アントニオ猪木もついに亡くなる

6月のターザン後藤死去の時に述べた予想通りですが、亡くなられました。79才。

引退試合の「この道を歩いて行けば‥」が各局で報道されて、これが一番、人々の心に刺さったのだなと改めて沁みました。テレビ朝日では参議院で連発した「元気ですか!」集が放送されて、これはこれで見応えありました。

ブラジル・サンパウロ高校の陸上部と言うのは昔から知っていたのですが、出身地が横浜になっていて驚きました。鶴見区なんですね。ちむどんどんと一緒か。

ところで、リック・フレアーって、7月に最終試合をしたようですが、先月、引退を撤回した模様です。まぁ、やっぱりというしかありませんが。

ザ・グレイテスト・ショウマンを見る

劇場で見てきたばかりですが、復習したいことがあってHDDに残っているWOWOW版を見ました。
見たばかりなのでストーリーで次に何が起こるか全部わかっている、なのに面白い。
今回はフィリップ・カーライルを注目してみましたが、あらためて魅力的人物と思いました。
エリザベス女王にツテがあるのは凄すぎますが、「全員でなければ一人もお伺いできません」は腹が座っています。劇場でアンを連れていて両親と会うシーンでも少しもブレません。こうなると誰が主役だかわからないほどです。
PTバーナムは実在の人物ですので、カーライルはどうなのか調べてみた所、たいへん残念ながら架空の人物だそうです。

×メアリ・ジキルとマッドサイエンティストの娘たちを読む

三等兵さんからお借りした二冊の二冊目です。

筆者の苦手なスチームパンク装飾の作品になります(苦笑)。

ヴィクトリアンエイジで、主人公はマッドサイエンティストの娘たち。最初にジキル博士の娘であるメアリが登場します。父親のジキル博士は、実は死んでいないのではないかと言う疑念を解きに掛かります。その過程でハイド氏の娘である妹(?)ダイアナと出会い、連続殺人事件捜査中のシャーロック・ホームズと出会います。ここらへんまでは悪くありません。

この後、一連の経緯を小説として書いている視点人物のキャット・モローが加わり、あれよあれよと毒を吐く娘、ベアトリーチェ・ラパチーニ、フランケンシュタインの娘、ジュスティーヌと人数が増える辺りでごちゃごちゃしてきていただけなくなりました。

リーダビリティがそれほど悪い訳ではありませんが、誰が何の謎を追って何をしているのかが整理して理解しにくいように書かれているので、読んでいて疾走感や爽快感がありません。

これに加えて、キャットが書いている文章に他のメンバーが文句を付けるということをまるごと文章化しているのですが、正直に言って読みにくくしているだけだと思いました。

ちなみに、これも三部作になっているそうですが、この出来なら二冊目が訳されても読むことはないと思います。

訳者に市田泉さんが入っている時点で危ないなとは思っていたのですが。

似て非なる名将 落合博満と野村克也を読む

雑誌「number」の1058,1059合体号です。

野球の名監督本と言うのは非常に良く売れるようです。

現代社会において一国一城の主として全権を揮い、その決断とアウトプットが多くの人の目に見えるからでしょうか。

一冊まるごととまでは言いませんが、かなりの部分を両指揮官の比較で埋めています。

野村のヘッドコーチを務めた橋上秀樹、野村ヤクルトから落合中日へ移籍したエース川崎憲治郎、落合の参謀だった森繫和など、非常に的確な人たちにインタビューしており、読み応え十分です。

第2パートの「語る力と、語らぬ力」はタイトリングも良いですが、それだけに中身も非常に興味深いです。このパートでは、中日の井出球団代表と、阪神楽天で野村の下で広報を担当した嶌村が登場します。

井出の証言で、「落合は先ずルールを研究した。そして、ルールでできることの中で自分が勝つために使えるものは全部使っていた」と言うのがあって面白く読みました。野球は普及度の高いスポーツの中では異常にルールが多い競技です。特に「飛ばないボール」を最初に積極的に活用したのは落合だという証言はなるほどと思いました。

「飛ばない」サンアップ製ボールを登録し、それを巨人戦に使用した。ルールで巨人戦だけに狙い撃ち使用できないことを把握してヤクルト、横浜戦にも使用したのだそうです。

登録したボールは主宰試合の1/3以上に使用しなければならないというルールがあったからだそうです。そんなルールがあったとは初耳でした。

また、落合が自分から話しかける相手の監督は、野村以外には王さんと梨田監督だけだったと言いますから、これもビックリです。他の監督は落合から見て野球談議を深めるに足る相手ではなかったということでしょう。

野村はそうした落合に対して「話すのも監督の仕事だから、おまえはもっと話さなきゃいかん」と言っていたそうで、それに対して秘密主義をもってマネージメントに当たっていた落合は最後までのらりくらりと受け流していたそうです。これもいかにも落合らしいと思いました。

両監督と戦った岡田、伊原などの監督のコメントも面白いです。

特に岡田監督の、荒木が一塁に出たら投手に牽制させて落合の表情を観察する話しは非常に面白かったです。何度も牽制してやると、盗塁を諦めてエンドランに切り替える。その時に少し口元が緩むというのです。

二人とも自身が活躍した球団を追われて外様球団で最後は引退しました。

野村は西武で代打を出され、代打が併殺打を打った時に「ざまぁみろ」と思った自分が、もう野球人としては失格だと思って引退を決意したと言います。

その野村は、清原をFAで取った巨人から追われた落合の姿を見て、南海を追われた自分を重ね見たと言います。

同じ三冠王でありながら、球団の貢献者として最後まで処遇してもらえなかった二人は、指導者として最強になることで球団を見返したのでしょうか。親球団の不遇が二人の名将を生み出したのだとすれば、なんとも皮肉なものです。

よだかの片思いを見る

舞台挨拶付き回を逃してしまい、それなら新宿まで行くこともないかと地元で見ました。

なかなか重い映画でした。

顔にあざがあることがコンプレックスでもありアイデンティティでもある主人公アイコ。彼女のインタビューを読んだ映画監督の飛坂は、是非とも映画化したいとアプローチする。

アイコは工学部の大学院生という設定で、その同級生に藤井美菜演じるミュウ先輩。なんと工学部女子としては考えにくいことにラテン部で、露出の効いたキンキラ衣装に背中にバタフライウィングを付けてサンバを踊ります。

彼女がアイコと、アイコに思いを寄せる原田に言うセリフが、「あんたたちも青春エネルギーを運動エネルギーに変換しなくちゃ」と言うのが気が利いていました。

アイコは飛坂の熱心なアプローチに敗けて映画化を承諾し、二人は交際を始めます。その話しを聞いた藤井が応援する辺りも良い感じ。

こういう明るい女子大生役を藤井が演じるのは少し意外でした。いえ、似合わないということは全然ないのですが。

終盤でラテン部のバーベキューで顔を火傷してしまった彼女が、「こうなるまではアイコちゃんのあざのことを真剣に考えたことなかった」と言うのが正直ですが、どう受け止めて良いのか微妙な感じです。

松井玲奈のディープキスやベッドシーンを始めて見ましたが、気が付けば31歳ですから女優としてはそろそろ演じて当然の年齢なのでしょうね。

重量級だったので、もう一回劇場ではない感じです。

笑わない数学:abc予想を見る

聞いたことがありませんでした。

任意の数の和と積の関係に関する予想だそうです。

非常に難しい概念なのですが、そもそも数学者的には乗算より加算の方が難しいという所から説き起こして、なるほどと思わせる説明をしてくれました。乗法によっては、それぞれの数の素因数分解の結果(番組では遺伝子と呼びました)が、演算結果に欠損なく引き継がれるのに対して、加法によってはそうした情報が結果に残らないので加法演算は破壊的だと言うのです。なるほど。

このトピックがホットなのは、今世紀に入って望月が証明し、それが査読も通ったにも関わらず証明が不完全であるという反論があり、今もホットな論争が続いていることにあります。

また、abc予想が真であると様々な数学的難題の解決が容易になるという効果があるということで、本番組で先に扱ったフェルマーの最終定理の証明も1ページ以内で終わってしまうのだそうです。そりゃ、凄い!

次回は確率論だそうです。

チャコ戦争を入手する

WaWの86号です。プチウォーゲームショップ。

入手してからだいぶん経ちました。実際は千葉会に持参したので、2週間くらい前の入手です。

英語版コマンドで付録ゲームになったのを調べたら1991年でした。既に31年も前の出来事。歴史記事を読んだ上でソロプレイしましたので、多少の思い入れがあります。そうでなくてもラテンアメリカンウォーゲーマーなのですが。

そもそもWaW誌って、WW2の専門誌だったのではと思いますが、戦間期までは守備範囲なのですかね。

ハヴィエル・ロメロのヘクスゲームなので、正直に言うと少し地雷の兆しがあります。それでもスペイン語文献が読めないと作れないテーマだと彼に期待せざるを得ないという現実があるので、ともかくもプレイしてみるのでしょう。

BGGのチャコ戦争ファミリーを見ていたら、DRAGOONさんから買った「クントポケット」もやっていないなぁ。工作が必要なゲームは、どうしても手が付きにくいのです。

bqsfgame.hatenablog.com