WOWOWです。
TBS映画なのですね。
なんと言っても、八角さんを演じる野村萬斎の怪演が素晴らしい。
万年係長のサボリーマンで、ドーナツ泥棒の有力容疑者。しかして、その実体は‥(^o^)
その敵として登場するのが香川照之。その悪役ぶりは、「半沢直樹」の時に匹敵します。しかし、最後まで悪役ではないのですが、今回は。
二課長がNHKでは東山でしたが、映画ではビクビクしている及川と言うのが、映画前半のテイストを全然ちがうものにしていて驚きます。
ドーナツ企画者の浜本優衣役が、歌舞伎町弁護人の朝倉あき。此処でも随所に松井玲奈を思わせる表情を見せて好演しています。
全体として、TBSでの池井戸ドラマメンバーが多いのが特徴です。
「半沢直樹」から
北大路頭取、香川常務、緋田人事部次長、及川融資調査担当と4人が並びます。
「下町ロケット」から
立川談春経理部長、技術開発部の朝倉あき、木下ほうか航空宇宙本部長、土屋太鳳と4人が並びます。
一部メンバーは、「ルーズヴェルトゲーム」にも出ていますし、TBSが総力を挙げた池井戸シフトという印象です。
野村萬斎と朝倉あきが非常に良かったので、NHK版でネタを知っていても十二分に楽しめました。
立川談春が悪役なのは、「半沢直樹」でのイメージが良すぎて、少しだけ居心地が悪かったでしょうか。
いや、これは早々に再見するつもりです。