茨城会:激闘レニングラード電撃戦を対戦プレイする

takeshiさんと、レニングラードを対戦してきました。
ドイツ軍を希望してプレイさせてもらいました。
事前に半分くらいまでソロプレイしていたこともあり、割と効率よく攻撃して順調にドヴィナ川を渡河しました。
ソビエト軍は、いわゆるスターリンラインの所で、一定程度のユニットを集めて最初の本格的な防戦を展開します。
しかし、北方の沿岸部の撤退が遅れてユニット数が不足しており、また河川を利用するのにタイミングが遅れました。
結果としてスターリンライン付近の防衛戦で損害が嵩み、また後に北方沿岸部で多くの部隊が補給切れになりました。
このため、スターリンラインの後にドイツ軍の大突破が実現し、プスコフから一気にレニングラード50km(3ヘクス)の位置まで装甲部隊が暴走します。装甲部隊の突出に、歩兵軍が追いつけないのはもちろん、なんと装甲集団司令部すら追いつけなくなります。
しかし、鉄道線が一気に開けたので、此処でドイツは増援を遥か盤東端へと通じる鉄道交差点へ投入、ソビエト軍の増援がレニングラードに来援するのを妨害しました。この時にどちらの増援が先に出るかは大問題でしたが、天運はドイツ軍にありました。
最終的に第4装甲集団は、歩兵の到着を待たずにレニングラードへ攻撃を開始して突入に成功しました。
ソビエト軍は最後まで粘りましたが、チットドロー順の運に最後まで恵まれませんでした。
完全に最終ターンの最終チットまでプレイした結果、ドイツ軍は盤上の大都市7ヘクス全てを占拠して連絡線を確保して70点。ソビエト軍は都市なし、ドイツ軍ユニットの除去もできず0点となり、ドイツ軍の完封勝利となりました。
ドイツ軍の大突破以後は、連絡線が細く長く伸び切って互いに神経を使うプレイとなり、プレイ時間は実に7時間に及びました。
あと全体的に見ておかしかったのは、司令部が強すぎます。
ユニット総数が少ないので1ユニットが貴重なゲームです。その中で、ちゃんと戦力があり、ZOCもあり、移動力は大きく、除去されても増援で帰ってくるし、自分が司令部なので常にインコマンドである司令部は最強のコマンド部隊として大活躍します。まるで、スコルツェニーのようだと言うのは的を得た指摘。しかも、それが何個もあるのですから奇妙なことが多々起こりました。
あと、これ単独で7時間も掛かったので、「連結はどうなのだろうか?」と言う話題になりました。システム的に何か大きな変更があるのかも知れませんが、単純に連結するとプレイ不能級になりそうな懸念を感じました。