彼女が水着にきがえたらを見る

 WOWOWです。

 ホイチョイプロダクション映画の第2作。

 原田知世織田裕二です。

 スキューバダイビングの用具一式を購入したが、肝心の潜る場所への旅費がなくなってしまってボヤく原田知世と友人役の伊藤かずえ。

 伊藤かずえが、どこかのボンボンのクルーズボートに乗せてもらう話しを取り付けてきて

 伊藤かずえは色白、黒髪、しっかり眉毛、ぱっちり二重、鼻も顎も尖っていて正統派の華やかな美人です。原田はいかにも地味で真面目そうなOL風の役作り。

 このボートに乗っていたら、谷啓織田裕二の一党に二人まとめて強奪されてしまいます。連れ込まれたパブでの二人。

 伊藤は本作ではお色気要員のようで、露出多め。肩パッドを入れてバブル期のボディコン全開です。

 話しの設定には無理があって、朝鮮戦争の時に成金が隠し資産をもって逃げたDC3が油壷沖に沈んでいるのを探すという話しです。

 偶然にそれを見つけた二人に場所を案内してもらうべく、織田裕二グループとライヴァルの伊武雅刀グループの間で二人の争奪戦。これに謎の中国マフィアが絡んできて混戦に。中国マフィアに拉致された伊藤のサービスショット。

 後に伊武雅刀にバラバラ死体にされてしまう(「もう誰も愛さない」)のですが、此処ではそれなりに仲睦まじくやっています。

 谷啓の7番目の妻である田中美佐子に連絡してヘリで救出に来てもらいます。

 どちらかと言えば、ほんわりした役が多かった田中がヘリを操縦して助けに来るのは、ちょっと斬新でした。

 最後は海中でのキスシーン。

 それなりに面白くはあるのですが、あちこちぶっ飛んでいて、ちょっとまとまりが悪いかなと思いました。