2019-01-01から1年間の記事一覧

2019年下半期の成果

「バトルオーヴァーブリテン」の戦略ゲームをプレイしました。ついにこのゲームをプレイする日がやってきました。 「バーニングブルー」と相次いでプレイしたことで、バトルオブブリテンに関する洞察が深まりました。 「スペースコーポ」も、同じくバターフ…

2019年下半期のガッカリゲーム

この半年では、「ブレニム1704」が一番ガッカリだったでしょうか。 ご紹介いただいた提督さんには大変申し訳ありませんが、プレイヤーの作戦立案の意義を粉砕するようなゲームエンジンは、やはり「いかん」のではないかと思います。 この半年ではそれく…

東京ブラックホールを見る

www.nhk.or.jp 2017年の終戦の日に放映されたドキュメンタリードラマ。 今回「2」作成に当っての再放送。不覚なことに、2を録画し損ねて1だけ見た。 1945年8月15日を起点にした一年間の東京の実写映像を中心に、そこへタイムスリップした現代…

料理の神様を見る

フジテレビの単発特番です。 そう、あの1993年から十年近くに渡って大人気を博した「料理の鉄人」の一夜限りの復活特番です。 最近のフジテレビは昔の遺産で暮らしています‥みたいな企画が少なからずあります。必ずしも上手く行っていないものもあるので…

セントラルフロント方面

「セントラルフロント」は、NATOとワルシャワ条約機構軍が対峙した東西ヨーロッパ戦線の中央部分。狭義には、西ドイツ軍と米軍の担当境界であるフルダ峡谷がワルシャワ条約機構軍の突破目標だっとされ、この地域を指す。 なんで突然こんな話しになってい…

×眉村卓追悼:燃える傾斜を読む

ハルキ文庫版の古本です。 本書は1963年5月に、今はない東都書房からSF叢書の第一号として発行された眉村先生の処女長編です。前年に今日泊亜蘭の「光の塔」を出した同社が満を持して(?)スタートしたSF専門叢書でしたが、当時の「ウェスタンとS…

個人的、2019映画ベスト5

今年は映画を良く見ましたので、個人的ベスト5。 第5位:天気の子良かったです。これが5位とは贅沢な話しです。 第4位:柏の名画座で見たレミゼラブル。ヒュー・ジャックマンって、外さないですね。ラッセル・クロウも凄くよかった。 第3位:グリーンブ…

蝶の力学を見る

最後まで見ました。 第5回までで、猟奇殺人事件の謎が解けた所で終りで良かった気がします。菊池凜子のキャラが立ちすぎているので、只者ではないことは自明であり、その決着は確かに必要です。でも、最終回前半の解剖未遂シーンの尺が長すぎて耐えられませ…

○ヨセの強化書:基礎編を読む

寺山玲五段(発行時は四段)の初めての本です。 棋書は数あれど、ヨセの本は多くありません。しかし、ヨセで学ぶべきことは意外と範囲が広いのが難しいところです。 1-1:部分的な最善の手段 1-2:上記手段の定量的評価 2:形勢判断(正確な目算) 3…

フロントランナーを見る

WOWOWのW座です。 ヒュー・ジャックマン主演と言うので見ました(笑) 題名では判りにくいですが、ゲーリー・ハートの実話です。 なんと小山薫堂でさえハートを良く知らないというのには驚きました。 1988年の大統領選挙、レーガンの後を決める選…

☆ラーズアルグールの復活を読む

「バットマンアンドサン」に続いて、「ラーズアルグールの復活」です。 これは快心の面白さでした。 バットマンの隠し子ダミアンは、タリアとの子ですから実はラーズアルグールの孫です。そして、ラーズは、何のために孫を欲したのかと言うと、彼の大野望永…

セポイの乱をソロプレイする2

システム紹介はともかくとして、実際にソロプレイしてみました。 既に書いた通りで、最初の大反乱チェックで、インド北部の諸都市はイギリス陣営と反乱陣営に分かれます。この配分も配置もランダムなので、戦線などというものは成立しません。 勝利条件です…

セポイの乱をソロプレイする

ゲームは手に入れた時が旬(いちばんプレイしたい気持ちが盛り上がっている時)ですので、早速やってみました。 うん、これはシステムはちゃんと機能しています。 一種のチットアクティベーションで、ミランダのゼイダイドゼイアブーツオンシリーズです。両…

G線上のあなたと私を見る

終りまで見ました。 うーん、前半は良かったのですよ。お互いに共通項のない3人+先生が、その緩い関係にもかかわらず斬り込んだセリフを言い合う。これぞ、安達脚本‥と思いました。 しかし、徐々に少女マンガにありがちな展開へと移動して行き、終盤ではダ…

☆バットマンアンドサンを読む

「バットマンエターナル」が残念だったので、スコット・スナイダーから離脱して、グラント・モリソンへ来ました。 バットマンと、ラーズアルグールの娘であるタリアは関係を持ち、実は隠し子が‥というB級伏線を回収しに掛かった冒頭作です。 「梟の夜」では…

千葉会:ダイナモ作戦を対戦プレイする

今年2回目のZOCのある作戦級ゲーム対戦です。 半年に1回では、プレイ技術の向上するはずもなく。 今回は提督さんにお付き合いいただき、ドイツ軍を担当しました。 10時過ぎから18時くらいまでプレイして、結局、最後までは辿り着きませんでした。ユ…

七つの会議(劇場版)を見る

WOWOWです。 TBS映画なのですね。 なんと言っても、八角さんを演じる野村萬斎の怪演が素晴らしい。 万年係長のサボリーマンで、ドーナツ泥棒の有力容疑者。しかして、その実体は‥(^o^) その敵として登場するのが香川照之。その悪役ぶりは、「半沢直…

B級SFゲーム分科会出張所連載が実は満20周年

私事で恐縮だが、別件でゲームジャーナルに連載している「B級SFゲーム分科会出張所」の初期記事を探していたら、当該連載第1回が1999年8月であったことを確認できた。 したがって、8月には連載20周年だったのだ。 コマンドマガジンの連載が13…

アナと雪の女王2を見る

「テルアビブオンファイア」に遅れること10日間、見てきました。 うーん。 正直に言って、冒頭部分が眠かったです。 中盤以降はそれなりに盛り上がりますが、四大精霊の物語であったり、祖父の業を救済する話しであったりして、かなり難しいです。 物語の…

戦闘機:第二部、空軍大将ヒュー・ダウディングを読む(感想)

「オールクリア」で勝利後のロンドンで群衆が\(^o^)/する対象の一人としても登場するダウディング。 本書を読んで、彼が「イギリスを守るために必要なこと」という視点で一貫して考えていたことが判ります。 そして、そのボトルネックが飛行機の機数ではな…

戦闘機:第二部、空軍大将ヒュー・ダウディングを読む(引用)

第二部はRAF勝利の立役者でありながら人付き合いの悪さで左遷されたダウディングです(笑)。 p131 いやそれよりももっと深刻な問題は、戦闘機パイロット供給の流れの幅をもっと増やすのには不可欠の、訓練教官の養成に要する期間をどうやってひねり…

まだ結婚できない男を見る

終りました。 うーん、13年前が素晴らしすぎたので、見劣りしました。 前作では、夏川、高島、国仲の三人がそれぞれに魅力を発揮して彼女候補になる所が上手く機能していました。 しかし、今回は吉田羊と稲森いずみは機能しましたが、深川麻衣は機能しませ…

ゲームジャーナル73号を入手する

今回は首里城火災の影響で、付録ゲームが沖縄戦だったことから一般販売延期となりました。しかし、定期購読者、執筆者献本は予定通りに届いています。 付録ゲームは、「沖縄の落日」です。 個人的な感想としては、首里城火災に関係なく、沖縄戦をゲームでや…

戦闘機:第一部、戦略を読む(感想)

第1章を読んだ気付きとして、 1:ドイツはフランスを一撃で粉砕したことで、イギリスは戦わずして停戦するのではないかと期待しており、結果として本気で上陸作戦を準備するのに出遅れている。 2:そもそも対岸国に対して上陸するという経験は、世界的に…

戦闘機:第一部、戦略を読む(引用)

ハヤカワ文庫、レン・デイトンの「戦闘機-英独航空決戦」です。 p46 こんなことからイギリス本土攻略作戦計画がようやくOKWで芽を吹いたのは、一九四〇年七月十二日のことであった。それもその作戦計画の起案者である陸軍大将ヨ―ドルでさえ、「広大ナ…

小川誠子さん亡くなる

寡聞にして、小川誠子六段が亡くなられていたのを存じ上げませんでした。 NHK杯囲碁トーナメントの聞き手を10年も勤められたので、お茶の間の囲碁ファンでは非常に知名度の高い女流棋士。 1978年から3年に渡って小林千寿と女流選手権を争って、「…

眉村卓追悼:☆遥かに照らせを読む

懐かしいです。 収録作のほとんどは、「SFアドベンチャー」の読み切り短編。一部、「SFマガジン」があります。この頃は高校生だったので、SF雑誌を端から端まで読んでいました。 お気に入りの順番にコメントします。 「トグシノ」は、一種のタイムパト…

ダイナモ作戦をソロプレイする

今年二回目の「ZOCのあるゲーム」の対戦(笑)に備えて事前演習です。 シモニッチの作戦級ゲームは、それこそ「CTS」や「レジェンドビギンズ」の頃にはシモニッチ個人に物理メールして購入したものです。彼の個人メーカーだったライノゲームズが閉まっ…

すみッコぐらし とびだす絵本とヒミツのコを見る

ブランチの映画情報を毎週チェックしていますが、まさかの伏兵で3位、2位と順位を挙げ、アナ雪2さえ公開にならなければ、もしかしてトップを取るかもと話題のすみッコぐらし。 家内と見てきました。 なかなか良い映画でした。 絵本の中に飛び込んでしまう…

バンザイマガジンEX3号を入手する

「セポイの乱」とタイミング良く入手できました。 予定とは、特集も付録ゲームも大幅に変更になったようで、そこらへんは後書きに書かれています。 そもそもは、モダーンウォーの「The Dragon that engulfed the Sun」が非常に良く売れたので、これを軸に中…