2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

コメント

先日のSGCでのプレイや、昨日のソロプレイで、南軍は従来のワシントン強襲から「ハウスディヴァイデッド」での有力戦術だった浸透ゲリラ戦に切り替えた印象がある。率直に言って、これが強すぎるのではないかと思ったのだが、北部支配の境界州がペナルテ…

フォーザピープル2006のルール差異:州の支配

昨日も書いた通り、州の支配のルールが変更になっている。 1)南部州:北部が規定数のボックスを支配すると南部州は制圧されていた。しかし、2006年版では、単に規定数のボックスを制圧するだけでなく、かつ、その州の物資集積所全てを破壊しなければな…

プレイの感想

実はルールの確認をしていたところ、2000年版のルールと、北部州の南軍侵入によるペナルティの範囲が変更になっていることが分かった。2000年版では、北部州、および北部が制圧した境界州について南部が3ボックスを制圧しているとペナルティが発生…

フォーザピープル1861年シナリオをソロプレイ

今回は途中スタートでなくオープニングから。 第1ターン:北軍がWVを制圧、一方の南軍はマナッサスからフレデリクスへと前進。 第2ターン:東部戦線では増援を得たワシントンは落とせずと南軍は自重。代わって戦局はケンタッキー州争奪戦に移り、北軍は…

感想

面白いと思う。 このゲームをプレイすると、ウォーゲームは「(プレイヤーのスキルによって)勝敗を争うゲームではなく」、「展開を楽しむゲームだ」という主張が見て取れるように思う。もちろんプレイにはベストを尽くす必要があるが、そこそこのレベル以上…

プレイの展開

プレイの展開も、先攻決定や、イベントに大きく左右されていく。レッドが先攻となった結果としてブルーが第0ターンの機械化移動のみを行うこととなった。ところが、ブルーは南方と中央という国境に近い位置に装甲軍を構えているので、事実上の先制攻撃とな…

今回の状況設定

初期配置ではブルー軍は、純歩兵の第4軍が南方送りになってくれて理想的な展開。2つある装甲軍は中央と南方に配置され、南方から侵攻して南方戦線とボード上を分断すれば南方戦線の戦局優位のルールが適用されて優勢を確保できると見えた。 レッド軍は、唯…

フィールドマーシャルをソロプレイする

早速だがソロプレイしてみた。 端的な感想として、ランダム要素の塊であり、プレイヤーはランダムな状況設定やイベントの中でベストを尽くし、激動の展開を楽しむゲームだと思った。兎角、架空戦の2カ国対決だと、公平な状況設定にこだわってプレイが膠着し…

ミソロジーを入手

故あってヤキント社のミソロジーを入手した。 神話と英雄の時代のボードゲームということで、広義にはファンタジーゲームの範疇に入るポジションだろうか。8人までプレイできるマルチだと言う。表紙はなんとロジャー・マクゴワン先生。ちょっとビックリのア…

フィールドマーシャルのルールブックを読む

取りあえずルールを読んでみた。 ゲームの概要としては、タクティクス2と同じような架空の2カ国の対決。ただし、プレイヤーの立場が、方面軍司令官に限定されていることが一貫して徹底されているように思った。南方戦線という別の戦線が存在するが、両者の…

スリーデイズオブマナッサスを入手

CWBは小品(たとえばペリーヴィル)は別として本格的な戦いを題材にしたものは4人以上のチームプレイで2日間以上はプレイしないと醍醐味が味わえない気がする。そうすると、今の自分には消化不能かと思って買わずにいた。しかし、此処へ来て南北戦争が…

☆南北戦争49の作戦図で読む‥を読む

素晴らしい。 こうした本が日本語で、手軽な価格で出版されたなどとは信じられない。 特に作戦図主体で書かれているのはウォーゲーマー必携という気がする。 ただ、戦史のみに偏しているのはボリュームからしても止むを得ないだろうか。南北戦争の政治や経済…

SGC例会:レベルレールズを対戦プレイ

ここ1ヶ月ほど南北戦争がマイブームで続いている。キッカケは「フォーザピープル2006年版」からだが、「アンティータム」、「ストーンウォールインザヴァレー」と来て、今度は「レベルレイルズ」である。 南北戦争ゲームではあるが、ウォーゲームではな…

SGC例会:ワイルドラッシュを対戦プレイ

以前から一度やってみたいと思っていたカワサキファクトリーの「ワイルドラッシュ」をフルメンバー10人にてプレイすることができた。 一種のスピード系だが、一人は1枚のカードさえ出せばノルマ達成というところが発想の転換だと思った。最初に説明を聞い…

初版とは隔世の感

初版ではワシントンが落ちやすかったため、南軍はリー、ジャクソン、ロングストリートの最強トリオを組んでワシントンを目指す誘惑に抗し切れなかった。そして、実際に、落ちる可能性がそれなりにあったので北軍はもっとも良いカードを東部戦線に集中投入し…

SGC例会:フォーザピープル1862年シナリオを対戦プレイ

SGC例会にて彗星さんと62年シナリオを対戦プレイ。セットアップから片付けまで3時間半ほどで秋の終了時の政治影響まで完了した。結果、南軍を持ってSWで上回りシナリオ勝利条件を達成して勝利することができた。 春のターンは大荒れ、両軍ともに3の…

コマンド71号を入手

前号は抜群の読み応えだったが、残念ながら今号はかなり見劣りする。 今号の見所は付録ゲーム「フィールドマーシャル」くらいか。タクティクス2や、ブリッツクリークのような仮想の2大国の対決らしい。ただ、入れたいがジェットからではなく、プレイしたと…

RPGamer休刊

コマンドいちねんせいを見てビックリ! 何度か原稿を寄せさせていただいた者として非常に残念に思う。個人的には「パラノイア」くらいしかRPGはプレイしないし、同誌の同人誌的なノリにも年齢のせいか着いていけないものを感じたりもしたのだが、それでも…

○タイタンのゲームプレイヤーを読む

少し間が空いてしまったがPKD。 奥付を見たら日本出版が1990年で既に16年前。随分と温存してしまったものだ。 タイトルの通りゲームをプレイする人々がモチーフ。核戦争で子孫を作る能力を劇的に失った人々。残された人々の一部は広大な土地を少数…

ストーンウォールインザヴァレー:マクドウェルをソロプレイ

カーンズタウンに続いてシナリオ2。 このマクドウェルシナリオは、仮想戦形式になっている。マクドウェルの戦いは実際にあった。ジャクソンが、マクドウェルの北軍守備隊を神出鬼没の機動で破っている。 ただ、それだけではシナリオとして面白くないので、…

娘のお気に入り:木琴

子供用品のリサイクルショップの掘出物で買ってきた中古品。もう少し大きくなったらきちんとしたのを買ってやりたいが、取りあえず自分が叩くといろいろ音が出る‥という単純な事実を乱暴でもいいから遊ぶのにと思ってワンポイントリリーフ的に買ってみた。 …

娘のお気に入り:かたつむりちゃん

お祖母ちゃんがだいぶ前に買ってくれたカラフルな木製のかたつむり(多分)。 娘は赤、オレンジ、黄色系列のヴィヴィッドな色が好きで、電気仕掛けの玩具より木製玩具の方が好きらしい。かたつむりちゃんは押して転がすとプーリー仕掛けで上部の殻が回転する…

GCACW共通ルールの変更点

たかさわさんの共通ルール和訳を読んで今回はプレイしたのだが、何気なくSIVに入っているプレイエイドを使っていたところ、どうも噛合わない点が多数。 第一に砲兵の扱い方が変わってしまった。従来は砲兵値に地形修整をした値を通常の戦力値に足していた…

ストーンウォールインザヴァレー:カーンズタウンをソロプレイ

本当に久しぶりにGCACWをプレイした。 シリーズ中、時期的には最初に位置するジャクソンのヴァレーキャンペーン。シナリオ1は、その緒戦のカーンズタウン。戦術的にはジャクソンの敗北だが、バンクスは3倍の兵力を有しながら決定的な勝利を収めること…

○スターシップを読む

間に大作だけでも4つも入ってしまって間延びしたがようやく和製アンソロジー二分冊の後編を読み終えた。 「地球の緑の丘」と「夜来る」は、実はこれが初読。ハインラインは嫌いなので無理はないのだが、アシモフの名高いこの作品と今まで縁がなかったのは不…

きゅうりさんととまとさんとたまごさんを読む

テニス仲間の方から我が家の娘に‥(^o^) 松谷みよ子さんの絵本なのだが、意外なほどシュールでびっくり。 きゅうりさんが靴の船に乗って川を下るのに、とまとさんとたまごさんが合流してくる話し。 ちなみに我が家の娘は、なんでもバクバク食べる食欲魔人だが…

アンティータムをソロプレイ

コマンド日本語版の方をソロプレイ。 基本的に南軍側(ボビーリー)を持ってシステム動作する北軍(マクレラン)と戦うソリテアゲーム。史実ではマクレランの兵力逐次投入が悪く、ボビーリーの機動防御が冴えて小兵力の南軍が良く防戦して戦術的勝利を収めた…

もう一回、マーチャントオブヴィーナスを対戦プレイ

3人に減って仕切り直しての2時間限定プレイ。今度は打って変わって古代文明の遺産が豊富でゲートもちゃんとあちこちに開く展開に。古代遺産を独り占めしたMさんが有利と思われ、通りかかった人も圧倒的な古代遺産だらけの宇宙船を見て「もう判定勝ちで良…

中野歴史研究会:マーチャントオブヴィーナスを対戦プレイ

本題の主旨からどんどん逸れて何故か宇宙で商売をすることに。宿業か‥(^_^;? 4人プレイ。ジェネラル誌に紹介された後手番不利を解消する是正ルールとして、アイテムは最初は20個、誰かが文明をオープンする度に5個ずつ追加というルールでプレイ。 どう…

特に評価が難しい点

亡くなられたKOSさんがNAWを非常に厳しく評していたのと同じ問題が本作にはあると思う。つまり、「シミュレーションとして妥当でない」部分が多いのに、「ゲームとして面白い」ために、「多くの人にプレイされ結果として誤った印象を多くの人に植え付…