一之江ゲーム会:サンダーズエッジを対戦プレイ

bqsfgame2007-12-17

二戦目は各プレイヤーが電撃戦に備えてしっかりと降下した状態からスタートしたが、それでも暫定コンスルのイニシアチブを利用してロケーションに入って守られる前にと彗星さんがGさんの拠点を一箇所奪いバランスが崩れたところからスタート。
これを見て世界の敵は彗星さんだと言う認識を共有したわたしとGさんだったが、2ターン目にいきなりGさんの報復イベントが火を噴いた。「拿捕免状」と呼ばれるこのイベントは、プレイヤーの降下予定部隊から合計5ユニットを奪ってゲームから除去してしまうと言う凶悪イベント。このゲームではユニットは何度でも使いまわせるのだが、今回のように3人プレイだとマップが広く資源が各自に豊富に行き渡るのでユニットは全て作りきってしまい得る。このため、ゲームから除去されて総数制限が下がってしまうのは3人では異常に痛い。これで彗星さんは一気に苦しくなったかに見えた。
第3ターンには、今度はわたしの穏やかなイベント「平和協調」が成立。オフワールドの火星を押さえたGさんに対して、わたしはロケーション能力をキャンセルする能力を発動させて火星の収入を消していく。
第4ターンには、ついに正式のコンスルが誕生し、暫定コンスルの彗星さんが正式就任。この辺りでなんとなくわたし一人が勝利得点的には遅れを取っているかなと言う印象。しかし、ユニット総数の少ない彗星さん、収入の少ないGさんに対して地上での兵力では優位にあるので、これを生かしてどこかで地上戦でVPを挽回すれば良い訳だ。
ところが、事態は第5ターンに急転する。彗星さんがなんと必殺の逃切りイベント「混迷拡大」をプレイ。これでテンションが一気に6上昇。このゲームではテンションが30になると終わるのだが1ターンの通常の上昇は2なので、実に3ターンも終了が早まった訳だ。さらに、続いて「通信混乱」のイベントが打ち込まれ、もう1ターン短くなった上に、軌道上の部隊の降下が1ターン停滞してしまった。結果として突然ゲームは最終盤の様相を呈してしまった。コンスルがGさんに移動したのが不幸中の幸いというところか。
俄かに急迫してしまったので、わが陣営はついにセントールへ向けて前進を開始。しかしながら、1ターンではセントールに肉薄することはできたものの陥落させたり包囲を開始したりすることはできない。包囲戦ならあと2ターン掛かるし、強攻するには増援が降下して来ないので兵力不足だ。
そして第6ターン、手元に「テロ支援」のイベントが成立。これの実行によるVPと、効果で得られるかも知れないオフワールドロケーションのVPを考えると、落とせるかどうか分らないセントールのためにゲームを引き伸ばす選択はできなくなってしまった。仮に延ばしたところで他のプレイヤーのイベントでテンションが上昇して終わってしまい、まさに何もかも得られずに終わることもある。一か八か「テロ支援」を打って勝負に出てみた。一気にテンションが4上昇し、突然、ゲームはわずか6ターンで終了してしまった。