2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧
家族でお台場の日本科学未来館まで出掛けてきた。 夏休み終盤で、もしかすると駆け込み自由研究の子供たちと、その親で混雑しているのではないかという不安を感じたが、案に相違して空いていて順調だった。 いろいろなものが展示されているのだが、個人的に…
しばらく前に入手してソロプレイだけしたオルトレマーレを対戦することができた。 4人での対戦で、結果から書けば、わたし:65点、TMさん:61点、IZさん:52点、Yさん:36点となり、小差だが勝利することができた。 初めて対戦したが、様々な…
Yさんと二人での対戦プレイ。 スペインを持って相手はポルトガルと言うラテンアメリカ開拓史。 ソロプレイの感想でも書いたが、資源マネージメントのバランスが非常に厳しい。今回は、競技志向のため原住民の抵抗の強いところに敢えて上陸する選択をしてみ…
「囲碁」誌のおまけミニ冊子として展開された「山下のすごさ」、「張の鋭さ」、「羽根の強さ」、「高尾の厚さ」の4つをまとめた本。亡くなられた上村邦夫9段の最後のライフワークとして始まったが、残念ながら上村9段の死去で最後の高尾編は片岡9段が担…
試しにスペインを持ってのソロプレイを少しだけやってみる。 国王から予算をもらって、それを使って船を買い、冒険家に率いさせ、上陸地点を決め、植民者と部隊の乗船を決め、それらに応じた食料を積載するところまでプロット。それに応じて航海させ、海上損…
「チャコ戦争」は、英語版コマンド12号の付録ゲームだった。 そもそも「チャコ戦争」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%B3%E6%88%A6%E4%BA%89 と言われても日本人でピンと来る人はあまりいないだろう。「太平洋戦争の結果で発生した…
1976年のS&T58号の付録ゲーム。 ちなみに一つ前の号がPGGで、一つ後ろの号がヒトラー暗殺計画という時代だ。 このゲームは狭義のウォーゲームではないのでS&Tとしては異色作なのだが、それだけに当時のアメリカンゲーマーには新鮮に写り高い…
http://www.multimanpublishing.com/preorder/viewGame.php?id=64 2006年の夏のGJの付録ゲームだったふゅーらー中村氏の「スターリングラード強襲」がMMPから出版されるようだ。「アルンヘム強襲」システムでスターリングラードを扱ったプレイアブ…
最近の資源インフレの中でも、個人的に注目しているのがトウモロコシまわりだ。 人間の食料として、畜産資料として、そしてバイオエタノール原料として、植物由来プラスチック原料として、いまやトウモロコシの需要と注目度はアップする一方だと思う。 その…
中南米ゲームの一環として、いまさらと言う気もしたがSPI/AHのコンキスタドールを入手した。一度はやっておかねばという義務感みたいなものがあって‥(^_^; オリジナルはバーグ先生のS&Tだからゲームとしては期待しにくいのだが、全盛時のAHのデ…
王者交代というべきか。 世界最大のボードゲームデータベースBGGでは、ユーザー評価、プレイ回数などのデータを利用してなんらかの関数でゲームランキングを出している(関数は非公表)。長年、その第一位にはプエルトリコが君臨してきた。 しかし、先頃…
最後はサンチアゴ。厳密には中南米のゲームではないのだが、雰囲気としてはアリということで。 今回は大きなバナナ畑とじゃがいも畑ができて、前者で稼いだすいせいさんがトップ、後者で稼いだOさんが2位となった。 畑の共存共栄、水路の利害が絡んで、そ…
続いてメインディッシュ的存在のキューバへ。 初めてプレイしたが、非常に良くできたゲームだと思った。 プエルトリコに似ている印象があるが、あちらは誰かが選んだアクションを全員が実行する(選んだ人には特典あり)のに対して、こちらは飽くまで個人の…
暑いからという訳でもないのだが、中南米を舞台にしたゲームばかりを集めて遊ぶ会。 オープニングは、それほど重くないところで、まずメキシカから。 手番の早いプレイヤーは、エリアの切出しに精を出し、手番の遅いプレイヤーは手止まりを生かすためにエリ…
再三の繰り返しになるが、1826の大きな特徴として企業の資金調達の方法に、増資による資金調達と、有利子負債による資金調達の二つが揃っていることが挙げられる。 この二つが揃っていると、資本コストの違いという概念がきちんと語れるようになる。実際…
1826がなかなか満足の行く内容だったので、少し大変だったが要約を作った。 1826が優れていると思う部分は、以前の18GLへのコメントと同じだが 1)会社のファイナンシング技術が一通り用意されている貴重なマネージメントゲームである 2)上記…
一之江と言うと18のメッカという印象があるが、わたしが一之江で18をプレイするのは昨年の11月のスカンジナビア以来。 はちさんのインストで4人で対戦プレイ。プレイがスムーズな顔触れでテンポ良く進んだと思うが、それでも5時間半掛かってしまった…
しばらく前に読んだ「基礎力のつく死活」の続編。 本人の自覚としては囲碁の力を、布石、手筋、死活、ヨセなどに分類した時に死活が一番弱い気がする。ということで、古い本ではあるのだが再読して反復練習に当てようと思っている。久しぶりに読むと非常に難…
第20期はいろいろな意味で珍しいことが起こった名人戦だったと思う。 先ず名人戦男:大竹英雄の姿が見えなかった。前期でまさかの陥落をしてしまい、トーナメント復活もならなかった。 次に昔は毎年のようにリーグ優勝、挑戦者発言を繰り返していながら一…
さて、第二部を読み終えた。 ストーリー的には多少進展したような気もする。まず奥さんが出て行ってしまうという一大事が起こった。それを踏まえて主人公は考えるために近所の枯れ井戸の底に潜ってみた。加納クレタという女性とクレタ島へ行こうかと考え準備…
「フェッセンデンの宇宙」を踏まえてハミルトンの傑作群を訪ね歩く第二弾。 なんと世界SF全集である。それにしても本作がハヤカワのSFシリーズやSF文庫に再録されていないのは七不思議と言う気がする。 結論から入ろう。アメリカでハミルトンの代表作…
この時期、竹林包囲網という言葉があったらしい。実際、名人戦では、15,17,18期を大竹が、16,19期を林がリーグ戦を制して小林名人に挑戦した。なんと5年に渡って竹林がリーグ戦を制圧し小林に波状攻撃を繰り返したのだ。特にこの年は碁聖戦で…
初めてこのゲームをプレイしてみた。 基本はタイルを買っていくオークションゲーム。メインの得点源になるのは、イタリアの有力都市のタイルだ。ただし、これが何点になるかはゲーム中の都市間の抗争の行方によって変化する。都市と都市が戦争を行うと勝利し…
「攻めに強くなる12章」も良かったが、本書はさらに良いと思った。 大竹流の不思議な強さ、厚みというものの価値について、鋭い示唆を与えてくれていると思う。 第4章で引用される石田芳雄の「厚い碁、百態」が非常に面白い。6人の厚み派それぞれに対す…
ちょうど10年前のゲームになるが、1998年7月のゲームジャーナルの付録ゲームが幕末物の「戊辰戦争」だった。当時、今にして思えば人選ミスだと思うのだがトレーディング・カードゲームの原稿を書かせていただいたので、執筆者分見本という形で本誌を…
奥さんが原作のファンだと言うことで、今年は本当に久しぶりに大河ドラマを見ている。 薩摩で始まった頃はピンと来なかったのだが、江戸城に入って徐々に幕末の有名人やメインイベントが登場してきて面白くなってきた。先ごろ、堺雅人の演じる家定が病死する…
昨年の夏に初プレイした1846を遅蒔きながら入手することができた。 いまや18と言えば、少なくともわたしの周囲ではまず1846を指すという状況になっている。プレイ時間も短めで、最近では一日3回転するのが当たり前になりつつあるらしい。そして、…
これは面白い。 「メキシカ」も期待以上だったが、本作も期待を超える面白さだった。 いま「ワーストコロニー」で、丁度、「他人と競争しているが、部分の局面では協力する必要も真剣に発生するゲーム」を作ろうとしている。その狙いが本作では然程、複雑で…
いろいろな棋書を見てきたが、これはその中でもベストなのではないか。 軸がしっかりと絞られていて、その軸となるテーマを語るための諸側面を12章に分けて語っている。非常に説得力があり、テーマのいろいろな側面を過不足なく語っていると思う。 先ず、…
中南米な気分なので遅蒔きながら入手。 ところが、入手してみたら「サンチアゴ」とは、アフリカ西部にある火山島の名前だそうな。そんな島、実在するの? 普通のセンスとしては「サンチアゴ」と言えば最近、発展著しいチリの首都。旧市街は世界遺産にも登録…