再びソロプレイ。
本誌の作戦記事やリプレイを読んでみると、かなり丁寧にプレイのガイドラインが出ているのに感心した。
ドイツからは、第1ターンにポーランド攻勢と並行してベルギーを攻撃して戦闘後前進でフランス領に入っておくのが定石らしい。フランス領に補給下ユニットを送り込むと、イタリアが参戦する。
そして、イタリア軍は第2ターンに北アフリカに派兵して西のモロッコ、東のエジプトへ向けて動き出す。意外に重要なのが西への侵攻で、これによりフランス植民地を確保するとフランスの収入が減って、フランスの資金がゼロに近付いていく。このゲームでは防御でも額面戦力発揮のためには1資金が必要なので、ゼロにしてしまえばフランスは容易に征服できるようになる。そのためにイタリアの早期参戦、早期北アフリカ戦開始が有効だと言う経済ゲームになっている。
うーん、これは自分でプレイして発見するには少し敷居が高いねぇ‥(^_^;
と言うことで、かなりテクニカルな部分もあるような気がする。
一方の連合軍ではイギリスが第4ターンに英仏海峡沿いの3ヘクスに陸軍ユニットを並べてシーライオンを防御するためには、最初からフランスの資金をレンドリースでイギリスに引き抜く必要があると言う。フランスで抵抗する作戦もあるように見えるところなので、これも指摘をされないと自分で結論に辿り着くのは難しい部分のような気がする。
この日のソロプレイでは、フランス抵抗戦を試みるもドイツのダイス目が良く陥落。そうすると英仏海峡を守りきれないイギリスが本土上陸されてしまい陥落してしまった。
此処で辞めても良いくらいなのだが、一応、バルバロッサ作戦までプレイ。しかし、ヘクス固有防御力のルールを間違えてしまい中断した。ヘクス固有防御力のことがルールブックに書いてなくてマップの説明にしかないのは不親切なような気がする。
面白いけれども、非常に細かい所まで全局に影響する緻密なゲームなので、なかなか敷居が高いですね。