2007-01-01から1年間の記事一覧
SFゲームの古典をローカルルール化して楽しく遊ぼうというのが自分のプレイの軸になった一年だったと言う気がする。これに今年は一之江発足による18ブームが重なったと言う印象。今年は非常に特徴的な方向の出たユニークな一年だったという気がする。
上期末に下期懸案を設定した資料をベースに2007年をまとめておこう。 1)SFゲーム ●トワイライトインペリウム3版+シャタードエンパイア ★サンダーズエッジ再戦 ★アウトポスト再戦 ●エイジオブスチーム:ムーンマップ ●スタートレーダー再戦 振り返…
最初に書いた通りで、実際にプレイできないゲームかも知れないが野心的な作品として評価することはできると思う。まず、国産シミュレーションゲームの黎明期の作品でありながら、海外シミュの真似でなく「オリジナル」を作ることに成功している点である。そ…
上述したように独創的な世界観と豊かな物語性を持つゲームなのだが、どうしてプレイしたことがないかと言うとプレイアビリティが極めて悪そう(やったことがないので断言はしないでおく)なのだ。 先ず、鏡像世界なので同じマップを使うというのはアイデアと…
ミッドガルドの野心的な部分はゲームの世界設定から始まっている。 このゲームの世界は二つの鏡像のように良く似た世界から構成されている。そして、互いの世界のヒーローと友人とヒロインの三人組は、それぞれの世界を旅して他方の世界への扉を開く鍵を探す…
ツクダの「ミッドガルド:失われた鍵」である。 これまたよりにもよってコメントに困る代物の登場だ‥(^_^; 困る理由がたくさんある。 第一にプレイしたことがない。 第二に日本のシミュレーションゲーム黎明期の野心作であり、当時の時代の水準を踏まえて語…
迷宮ゲームの男、トム・ジョリーが自費出版に近いジョリーゲームズから出した小品。 「プログラマーズナイトメア」と同じ時期に同じような出版形態で出た作品だが、こちらは正に迷宮。GOOTMUとは、迷路脱出ユニットの頭文字を取っていて、各プレイヤー…
SPIが崩壊して二十五年‥(^_^; 未だにSPI資産をプレイしきれていない。今年は二十年ぶりくらいに「スタートレーダー」をプレイしたことと、「フォールオブローマ」を初めてプレイしたことが大きな収穫だったと思っている。 しかしながら、紙幣が用意さ…
エルフェンランドをプレイしたときに、デザイナーはきっと「プレイヤーたちが各所に散っていき、各所に様々な移動手段が設定され、手札の中でベストな経路をみながそれぞれに探すようになるといいな」と思ってデザインしたのではないかと思った。 残念ながら…
なかなか此処へ来て「タンホイザー」、「ゴンドール」と、どうもスッキリしない作品が続いて今年の最後を締め切れない印象がある。という訳で期待のオルネラの「ヘルマゴール」もやってみた。入手した後に彗星さんと逢ったら「ヘルマゴールは‥」と語尾が不透…
1985年に新潮文庫に書き下ろされた水見稜の長編SF。 惑星トアコルの調査に来た調査隊は、人間とほとんど同じトアコル人と接触し、その起源が人間と同じものかどうか調査を開始する。調査が進むに連れ、まるでTVの書割セットのように実在感の薄いトア…
今年の最後の懸案消化になろうかという「第三紀の戦い:ゴンドール」をソロプレイした。 率直に言ってなかなかコメントしがたい。 先ず端的に言って、先日プレイして「なんじゃこりゃ?」状態だった「タンホイザー」のようなことはない。それなりに考えて作…
映画:指輪物語三部作の成功で指輪物語は誰もが粗筋を知っているようになった。ゲームとしても、ストーリーラインに沿って協力して進めていく「指輪物語」、大枠の構図を上手に軍人将棋に盛り込んだ「コンフロンテーション」、フェローシップの冒険をタイマ…
年末に向けて今年もできなかったゲームを振り返っておきたい‥(^_^; まずは、「ストリーツオブスターリングラード第3版」。旧SL育ちの自分にとってはスターリングラード市街戦は最初の赴任地のようなもので、なんらかの思い入れがあるのは事実。別にこの…
ドイツゲーム賞を取るなど今年の話題作。先日、彗星さんに評価を聞いたところ、ゲーマーでない人とでも遊べる良いゲームとの意見だったので出物を探していたところ遭遇。 本当は今年の購入予定枠は既に使い切っているのだが、ヘルマゴールと大聖堂は来年分の…
本書は言語療法士や、障害児と対することのある保育士の人をメインの対象に書かれている本だが、この本を読むとことばの問題はこどもと一番触れ合う時間の長い親が見てやるのが良いことだということも理解される。ことばの問題は日常の中で評価するのが一番…
ことばの障害は、最終的にはアウトプットの言葉が出ないという問題なのだが、実際には問題の由来するところは様々であり、対応もそれによって異なってくる。 以前に知能話しでも書いたが、大きく分けて問題は、インプット/プロセッシング/アウトプットに分…
遅れ気味ながら運動は赤丸急上昇中の娘だが、もう一つの心配事が始語がなかなか出ないこと。女の子の二歳半なのでこれも遅れ気味なのは間違いない。 ところが相談に行くと3歳で言葉が出ていないと言葉の教室に入るというのがスタンダードらしく、二歳半だと…
運動の苦手な我が家の娘も最近は掴まり立ちから伝い歩きのトレーニングに移っている。足首が柔らかすぎてぐらぐらする感じがあるので、リハビリの先生とも相談してハイカットシューズを買った。 最近は家の中での移動力が増加して、あちらこちらをハイハイで…
先日は下高井戸のノリエッテ、今回は横浜伊勢丹のフルローネのケーキ。 右側がフルローネ自慢のモンブランローズらしいがママが希望したのでパパはバナナタルト。でもバナナタルトの方が美味しいと思ったのは気のせい?
まさか一日に「サンダーズエッジ」を二戦完全決着して時間が余るとは思わなかった。 真田さんではないが、「こんなこともあろうかと思って」、持参したゴアを出してみた。個人的には今年のユーロゲームの収穫の一つだと思っているので、今年の最後のゲーム会…
ということで6ターン、正味3時間半で終わってしまったのだが、内容的には今までのサンダーズエッジの中で最高に面白かった。そもそもサンダーズエッジを歴代一位に挙げるほど今までも面白いと思っていたのだが、それを越えるほどに面白かった。彗星さんや…
勝利得点集計 彗星さん Gさん わたし イベント 6 3 6 コンスル 3 6 − 地上拠点 33 19 30 宇宙拠点 8 12 4 合計得点 50 40 40結果から言えば、テロ支援を打っても宇宙拠点の一箇所でGさんと同点にしかならず痛み分け。地上でもセント…
二戦目は各プレイヤーが電撃戦に備えてしっかりと降下した状態からスタートしたが、それでも暫定コンスルのイニシアチブを利用してロケーションに入って守られる前にと彗星さんがGさんの拠点を一箇所奪いバランスが崩れたところからスタート。 これを見て世…
これでは納得が行かないと言うことで、もう一戦交えることになったが、サドンデス勝利条件がこのままでいいのか協議に。結論としてはどうもこれは3人だと起こり得ることなので、3人の場合にはサドンデス条件の引き上げが必要だろうと言うことに。 折角セッ…
年に一度くらいはやり続けたいよねと言っていた「サンダーズエッジ」の自家製ルール版。師走になってしまったが今年も実現することになった。 今回はなかなかメンバーの都合が付かず、結局、最小催行人数の3人での実現となった。お馴染み彗星さんと、意外に…
明日のプレイに備えて直前見直し。もう完成したかと思っていたが、久しぶりに冷静に見直すと若干の直しがあった。特にデーモンキャニオンをロケーション扱いするのはいろいろと混乱を招くので、両タイルを接続していることを示すマークであるということにし…
第一印象というのは極めて重要だと思う。 最初に読んだ作品の評価は、その後のその作家との付き合い方に決定的に影響する。ル・グィンとの出会いは「闇の左手」だったが、ダブルクラウンという前評判に期待しすぎたのかも知れないが読むのが苦痛でやっとの思…
エマヌエル・オルネラというデザイナーの「オルトレマーレ」が面白いと言う話しをmoon gamerさんで読んでからずっと欲しいと思っていたが未だに果たせない。聞けばその次回作の「ヘルマゴール」も面白いと言う。二作続けてヒットさせられるのなら、…
SNSで数年前から実施されている日本版ワンハンドレッドゲームズに初めて投票した。 投票した時点の気分によるところも大きいのだが、それなりに自分のオールタイムフェイバリットではあると思う。 1:サンダーズエッジ 2:アメリカンメガファウナ 3:…