WOWOWです。
となると、ついつい期待してしまうのですが、それが良くなかったのか大いにガッカリしました。全編にわたって非常に単調で盛り上がりに欠けました。
官軍の信濃川渡河による奇襲、河井側の八町沼突破による反撃など面白い部分もあるのですが、あんまりインパクトのある描き方をしていない気がしました。
役所の演じる河井継之助の人物的魅力も今一つで、「山本五十六(2011)」と言い、本作と言い、役所公司は意外とダメなのだろうかと個人的には大いに憂慮しました。
2回目です。
「カッペリーニ」の4回目を見たのでが誘因ですが、大奥に濱尾ノリタカが出てきたのが直接の動因です。
上新井田みどりに二股を掛けていたイケメンアナウンサー谷山です。
別れた後もみどりの所へやってきて「冗談はヨシコさん」と言って「みどりです」と言い返されたりするなど意外にコミックリリーフな役を演じています。
彼がモデルと手を繋いでいる写真について「おにぎりを握っているんだよ」と言い訳したのが後々まで使われていて、握手までしか進まないみどりと石橋の関係をおにぎりの関係として描きます。
最後のモーションアニメでも人形の二人はおにぎりします。
エンターテインメントとしてのパンチ力は「カッペリーニ」に見劣りしますが、エンディングのポンとポコが作った動画は、なかなか心に沁みます。消去する前に、もう一回くらい見ようかしら。
WOWOWです。
シリア、イラク、クルディスタン、レバノンの国境エリアで3年間に渡って撮影されたドキュメンタリー映画で、ちょっとした話題作だそうです。
映像的には暗い映像が続きます。特に精神病棟での「私たちの国」を描いたアマチュア演劇が比較的わかりやすくてインパクトありました。それ以外にも身代金電話に出る老母とか、非常に重苦しい画像が続きます。
彼らの視点から見れば、アメリカ多国籍軍も彼らの上を通り過ぎて行った圧政者の一つでしかないと言うことは良く理解して置く必要があるでしょう。
少年アリがハンターに一日5ドルで雇われて沼地を案内するシーンが断章として組み込まれていて、これも考えさせられました。
一番の悪者として映っているのがISISなのは、止むを得ませんし、そうでなければ欧州参加国の合作映画として公開されるのは難しかったのではないかとも思います。
WOWOWです。
劇場でも見たのですが、録画視聴だと落ち着いて見られるし、巻き戻しチェックもできるしで、快適でした。
事実誤認がありました。
>家族たちにも聞かせるべく手話通訳を付けて熱唱するのがクライマックスでした。
>最後、彼女のステージで映画音声が切られて、聞こえない人には彼女の歌がどういう風に見えているかを体験させる演出が圧巻でした。
手話通訳をつけて熱唱するのは事実。
しかし、映画音声が切られる演出は、この場面ではなく一つ前の秋のコンサートで彼女がマイルズと歌う場面でした。
この時に聴衆の反応を見たお父さんがバークレーの受験日の朝にルビーを叩き起こして家族全員で受験会場へと繋がります。
受験会場で楽譜がなく、伴奏をどうするかという所で、ミスターVが突如として現れ卒業生ですと名乗って演奏するのも素敵。そして、途中から手話で訳詞を付けて歌い上げ家族で抱き合って受験完了を祝います。
あとPG14になっているのですが、改めて見ると特に前半は下ネタが多いのですね。お父さんとお母さんが絶倫だから。
昨日、痛い目に会ったメルボルンです。
シドニーの同型艦。他にブリスベーンがあって、オーストラリア南東の主要都市は全てこの艦級に名付けられています。
主砲は152mm速射砲。このクラスは「SMSエムデン」では、砲撃力「d4」と評価されているようです。そうすると期待値が14で、エムデンの装甲8を引いて6なので3ダメージくらい食らう感じになり、必要がなければ遭遇したくない敵と言えます。
ウィキペを読むと、エムデンがシドニーを撃沈後に救援に駆けつけて最終的にエムデンを沈めたのはメルボルンなのだそうです。そういう意味ではメルボルンにやられるのはヒストリカルなのですね。じゃあ、仕方がないか(?)
と思ったのですが、エムデンのウィキペディアと齟齬があるので調べた所、エムデンを沈めたのは、やはりシドニーのようです。正確にはシドニーの優勢を覆せず自ら座礁したのだそうです。
いろいろと謎が解けたので再挑戦しました。
第1ターンに、ココス諸島で諜報任務を実施。ココス諸島の西で商船ポイント最大(8)のトロイラスを拿捕します。
第2ターンに、コロンボにて首尾よくデュプレクスを発見。砲撃戦となりますがこちらの砲撃が当たって小破させるも、相手からも命中を受けて3ダメージを受けます。2ラウンド目は外してしまい、これ以上続けては行動不能になりそうなので逃走します。
続いてマドラス砲撃任務を達成。さらに、ディプロマット(8)を拿捕します。諜報任務の効果は非常に大きく、大物の商船を次々に仕留められます。
第3ターンに、アンダマン諸島でドイチェを拿捕。3つ目のニコバル襲撃任務を成功させます。
第4ターンに、前回も見たラングーン砲撃任務を引き当てて達成します。しかし、ラングーン砲台から反撃を受けて4ダメージ。アチェに入港して修理することに。海上でも修理できるのですが修理コスト(石炭)が高いのです。
第5ターンには、ココス諸島上陸作戦が登場。これの必要条件にシドニー沈没というのが出てきます。しかし、デュプレクスと違ってシドニーは遭遇シートに船名がありません。オーストラリア軍艦との遭遇が遭遇表の3コラム目から出てくるので、これに遭遇してオーストラリア艦の中から引き当てるようです。
と言うことで、オーストラリア艦に遭遇する所まではOK。しかし、ランダムに引いたオーストラリア艦は残念ながらメルボルンでした。メルボルンと砲戦になり、なんと一撃で5ダメージを受けてしまい、準行動不能状態となってしまった処で中断としました。
ちなみに名声6、汚名1、通商破壊22、敵性軍艦は小破させただけで撃沈なしです。マドラスとラングーンを撃破しましたが、これだけでは解放ボーナスにはならず。
したがって、合計9点ですので、「よくやった艦長」とねぎらわれる所までは行きましたが、パレードで出迎えてはもらえませんでした。
機会を見て再挑戦でしょう。
この時に話題にしました。
しかし、柏では一週間しか上映期間がなく空振り、結局、半年以上も待ってWOWOWです。
デュポンのPFOA汚染の実話。
それを企業法務担当で、もともとは企業側の弁護をしていた弁護士が祖母の地元の酪農家から祖母経由で頼まれて本気で糾弾していく話しです。
PFOA規制はストックホルム条約になり日本でも一昨年に化審法規制になりました。なんで知っているかと言うと業界団体の環境委員で直接関わったからです。そうか、その前段にこういう事例があったからなのかと勉強になりました。
まず情報開示請求するのですが、デュポンは会議室が一杯になるほどの資料を送り付けて来ます。「どうせ読めやしないだろう」という悪意が丸見えです。
しかし、それを懇切丁寧に読んでいき、通称「C-8」というPFOA化合物の健康被害懸念を初期の段階からデュポンが持っていたことを読み解きます。
放映後の小山薫堂のコメントに、「悪意は感じるけど、ちゃんと隠さずに該当資料は含まれていたんですね」とあって、なるほどその通りと思いました。都合の悪い部分だけ抽出して削除することも現実的に出来なかったのでしょうかね。
企業法務を中心とした事務所で企業訴追を続けることから、経営者から言われて段階的に減俸されます。その度に家族の暮らしは貧しくなっていき、妻のアン・ハサウェイの苛立ちは募っていきます。妻が支援してくれない中で困難な調査を続ける主人公の苦労は想像に余るものがあります。良くあきらめなかったものです。
最後は画期的な「継続的な健康管理プログラムの永年保証」を含んだ賠償請求を勝ち取ります。