「バットマンエターナル」が残念だったので、スコット・スナイダーから離脱して、グラント・モリソンへ来ました。
バットマンと、ラーズアルグールの娘であるタリアは関係を持ち、実は隠し子が‥というB級伏線を回収しに掛かった冒頭作です。
「梟の夜」では、弟と確執を演じたバットマンですが、今度は息子とです。アメリカ人、と言うかキリスト教徒はどうして業の深いお話しが好きなのでしょう。
いかにも大物悪役らしい悪役が単体で登場して戦うのは、個人的には往年のTVシリーズファンとしては嬉しいです。大勢ぞろぞろ出てくるのも悪くはないのですが、個々の悪役の魅力が薄くなるような気がします。
ラーズアルグールとは実は初対面なのですが、なかなか腹心の部下も含めて味のあるヴィランだと思いました。
バットマンと息子ダミアンとの本格的な確執は次巻「ラーズアルグールの復活」からになりそうです。すぐに続けて読む予定です。