試しにスペインを持ってのソロプレイを少しだけやってみる。
国王から予算をもらって、それを使って船を買い、冒険家に率いさせ、上陸地点を決め、植民者と部隊の乗船を決め、それらに応じた食料を積載するところまでプロット。それに応じて航海させ、海上損耗を判定すると到着。そこで、上陸して必要に応じて行軍し、陸上損耗を判定する。最後に植民交易の成果が上がり、維持費を支払ってお終い。
最初のターンは設備投資(主として船だが、軍隊も)に多大な予算を消費することになり、初期予算と第1ターン予算のほとんどを投入するような感じだ。ところが、結果として船団が大きくなるので、損耗も大きくなり、維持費も大きくなる。真面目に最後までの経費を計算して計画しないと、いきなりバーストしてしまいそう。
最悪は維持費を断念してユニットを諦めれば良いのだが、そうすると次のターンも初期設備投資を繰り返すようになり効率が悪すぎる。
船が必要な数に達し、植民地交易が一定程度まで予算の助けとなり、植民地を守るための軍隊が現地に十分になると収支が好転しそうなので、そこから拡大していけばいいのだと思う。ソロプレイだとそういう考え方で良いと思うのだが、対戦だと良さそうな上陸地点は争奪戦になり先着を争ったり、場合によっては現地で軍事衝突ということもありえる。そうなると資源マネージメントだけでもバランスが苦しいのに、本当に成立するのだろうかという不安も感じる。
非常に厳しい資源枯渇気味の開拓マネージメントゲームだということがわかってきた。