オーガニックスープをソロプレイする2

bqsfgame2012-03-05

さらにソロプレイしてみました。
なかなか面白いです。
メルドダウン系のゲームですが、分子構造の制約があるので、そこを睨んでいろいろな作戦があります。
先ず自分のゴールとなるアミノ酸の構造を睨んで戦略的にプレイすることが重要です。炭素数の大きな分子を目指すなら、炭素の数を確保することが重要です。炭素はほとんどの分子で使用されるので、場にも豊富ですが、常にプレイヤーの手札に吸収されがちで、場に多く残ることが少ないのです。
逆に余りがちなのは窒素です。窒素を多く必要とする化合物は限られているので、どうしてもあまりがちです。逆に言えば、窒素はどうせ場札に溢れているので最後に必要な瞬間に場から調達すれば良いので、手持ちにしなくても良く見えます。ところが、これを逆手にとって窒素分子や窒素酸化物の形で窒素を場からなくしてしまうプレイと言うのがあり得ます。
自分の分子として確保することの重要性と併せて考える必要があるのが、使いやすさです。
自分の手持ちにした分子はいつでも材料として分解できますが、分解した原子は余さず使い切らなければなりません。そうすると、分解した時に余りやすい分子は持っていても使い勝手が悪いことになります。
ゴール分子が窒素を一つしか使用しない時には、窒素分子で持っているNは2個出てきてしまうので、余ってしまいます。一回の合成では1種類の分子しか合成できないので、そうするとゴール分子を一遍に二個作ることになりますが、これは大抵の場合は無理と言うものです。そうすると、先に述べた窒素固定作戦は、他人を妨害するだけでなく、自分も縛られてしまうことになります。
他には意外な袋小路でオゾンと言うのもあります。酸素が3つ出てきてしまいますが、往々にしてゴール分子で酸素を3つも必要とすることはありません。
また、ゴール分子のサイズの分子を作るには、場札の12枚は十分とは言えないので、原料としてそこそこのサイズの分子が必要です。ですから、ゴールのアミノ酸を睨んで、そこに使いやすい複雑分子を前段階として持っておくことが重要です。
そうすると、最初に配られた複雑分子とアミノ酸の相性の良し悪しが大きな有利不利になってしまい運の要素が強すぎます。そこで、これを交換できるルールが必要なように思い、ローカルルールを作りました。一回休むと、手札を1枚交換できるとするものです。
このルールで来週の茨城会に持って行ってみようかと思います。