2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧
これも新作のカードゲーム。 moon gamerさんにもレポートが既に挙がっているが、非常に独特のメカニクスが複合的に組み合わされた新規性の高いゲームデザインだ。 正直に言うが、インストを聞いていて今年一番辛かったのは本作だろう。説明の途中でギブアッ…
最近あちらこちらのゲームサークルに登場したゲーマーズゲームのニューフェイス。 ゲーム紹介記事としては既にmoon gamerさんに詳細なものが挙がっているので要点だけ。 1:工業を設立し、そこに必要な資源(多くはエネルギーと食料)を投入して生産物を獲…
最近、ユーロゲームでも重めの作品ばかりやっているせいか、ファミリーでもできるゲームでフレッシュなものがあまりない。 そんなこともあって迷っていたアクアレットを買ってしまった。 コロレットのフレームワークを、水族館のギミックと組み合わせた作品…
カードドリブンの総本山になった観のあるGMTから出た第二次欧州大戦全体と言う決定的なテーマのカードドリブン。決定的なテーマの割には、それほど話題になった印象がない。そう言えば第二次太平洋戦争のエンパイアオブザサンも、テーマの割にはそれほど…
とうとう最終巻の発売までに周回遅れを解消することはできなかった。 ハリーポッターシリーズは、3巻までと、4巻からでストーリーも雰囲気も大きく変わったと思う。 3巻までは、毎年の学園生活がきちんと営まれ、怪事件は起こるが一年の中で解決され無事…
「義経」と「秀吉頂上決戦」の間の24号の付録ゲーム。 本作は比較的オーソドックスなエリアインパルス+カードドリブンゲームと言ってよく、デック構築要素などはない。しかし、強烈なのは、エリアインパルスでは見たことがない陸海空の三軍統合作戦だと言…
秀吉頂上決戦が面白かったので同じ系列のシステムで面白かった「義経」を引っ張り出してきてプレイ。 久しぶりにやったが面白い。ただし、思い出の美化作用が少し掛かっていたかなと言う感じ。 両者を比較すると、 ●秀吉頂上決戦 マルチカード使用によるコン…
山崎の戦いのもっともドラマティックな部分は、本能寺時点で鳥取を兵糧攻めにしている最中だった秀吉の大返しだという気がする。 さらに遡って、なぜ鳥取城は兵糧攻めに敗れ去ったのか‥という話しについて、26号の柿崎氏のシミュレーションゲーム批判序説…
信長が決定的な地位を手に入れた桶狭間、家康が決定的な地位を手に入れた関が原に比べると、秀吉が決定的な地位を手に入れた山崎はウォーゲーム的には余りゲーム化されない題材だ。 たとえば、GMTのGBOHの「サムライ」は、桶狭間、関が原に加えて川中…
GJ26号の付録ゲーム。 手軽なもので未消化のものをなにかやろうと思い立って急遽のエントリー。 しかし、予想以上に面白く、これをプレイしていなかったのは失敗だったと反省させられた。 デザイナーは日本が誇るふゅーらー中村氏。 ゲームシステムは、…
時間が中途半端に残ったのでルール説明して雰囲気を掴むだけのプレイ。第一ピリオドのみ。 「ブラス」のインストを聞いていてもどかしく思ったが、本作をインストしてみると説明が確かに難しい。 ワレスのゲームの説明が難しい点はなんなのだろうか? 1:ゲ…
ワレスの最新の話題作。 かなり乗り遅れたが、ようやく初めてプレイすることができた。 率直な印象だが、なるほど本作は「複雑系」の面目躍如という気がした。インストを聞いた時点では、さっぱり全体像が見えず、序盤はどうしていいのか判らない内に前半戦…
一之江ゲーム会は今回は期せずして「ワレス会」ということになった。 最初にプレイしたのは、TSさんが持ち込んでくださったテストプレイ段階の「蒸気の時代:関東」。 何度か日記にも書いているが、わたしは「蒸気の時代」が苦手。とは言え、今回はスター…
1985年のアドテクノス作品。 SGB−10という商品番号なので比較的初期の作品だったようだ。 当時はそれほど話題にならなかった記憶があり、自分もノーチェックでスルーした。 しかし、実際にプレイした人の評価は概ね良好だ。SGCのYさんも良く遊…
過酷な環境の南米中央部での戦争の実態を学習するヒストリカルシミュレーションとしては、非常に興味深いと思った。 しかし、競技ゲームとしての面白みという点では物足りなく感じた。上述した通り戦闘正面が狭いので機動の妙味などは薄く、誰がやってもなる…
雑誌の付録ゲームと言うのは入手した時が旬で、そのときにプレイしないと次の号とかが来てしまうと埋もれてしまう。と言うことで中南米が盛り上がっている内に頑張ってやってしまうことにした。クロノさんに和訳が公開されていたのが大変ありがたかった。 本…
これは掘出物だった。3回ほどソロプレイしたが、なるほど面白い。 基本的なメカニズムは、各軍に存在する4枚の目的カードを全て撃破すること。米軍だと、赤城、加賀、飛竜、蒼竜の日本軍の4空母の撃破になる。 自分の手札からフォースカードを場に展開し…
最近、某所で話題沸騰中のデシジョンゲームズのカードゲームシリーズ:ライトニング。 デザイナーは、お馴染みのダン・ヴェルッセン。小箱のカードゲームというところは共通らしいが、システムは一作ごとに違っているという噂で、シリーズと言ってもあまり共…
シナリオK:エリート部隊の攻撃になる。 このシナリオは特殊なシナリオで、攻撃側はエリート部隊、防御側は二線級部隊で、エリート側が二回勝利すると終わる。そうするとキャンペーンゲーム上は、一回目の勝利が終わった時点をどう取り扱うのか?‥という疑…
シナリオH:装甲部隊前進になる。 前回のシナリオで甚大な被害を受けたポーランド軍の我が分隊は大幅なメンバー入替えとなった。 しかし、幸いなことにこのシナリオでは、ドイツのAFVの砲兵器が早々に故障するなど幸運に恵まれて、被害をほとんど出すこ…
ポーランド軍側はキャンペーン記録を取りながらのソロプレイ。 ポーランド軍は、手札5枚、NAの時だけ2枚まで捨札可能。アップフロントでは手札は4〜6枚の範囲なので5枚は標準的。捨札能力も標準的だ。この二つの組合せは、実はイギリス軍で既に存在し…
以上で全7シナリオは、少し寸が長いかなという気がしなくもない。最後のモドリン要塞はなしにして、ワルシャワ戦で終わる方が良いかなという気もするので、そこらへんは実際にプレイの進行を見て協議削除しても良いかなと思っている。 史実が史実なので当然…
退院後の懸案の一つ「アップフロント:キャンペーンゲーム」の実現に向けて、具体的な素案をまとめてみた。 先ずどこの国で対戦するかだが、思い切ってVAIPAの拡張キットを入手したポーランド軍でやってみようかと思っている。実はポーランドは独ソ両軍…
付録ゲームは珍しくナポレオニックで「1813諸国民戦争」。 わたしはナポレオニックは門外漢なので詳しくないが、この諸国民戦争のシチュエーションはデザイナーにとってもプレイヤーにとってもチャレンジングで魅力的なのではないかという気がする。圧倒…
中南米ゲームの番外編と言ったところだろうか。 ところで、新大陸での軍事紛争で最大のものは?‥と言ったらおわかりだろうか。ウォーゲーマーであれば冷静に考えれば間違えない質問ではないかと思う。合衆国内戦、いわゆる南北戦争である。 さて、新大陸での…
さて、一気に時代は下って(?)2004年秋の第29期になる。 時の名人は、依田紀基。若い頃から秀行教室の最強若手として注目されながら、なかなか名人戦の大舞台に登場せず初挑戦は1999年というから33歳。一旦は趙名人に跳ね返されたが2000年…
先日プレイしたルネサンスの王子たちだが、遊ばせてもらったセットに付いていたプレイエイドが秀逸だったので、自分でも作っておくことにした。タイルを日本語化する必要はあまり感じないのだが、どういうタイルがあるのかという全体像を概観したいことがあ…
実は昨日のBAORはついでで、今回の入手の本題はこちら。発売当時に買うつもりでいながら、だらだらしていたら見かけなくなってしまった‥(^_^; このイライラ戦争は1980年から89年までだらだらと不毛に続いていた。当時をリアルタイムで生きていた…
再入手。 セントラルフロントは5部作まとめて手放したのだが、最近になってWW3欧州戦術的作戦級の最高傑作は「エア&アーマー」だが、比較して語るに足るはセントラルフロントだったかと思うようになり、一つだけ再入手。戦場としては「第五軍団の迎撃」…
付録ゲームは「セカンドフロント・ナウ!」。1943年秋に、ノルマンディー上陸作戦とは別に、1943年に上陸作戦をドイツに近いフランス北部に実施していたらどうかという一種の仮想戦ゲームだ。 ウォーゲームはアメリカ中心なので、当然だがWW2の欧…