と言うことで到着したドミニオンだが、もう嬉しくて嬉しくて、ついついソロプレイで5回ほど遊んでしまった。
一応、ソロプレイでのテーマは、
キャッシュフローの質を改良する高額コインと、キャッシュフローの量を改善するアクションカードでは、どちらが勝利に寄与するのか?
基本的な理解として、このゲームでは手札は5枚である。そして、もっとも得点が高い5VPのカードの価格は8である。5枚で8金を作り上げるには、初期の1金カードだけではできないので、高額コインを使うか、手札枚数を増やすアクションを使うか、さらに特殊なアクションを使用するかの3つが選択肢となる。前回のプレイでは、二番目の手札枚数を増やすアクションが強いように感じた。
ところが、ソロプレイで5回やった印象では、どうもそうでもないようだ。手札枚数を増やすアクションは、確かに景気が良く、マルチアクションを可能にするカードが含まれていたりしてどんどんアクションしてはドロー、ドローしたカードをまたアクションしていると、その回転速度に酔ってしまう。酔ってしまうと、ついつい勝っているような印象を受けるのだが、意外とそうでもなく、場に展開したカードの枚数は凄いのに結局は7金以下にしかならないということも多い。そして、このタイプのデッキは回転が速いので、同じようなことがすぐにまたやってくる。つまり、8金に達するコンボができていない状態で回転ばかりが早くなると、いつまでも空回りしてしまう。結局のところ、何処かで高額金貨を導入しないと、このタイプのデッキも機能しないようだ。
ところが、逆に高額金貨を先に導入するデックは、実は最後まで高額金貨だけで押せるという強みがある。途中からアクションを併用しても良いのだと思うが、そんなことをせず金貨だけで押して機能するようだ。
と言うことが判ってきたので、次の課題は高額金貨系のプレイにアクションカードを途中から組み合わせることで、金貨一直線の展開を追い越すことができるかどうかに移るかと思っている。直感的には、追い越せる機能的な組合せが存在するように思うが、何事も検証が大事だと思っている。