ゲームは手に入れた時が旬(いちばんプレイしたい気持ちが盛り上がっている時)ですので、早速やってみました。
うん、これはシステムはちゃんと機能しています。
一種のチットアクティベーションで、ミランダのゼイダイドゼイアブーツオンシリーズです。両軍の指揮官に対応するコマンドチットをカップに入れ、ランダムに引いて順に活性化していきます。
自軍の指揮官が引かれたら、その指揮官を活性化して指揮範囲のユニットで移動、戦闘するのが原則、他に増援を配置する、事件チットを引くが選べます。
ゲーム序盤は中立勢力がいるので事件チットを引いて味方にするのが有力、続いては増援で兵力を揃える、ある程度の陣容が整ったら戦闘開始です。
本作で重要な特徴的要素に以下の二つがあります。
1:セットアップ後にセポイのいるヘクスで反乱チェックします。それによりヘクスごとに、英国忠誠、解散、反乱が決まります。ですので、プレイするごとに初期状態が全然違います。場合によっては、反乱軍が圧倒的だったり、逆に貧弱だったりもする訳です。
2:指揮官の指揮範囲が1と2がほとんどなので、指揮官アクティベーションとは言っても実はスタック単位アクティベーションに近いのです。これに輪を掛けるのが、戦闘は1スタック対1スタックで解決するシステムで、共同攻撃ができません。ですので、まるっきり古代戦みたいです。戦闘比が上がらないので、CRTはファイアパワー方式になっていて相互射撃です。ただし戦術値判定して先攻後攻があります。もちろん先攻が圧倒的に有利ですが、攻撃側が先攻になるとは限りません。攻撃側は指揮官、防御側は地形が修整値なので、後はダイス判定次第。
(つづく)