WOWOWです。
このタイミングでという感じですが、マーケティング的にはこれ以上ないタイミングかも知れません。
前半は面白く見られましたが、この類の映画で良くあることですが後半は眠くなりました。
唐田エリカは、非常に可愛く映っていると思います。
東出は一人二役ですが、失踪してしまい、何の反省もなく戻ってくる麦の役は今の東出の世間イメージに余りにも嵌まり過ぎていて怖いくらいです。その麦とそっくりな男と出会うと、それにすぐに靡いてしまう朝子のダメぶりが凄い。さらに、帰ってきた麦と撚りを戻してしまい、亮平を無責任に捨ててしまうのに至っては、人間失格という感じです。
この人間失格な役に19才の清純派を持ってきた所が意地の悪い映画。その結果が、本当の不倫を生んだとなると、全然笑えません。
それ以外では、山下リオが大きい役で健闘していて好感できました。
彼女も高山侑子とスターダスト3部のトップを争っていた時期があるので驚いてはいけないのかもしれませんが。
今の時期に放映すると映画として冷静な評価は得られないので、そこは関係者には気の毒な気がします。