水曜日の会:ヤニブを教えてもらう

水曜日の会に夕方から少し寄ってきた。新年のご挨拶くらいの感じだろうか。
カナスタをやりたいね‥という話しをしていたのだが、メンバーの集まるタイミングの都合もあって行ったところで丁度ヤニブが始まると言うので入った。草場師匠にトランプゲームを教えてもらうのは、12〜3年ぶりではないかと思う。
ヤニブはマルチプレイヤー個人戦
分類としては一種のラミー系になるだろうか。各自5枚持ち、台札がオープンされている状態でプレイ開始。
自分の手番が来たら、カード1枚か、メルドを捨てて、代わりにカードを1枚ドローして終る。ドローは、捨札のトップを取るか、山札からドローする。
自分の手番が来た時に、手札の総計が5以下になっているとヤニブをコールできる。コールがあったら、その回は終了。ヤニブした人が最低点なら成功で、その人は0点。他の人は手札の点数がマイナスになる。ヤニブした人と同点以下の人がいたらヤニブ失敗で、その人は失敗点−30を加えて手札の分もマイナスという全員マイナスのゲームになる。
メルドとして認められるのは、同位札のペア以上なら何枚でも、またストレートフラッシュのシークエンスなら3枚以上。
実際にプレイすると軽快で面白い。マルチプレイヤーのラミーなので、タイミングの駆け引きがある。
基本は、まずカードの枚数をメルドディスカードして減らすこと。続いては重い札を捨てて軽い札に切替えていく。後はタイミングを見てヤニブだが、ゲームのシークエンスとして最後がドローなので5以下になるかどうかは引き次第なところがある。
また、メルドダウンするのに、捨てられやすい重い札を待つ手もあるが、もちろんヤニブされてしまう場合のリスクは高い。とは言え、皆の手札枚数を見ていれば、ヤニブがまだまだなのか、そろそろ危ういのかは一定程度までわかる。しかし、たとえ1枚手札でも、最後は5以下をドローしないとどうしようもないので、上がりたい方だって確実に上がれるとは言えないわけだ。