一之江ゲーム会:蒸気の時代:関東を対戦プレイ

一之江ゲーム会は今回は期せずして「ワレス会」ということになった。
最初にプレイしたのは、TSさんが持ち込んでくださったテストプレイ段階の「蒸気の時代:関東」。
何度か日記にも書いているが、わたしは「蒸気の時代」が苦手。とは言え、今回はスタートで良い路線を引けて、蒸気の時代で初めて序盤を順調に乗り切れた。順調に進められれば、なるほどなかなか楽しいゲームではないか‥(^_^;
残念ながら今回はテストプレイだけということで中途終了。初めて勝負になる形で展開し始めたところだったのだが、きっとこのゲームとは何処までも巡り合わせが悪いに違いない‥(^_^;
マップそのものについては、例によって馴染みのある地図だけに、地図としての評論みたいな話しばかりになっていた。「メトロでGO:東京」のときにも思ったのだが、馴染みのある地図だと、どうしても地図としての議論になってしまって「ゲームとして」の議論にならなくなってしまうのは難点。
席上では深まらなかった「ゲームとして」の議論だが、TSさんの苦労談も含めて聞いていると、非常に苦労と工夫をしてデザインされている印象を受けた。特に実際の競技プレイで、地図上に初期に設置されるであろうリンクを意識して都市配置している点は非常に評価に値するように思った。そこのところの洞察や苦労に話しが盛り上がらず、個別の都市名に関する漫談になってしまったのは、テストプレイヤーとして失礼だったように思う。たいへん申し訳なかった。
余談になるが、馴染みのマップでプレイする難点として、実際のプレイでも特定の地名に対する思い入れで競技プレイとしては歪んだ意思決定をする人が出てくるように思う。結果として、競技ゲームとしては消化不良な展開になりやすい気がする。鉄道ゲームのシリアスなマネージメントを要求するプレイに、ご当地自慢合戦みたいなものは噛合わないように思っている。
そんなこんなで、わたしは鉄道ゲームは実は日本とか東京とかのマップでプレイするのは意外に実り少なかったりしやしないかと思うようになりつつある‥(^_^;