映画館で2回目です。
やはり良い映画と思いました。
森七菜と松たか子が素晴らしい。広瀬すずも、最近の中では良かったと思います。
豊川悦司をDV夫にするのもさることながら、彼が自己正当化する居酒屋のシーンは、寸も結構ありますし、なかなかの迫力です。そのダメな男と同棲している中山美穂。前作の二人を敢えてこういう風に使う所に監督の図り事を感じます。
高校時代の乙坂が美咲に書いたラブレター。一通だけでしたが裕里が乙坂に書いたラブレター。現在の乙坂が美咲を騙っている裕里に書いたラブレター、裕里と、二人の娘が書いた乙坂への手紙。姑の昭子が恩師に書いたラブレター、恩師の代わりに裕里が代筆した返信。様々な手紙が二時間の間に登場人物の間を交錯します。
最後に登場する美咲から鮎美への手紙には、美咲が乙坂に協力してもらって書いた卒業生答辞が娘へのメッセージとして入っていました(ここが少し判りにくい)。
映像的や音響的に映画館でなければという作品ではありませんので、さすがに三回目は行かないかなと思っています。
でも、2回見て良かったと思いました。