2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

戦闘機:第4部その1を読む:感想

第四部はバトルオブブリテン本体時期の全容を記述した大章ですので、半分に分けました。 前半を読んで強く感じることは、ドイツ空軍がバトルオブブリテンの準備が出来ていなかったことは周知ですが、イギリス空軍の準備も惨憺たるものだったと言うことです。…

戦闘機:第4部:戦闘の記録を読む(引用1)

p14 第3段階 イギリス空軍の言う「重大局面」の次期。この攻撃は8月24日に始まり、9月6日まで続いた。 p16 対するイギリス側では、ダウディングは船団の防衛任務など当初から度外視して、作戦計画の勘定には入れていなかった。 p32 イギリス戦…

アリータバトルエンジェルを見る

WOWOWです。 B級SF映画ですが、映像的にはかなり頑張った感じ。 「グリーンブック」で黒人ピアニストを演じたマハーシャラ・アリが悪党役で登場します。 世界設定は良い感じです。「ザ・フォール」と呼ばれる戦争で地球の数多あった空中都市は一つを…

麒麟が来るを脱落する

第1話は楽しく見ました。第2話もちゃんと見ました。 しかし、第3話から3週連続で途中で寝落ちしてしまい。 第6話は三連休中日と言うカレンダーもあって、離脱を決めました。 題材は興味深いですし、長谷川君は良いと思うのです。全体としてエピソードご…

基礎力のつく死活を読む

大泉書店版の林海峯先生の詰碁本です。 最近、死活で間違えることが多くなったなと思う度に、ここへ帰って来ます。最初に解いたのは昭和55年ですから1980年。40年も前のことになります。 でも、40年も経っているのに、所々に新鮮な驚きがあったり…

茨城会:本能寺への道を対戦プレイする

天王山を中途終了したことで、別方面でブレークしたチームと合流して、久しぶりに池田康隆さんの「本能寺への道」を4人で対戦しました。 筆者は明智を担当しました。第1ターンの手番が悪いので出遅れて、史実同様に、西国を目指すことに。領土数が一人だけ…

利家とまつ総集編を見る

J:COMです。 総集編。全部で3時間。 年間40時間を越えているものを3時間にしているので、そこいらじゅうで場面転換に間で何が起こったのかの説明が入ります。 まぁ、ズタズタ状態なので、大体どういうお話しをどういうキャストでやったかを理解する…

茨城会:秀吉軍記:天王山を対戦プレイする

「麒麟が来る」放映開始記念企画(笑)。 と言っても、明智軍が主役のシナリオは他にないので難があるのは承知の上で、いきなり「天王山」です。 [秀吉軍記] 天王山: SOLGER航海日誌 羽柴方を担当しました。 思うのですが、シナリオの呼称が「明智方」ではな…

ブリテンスタンズアローンの抄訳を作り始める

先週くらいから手を付けています。 昨夏からバトルオブブリテンを戦い続けていますが、それもこれも最終的にはゼーレーヴェを実現するためです(笑)。 久しぶりに読みましたが、通常のゲームと基本的な感覚がかなり違うことを思い出してきました。 通常の「…

寝ても覚めてもを見る

WOWOWです。 このタイミングでという感じですが、マーケティング的にはこれ以上ないタイミングかも知れません。 前半は面白く見られましたが、この類の映画で良くあることですが後半は眠くなりました。 唐田エリカは、非常に可愛く映っていると思います…

○野村の監督ミーティングを読む

野村克也追悼。 野村監督の下で、選手、守備コーチ、最後はヘッドコーチまで勤めた橋上秀樹の著作です。以前から読みたいと思っていたのですが、とうとうこんなキッカケができるまで実現しませんでした。 p24 変化することは、進歩の証である 変わること…

千葉会:ナイトファイターを対戦プレイする:シナリオ10B

最後は再び当方が迎撃側を担当しました。 最後のシナリオである10のヴァリエーションBです。 攻撃側は、ハリファックス爆撃隊の中にモスキート夜間戦闘機がランダムに紛れ込んでいます。 迎撃側は、あの「ウーフー」後期型(He219A6)です。 いや…

千葉会:ナイトファイターを対戦プレイする:シナリオ9

シナリオ6を2回対戦後は、個人的お薦めであるシナリオ9です。Wilandorさんが、コルセア2機で一式陸攻爆撃隊を迎撃。 最初の照明任務機が到達する前に1機撃墜され、第一波雷撃中に2機目が、最後はVPがきわどい場面で3機目が撃墜されて、迎撃…

千葉会:ナイトファイターを対戦プレイする:シナリオ6

今月もWilandorさんとナイトファイターです。 最初はシナリオ6。当方がアンパイヤを担当しました。 シナリオ6本編は、戦闘機側はJu88Cが3機に、Me110Gが1機と、合計4機も登場します。 サーチライトもなければ地上レーダーもありませ…

☆逆転世界を読む

プリースト再読シリーズ第4弾。 蔵書のサンリオではなく、図書館で創元版を借りてきました。同じ安田均訳ですが底本が変わっているので、多少の差異があるそうです。 プリーストの初期長編で、センスオブワンダーの塊です。主人公たちは、移動する都市に住…

ラストレターを見る2

映画館で2回目です。 やはり良い映画と思いました。 森七菜と松たか子が素晴らしい。広瀬すずも、最近の中では良かったと思います。 豊川悦司をDV夫にするのもさることながら、彼が自己正当化する居酒屋のシーンは、寸も結構ありますし、なかなかの迫力で…

グリーンブックを見る

WOWOWのアカデミー賞特集です。 昨年の作品賞、脚本賞。 一年ぶりに見ましたが、やはり良い映画と思いました。 ロードムービーであり、バディものでもあり、もちろん黒人差別問題に関する実話に基づいた考えさせる映画でもあります。それでいて、適度に…

ナイトファイター:シナリオ9をソロプレイする

引き続き、シナリオ9へと進みました。 いよいよ終りが見えてきました。 さて、シナリオ9は対艦爆撃で、太平洋です。 攻撃側は、一式陸攻が10機、プラス敵艦隊背後に照明弾を投下して敵艦隊シルエットを浮き上がらせて雷撃を支援する照明任務機が2機。 …

ナイトファイター:シナリオ8をソロプレイする

一週おいて、今度はシナリオ8です。 シナリオ8では、レーダー技術のWW2での完成形に近いGCIレーダーが登場します。 GCIレーダーは地上レーダーの一種です。ですので、盤上に置いて、レンジ内に敵機が居れば感があります。問題は感がない時で、従…

〇誰の息子でもないを読む

神林長平。図書館です。 朝日新聞社出版のソフトカバー。 オルタネートヒストリーもので、爆撃を受けたことのある安曇野が舞台。日本では爆撃を受けた歴史を踏まえて、各家庭に個人のパスコードで使用できる携帯SAM「桜電」が配備されている。 一方、ネッ…

チャーチルを見る

WOWOWです。アカデミー賞特集。主演男優賞、メイクアップ賞。 初めて見ましたが、チェンバレンの退陣から始まって、ダンケルク後のイタリア調停によるドイツとの和平交渉を拒否する所までなのですね。 ですので、バトルオブブリテンが含まれないのが、…

〇不定期エスパー2を読む

眉村卓追悼。 順調に2巻へと進みました。 区切りが悪いのか、この巻は410ページもあります。しかし、リーダビリティは良いのでサクサク終わりました。 サクサク終わったのではありますが、振り返ってみると意外に特筆すべきような事件は起きていません。…

ナイトファイター:シナリオ7をソロプレイする

引き続きシナリオ7もソロプレイしてみました。 このシナリオは非常に特殊なのですが、シナリオブックの説明が良くありません。そのため、皆さんデザイナーの意図通りにプレイできず混乱している様子がBGGでは窺えます。 アンパイヤは、ハリファックス爆…

ナイトファイター:シナリオ6をソロプレイする

本件は情報共有したかったので即時公開にしました。そのため、過去3日分の予約投稿は後から公開になります‥(^_^; シナリオ5をスキップして6に進みました。 シナリオ6のヴァリエーションC、ジェットストリームです。 攻撃側はランカスター爆撃機が34機…

○死の世界1を読む

「大西洋横断トンネル万歳!」、「人間がいっぱい」と来て、今度は創元文庫の「死の世界1」です。 SF三文庫に跨って訳された作家は、意外に少ないのではないかと思いますが、ハリスンはその一人。そう言えば、アンソロジストとしての相棒であるオールディ…

戦闘機:第三部:兵器を読む(感想)

「ナイトファイター」をプレイしたこともあって、兵器編は引用が一杯になってしまいました‥(^_^; ドイツ空軍内部のいざこざの多さには驚きます。 世界に冠たるメッサーシュミット109なのですが、その活躍の背景にエンジン独占による爆撃機への副作用があ…

戦闘機:第三部:兵器を読む(引用)

p173 ゲーリングの片腕のミルヒとメッサーシュミットとの確執は遠く1931年にさかのぼる。メッサーシュミット旅客機の墜落事故があり、その死者の一人にミルヒの莫逆の友がいたのである。ミルヒはルフトハンザ社の副社長であり、旅客機を注文したのも…

茨城会:九州三国志を対戦プレイする

本番を迎えました。 リアルタイムでは、1月25日のお話しです。 筆者は竜造寺隆信を担当しました。島津は提督さん、大友は水戸さんです。 強力な島津に対して、竜造寺と大友は暫定的な同盟にあるものと思っていました。ところが、なんと大友軍は田原親賢軍…

ラストレターを見る

リアルタイムとずれまくりです。 岩井監督の「ラストレター」です。 「ラブレター」が1995年ですから、25年ぶりの返歌となります。 SNSで連絡しあうのが当然の時代に、敢えて紙の手紙の物語を再び世に問うのですが、なかなか凝った脚本でした。 同…