まだ結婚できない男を見る

終りました。

うーん、13年前が素晴らしすぎたので、見劣りしました。

前作では、夏川、高島、国仲の三人がそれぞれに魅力を発揮して彼女候補になる所が上手く機能していました。

しかし、今回は吉田羊と稲森いずみは機能しましたが、深川麻衣は機能しませんでした。

個人的にはカフェの店員の留美ちゃんをやっていた美音がカワイイと思いました。

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余計なことですが、平佑奈ちゃんがパンパンで破裂しそうになっていたのには少なからず失望させられました。

最後、とっても良い感じで終わったのは前作通り。まさか、10年後にまだ独身なんですという第三作はないですよね?

GJ73号を入手する

今回は首里城火災の影響で、付録ゲームが沖縄戦だったことから一般販売延期となりました。しかし、定期購読者、執筆者献本は予定通りに届いています。

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付録ゲームは、「沖縄の落日」です。

個人的な感想としては、首里城火災に関係なく、沖縄戦をゲームでやることに抵抗があるので、プレイすることはないかなと思っています。と言うことでリプレイ記事、史実記事もスルーしました。

ゲームレビューでは、SFゲーマーとしては旅団長さんが紹介する「スターウォーズ・アウターリム」が気になります。スターウォーズフィナーレに向けて、他にもいくつか気になるスターウォーズネタがありますが、旅団長さんが推すのなら確かでしょう。

絶版ゲーム再生プロジェクトが、AHの「ロシアンフロント」です。「ロシアンキャンペーン」が今でも現役なのを考えると、当時、後継者として鳴物入りだった本作が全然見掛けないのは不思議なことです。

発売当時に、「ロシアンフロント」の後継者と言う煽り文句で購入したのですが、独特のシステムで相手ターン中も盤面に集中せねばならず、結果としてプレイ時間も長いことから手放してしまいました。個人的には、復刻されないのは故なきことではないのではと思いますが。

戦闘機:第一部、戦略を読む(感想)

第1章を読んだ気付きとして、

1:ドイツはフランスを一撃で粉砕したことで、イギリスは戦わずして停戦するのではないかと期待しており、結果として本気で上陸作戦を準備するのに出遅れている。

2:そもそも対岸国に対して上陸するという経験は、世界的に前例のないことであり、そのために何を準備すれば良いのか誰も判っていなかった。

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3:判っていなかったのだから仕方がないとも言えるが、ヒトラーゲーリングというドイツ空軍のあるべき姿を示すべき二人は、ドイツ空軍を誤った方角へとリードした。

4:これに輪を掛けたのが、戦術支援空軍としてシュツーカが余りに成功したことで、このため戦略爆撃空軍を準備することなくドイツはバトルオブブリテンに突入してしまった。

まぁ、連合軍側視点の書籍なので、ドイツ軍に対する評価は厳しいのであるが、負けるべくして負けたという主張が読み取れる。

戦闘機:第一部、戦略を読む(引用)

ハヤカワ文庫、レン・デイトンの「戦闘機-英独航空決戦」です。

p46

こんなことからイギリス本土攻略作戦計画がようやくOKWで芽を吹いたのは、一九四〇年七月十二日のことであった。それもその作戦計画の起案者である陸軍大将ヨ―ドルでさえ、「広大ナル作戦正面ニオケル渡河戦ノ形ヲトルモノトス」などといとも軽く片付ける始末だった。

p52

この日(一九四〇年七月十九日)クロルオペラハウスの式典で新たに誕生した空軍元帥は三人であった。まず一人は小柄で剽悍なエアハルト・ミルヒ。航空省で筆頭の地位にあり、また空軍でも監察長官をつとめている。あとの二人は、アルベルト・ケッセルリンクフーゴー・シュペルレで、それぞれ二航艦と三航艦の長官であるが、この二人はどちらも二階級特進であった。これはどうもミルヒの権力を弱めようとしてのゲーリングの策謀だったのではあるまいか。

p62

ドイツにはフーゴー・ユンカース博士の航空機製造会社があった。時世の移り変わりに順応するのがきわめてすばやい人物で、休戦協定が調印された日の午前に生産を軍用機か商用機に転換することを決めたのである。

(中略)

そうしたユンカース博士のとり立てを受けた者たちの中に、少し出目の男がいた。名をエアハルト・ミルヒといい、‥

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p72

その後のこのドイツ空軍の性格を決定づけてしまうような現象が、早くも進行していたのである。

まずゲーリングだが、この人物は技術的知識も持ち合わせてはいなかったし、この新生空軍が進むべき方向を明確にしてそれを支持する能力もなかった。ヒトラーはといえば、出来る限りの短期間中に、能う限りの最大規模の軍用機数をとりそろえることのみを、声をからしてただ叱咤していただけのことだった。

(中略)

もしもドイツ空軍が四発の遠距離用爆撃機を所有していたとしたら、バトルオブブリテンの様相はそれこそ全く別のものとなっていたにちがいない。だが、とりそろえる機数の多いことのみが優先されたし、四発の大型爆撃機の開発と量産につきものの複雑な諸問題は、他の兵力整備計画をいたずらに遅延させるだけだと考えられたのである。

p84

こうした中にあってひとりユンカースJu87急降下爆撃機のみは、期待をはるかに上まわる好成績を示した。この機に対する爆弾搭載量が少ないという唯一の不満も、実戦使用でのターンアラウンド時間の短さがそれをつぐなって余りがあった。一日に実に六回の出撃を実施したようなシュツーカ隊も一、二にはとどまらなかった。

 

 

 

 

小川誠子さん亡くなる

寡聞にして、小川誠子六段が亡くなられていたのを存じ上げませんでした。

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NHK杯囲碁トーナメントの聞き手を10年も勤められたので、お茶の間の囲碁ファンでは非常に知名度の高い女流棋士

1978年から3年に渡って小林千寿と女流選手権を争って、「チートモ」対決として盛り上がりました。

旦那さんは「白線流し」などで有名な俳優の山本圭さん。

ご冥福をお祈りいたします。

眉村卓追悼:☆遥かに照らせを読む

懐かしいです。

収録作のほとんどは、「SFアドベンチャー」の読み切り短編。一部、「SFマガジン」があります。この頃は高校生だったので、SF雑誌を端から端まで読んでいました。

お気に入りの順番にコメントします。

「トグシノ」は、一種のタイムパトロールもの。晩年を迎えた主人公が、生きがいを求めてタイムパトロールの外勤に志願。遭難した先は、時間が三日月湖のように取り残されて3日間ごとにスタートに戻ってループする奇妙な世界というお話し。ちなみに、トグシノは主人公の名前です。

「ペジの泥沼」は、ペジという異星生物だという砂を混ぜて作られた願いを叶える人形が各家庭から逃げ出す怪現象で始まります。逃げたペジたちが合体して人間を襲う快足獣になるので、これを退治する志願兵組織が結成されます。しかし、倒した複数の快足獣の死体は、やがて合体して八本足の巨大な怪物に。この怪物は人間たちを、社会規範から解放していきます。

「ポドゲギャ」は、ごく短期間だけ熱狂的な繁殖期を持ち、その後は成熟して落ち着いた人生を送る異種族、ポドゲギャの物語。この繁殖期ポドゲギャが、成熟期ポドゲギャの存在を否定して叛乱を起こします。

「遥かに照らせ」は、抜き打ちで人生計量をされ、規定値に満たないと消滅させられてしまうという奇妙な世界。主人公は人生計量を数日後に予告され、計量値を上げるために非日常的な体験をしようとします。

トライチ」は、正攻法で獲物を狩ることを誇りとする種族の物語。しかし、そこに謀略を用いて要領よく狩りをしようとするものが現れて追放します。しかし、追放した謀略を用いる者たちが群れて攻撃してきたらどうなるのかという不安を主人公は感じて終わります。

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全体として、異種文化テーマ作品集とも言うべきでしょうか。なんとなく、単語の独特の音の響きの選び方と言いジャック・ヴァンスを想起させます。もちろん、良く言われるように「ヴァンスのように書けるのはヴァンスだけ」なので、そこはどこまでも眉村卓テイストではあるのですが。

ダイナモ作戦をソロプレイする

今年二回目の「ZOCのあるゲーム」の対戦(笑)に備えて事前演習です。

シモニッチの作戦級ゲームは、それこそ「CTS」や「レジェンドビギンズ」の頃にはシモニッチ個人に物理メールして購入したものです。彼の個人メーカーだったライノゲームズが閉まった頃から徐々に疎遠になってしまいました。近年、オランダとかアルデンヌとか、筆者の苦手な戦線が続いたのも一因です。

久しぶりに読みましたが、ZOCボンドとか懐かしいです。断固たる守備と、戦闘後前進の一環として蹂躙は、見慣れないシステムでちょっと戸惑いました。

試みに動かしてみた範囲では、考えるより動かしてみるのが正解だったと思いました。

シチュエーションが強烈なのは、ダンケルク大脱出ですから仕方がありません。ベルギー軍は降伏寸前だし、ドイツ軍の装甲部隊は大好機なのに休憩しているし。

意外に手軽そうなので、作戦をいろいろ考えて何度も対戦するものなのかなと思いました。筆者のもっとも苦手とする遊び方ですが(苦笑)。