茨城会:PIを対戦プレイする

bqsfgame2013-05-07

午後から会津戊辰戦争を2回やっても、まだ時間があったのでPIに参加させていただいた。
知らなかったのだが、ツリーフロッグのワレスの新作。それもバリバリの推理ゲーム。
推理ゲームは魅力的な題材なのだが、上手く機能するゲームシステムを作るのが難しく、良いゲームがなかなか出てこないサブジャンルだと思う。
とかく起こりがちなのは、
1:推理とは名ばかりで、運を競ったり、速さを競ったりするだけになりがち
2:推理するための手掛かりを得るための手段が、その実行で逆に他者に与える情報が大きいため機能しない
3:推理ではなく、クイズになってしまっている。
と言う二点だと思う。古典とも言えるCLUEは1の問題があると思う。norisのサラマンダーは典型的な2だったと思う。3の代表例は、ベイカーストリート221Bだろうか。
そんな中で、このPIはちゃんとした推理ゲームになっている。
ワレスの新機軸は、
4:全員が一つの謎を解くのではなく、それぞれ時計回りに下家の謎を解く相互謎解きになっている。
5:手掛かりを得る手段に対する回答がマスターマインドのように、位置も内容も合っている●の他に、内容は合っているが位置は一つずれている■がある。
と言う二点だ。どちらもまったくの新しいアイデアと言う訳ではないと思うのだが、その組合せでバランスポイントを見出しているのがワレスの才能だと思う。
プレイの途中までは順調に進んでいたのだが、最後に似たような色彩の場所カードを取り違えてリヴォークしてしまい4人中3位に沈んでしまった。