSの付録ゲームからGJで再版されたWW2の欧州戦線の戦略級ゲーム。 タイトルの通りで戦争経済に焦点を当て、とにかく何をするにも資金ポイントが必要なゲームシス…
おお、激闘マンシュタインの姉妹作品が! GJ4号に激闘マンシュタインが登場したのは2001年のことだから、既に11年も前のことになる。 これだけの歳月を経ての続編の登場は、待望と言うより、むしろ意外と言う印象だろうか。とまれ、いざ登場してみ…
やってみました。 うーん、アイデアは良いと思います。ビッディングでいろいろな能力を取得して、それを組み合わせた怪獣で戦う。 問題なのは、1体の怪獣を表すのに11枚もカードを使うので、全部を適用するのを忘れやすいこと。それから、ビッディングプ…
ハヤカワの新SFシリーズの第1回配本。 これはケレン味なく面白かった。 筆者はサイバーパンクとは相性がわるく、ホムンクルスも、悪魔の機械も、幻影の航海も、どれも今一つだった。面白かったといえば空洞地球くらいだろうか。 しかし、このリヴァイアサ…
と言うことで、トレインのレーティングリストをチェック。 10点評価はなし。 9点評価は、ミランダのデビュー作、「ニカラグア」と、同じくミランダが最近リメイクした「ルシアンシヴィルウォー」の2つ。 なんと言うかゲリラ戦に内戦とは渋いねぇ。 そう…
BGGにセントラルコマンドのレビューを投稿したら、珍しくすぐ承認された。 すると、ブライアン・トレインから「うん、ボクもこのゲームを好きで、かなりプレイしたもんだよ」と言う同意をしてもらった。 ブライアン・トレインと言ってもピンと来ない人も…
Game Title : Central CommandPublisher : SPI gamesGame Designer : Charles Kamps Jr.Game Thema : Hypothetical battle on Holms straitGame Components 1 game map, 1 counter sheet, rulebook You must prepare a die for combat resolution.In late 19…
コマンド誌の連載が怪獣編に差し掛かっている。 その3回目を脱稿して、今後の紹介ゲーム予定表を見たら「怪獣ファイト」と書いてある。 「ハテ、このゲームなんだっけ?」 うーん、記憶にない。持っているがプレイしたことのないゲームに違いない。 BGG…
セントラルコマンドを協議終了にした後はアグリコラ。 良いゲームだとは思うのだが、個人的には苦手なゲーム。 石車を頼りに井戸から村の井戸へ進んでおいて、もう一回井戸を掘るパターン。この進歩カードの勝利得点で少し走ったが、それ以外は全くと言って…
ここまで書いてきたように、非常にユニークな戦場を描き出したゲームです。 シチュエーションは独創的で他に類を見ません。 しかし、全体の流れは面白くできていそうです(推測‥(^_^;)。 また、現代戦ならではの制空権と対地攻撃を睨んだ空戦ルールは、独…
セントラルコマンドは、典型的な現代戦ルールを持つゲームです。 SPI末期からVGに掛けて発表された現代戦ゲームの多くに共通することとして、 1:空軍が圧倒的に強力である 2:歩兵は叩かれ役である 3:にも関わらず政治的に重要な拠点を占拠するの…
セントラルコマンドは、非常にユニークなシチュエーションのゲームです。 ゲーム開始時には、米ソともユニットが盤上にいません。 そして、両軍とも先ず空挺師団の空挺降下作戦で部隊を投入してきます。 しかし、その規模は限られています。 また、勝利条件…
ソビエト軍は、アメリカの軍事行動を見て介入を決定します。 このため、ソビエト軍の主力である自動車化師団2個は、ゲーム中盤になってから盤の東端、北端から逐次投入されます。ゲーム開始時から投入されるのは、こちらも空挺師団です。 明日に続く
ゲーム開始時には盤上にはイラン軍しかいません。 アメリカ軍は、まず第82空挺師団が、平地に降下します。そして、イラン軍の守る空港を確保しに行きます。結果としてイラン軍はソビエト軍と同盟することが、半ば決定的になっています。 次に第101空挺…
コリア95で自爆しましたが、そもそもその前に対戦を企画していたのがセントラルコマンドです。 80年代後半に、反米イラン政権がホルムズ海峡を封鎖し、これに米軍が原油確保のために軍事行動に出たと言う想定。そして、当時は健在だったソビエトが、介入…
すっかり出遅れましたがWG日本史12号を入手しました。 完全にスパルタクスインペレーターのついで買いでした。 どうも個人的には源平の戦いに興味が湧かないのです。 WG日本史10号の寿永の乱もやっていません。 ゲームジャーナルの草燃えるもやって…
ミエヴィルの主張するニューウィアードらしさが溢れる短編集。 様々な彷徨える街路が交錯する「ロンドンにおけるある出来事の報告」は、なかなかに味のある一編だと思った。 「使い魔」は、魔法から派生した一種の怪物ホラー。ただ、所謂、使い魔のイメージ…
しばらく前に話題になった改訂ルールの修整版が出たようです。 http://solger.sblo.jp/article/54112873.html 昨年のベストゲームなだけに、ルールに揺れがあるのは残念ですが、それだけ多くの人にプレイされ議論が尽くされたと言うことでもあるでしょう。 …
フランスのヘクサシム社の話題の新作。 「単純だけど奥が深いウォーゲーム」と言うギークリストを購読していて引っ掛かってきた最近の話題作。コマンド最新号の新着ゲームにも載っていました。 スパルタクスのタイトルですが、3つの奴隷反乱を1パックにし…
昨年に出した質問の回答をいただいた。 うーむ、9.4の回答は、ゲームの根本的なコンセプトに関わるところで、これだとゲームの作戦の根底が変わってきますね。また、やってみなくては。> 8.6 包囲 > 隣接する城(鳴海と大高)に敵対する軍がいる時に、一…
うーん、タイ・ボンバですか‥(^_^; ボンバが良かったのは、S&Tのタイガースアーバーニングから、COMMAND英語版の一桁くらいまでかなぁと思っています。 その後はどうもねぇ‥(^_^; 特にコレの印象が最悪だったのは尾を引いています。 http://d.ha…
と言うわけで、今回のコリア95の3点まで来ました。 振り返って見て判りましたが、3点を付けたのはこれまでになく今回が初めてでした。 それにしても4点の2作品と併せて、個人的にはコマンドマガジンのワースト3です‥(^_^;ウーム
4点まで来ると、残念ながら駄作と言わざるを得ないでしょうか。 ウーグモン モンスの戦い の2つが該当しました。 ウーグモンは、先頃、某ゲームサークルでプレイされていて、それなりに好評だったらしいので、非常に意外に思ったものです。 http://d.haten…
5点まで来ると、難ありでしょうか。 ゲティスバーグ、リー将軍最大の賭け 信玄最後の戦い テムジンの戦い 張鼓峰の戦い ゲティスバーグは南北戦争なので評価してあげたいところですが、やっぱりダメですね。 http://d.hatena.ne.jp/bqsfgame/20090723 張鼓…