バットマン・ニュー52です。「梟の街」の次になります。
今回の主役は、ジョーカーです。
読んだ感想として、昔の経緯と完全に独立して読める「梟の法廷」二部作と比較して、単独では判りにくい。巻末の解説を読むと、ヴィレッジブックスで出た「バットマン・ニュー52」に前日譚が入っていて、そこから繋がっているそうな。そうか、出版社が違うから、あまりちゃんと説明がされていないのですね。不親切なことです。
と言うことで、急遽そちらもamazonに頼みました。そちらを読んでから再読する予定です。
ジョーカーが主役ですが、協力者としてハーレイクイン、ペンギン、ナゾラー、ツーフェイス、スケアクロウなどいろいろな悪役を巻き込みます。もちろんバットマン側のファミリーもぞろぞろ。しかし、1冊の中に詰め込むには、少々頭数が多すぎやしないかという気もします。描写が薄いキャラも出てくる訳で、そこらへんも不親切感を増している気がします。