ベリサリウスをソロプレイ

S&Tの歴史テイスト溢れる中世以前のところをなにかプレイしたくなり、評判の高いシャルルマーニュシステムの中で保有しているベリサリウスを突然だがプレイしてみた。
基本的にはミランダの衝撃的な出世作であった「トラヤヌス」の流れを汲む作品だ。
大きな特徴は、政治や経済の要素を盛り込んだ総合的なシステムにある。
税収を確保し、そこから軍備を購入し、様々な計略を可能にするストラテジムチットを購入する。部隊には維持費用が必要であり支払えなければ解散してしまう。
ストラテジムチットは、初期配置で与えられ、影響力の大きいリーダーなら毎ターン支給され、購入もできるが、戦闘で大勝利すれば与えられ、大敗を喫すると失われる。効果には移動や戦闘のボーナスから、政治的な計略や経済政策まで含まれている。
また、ランダムイベントが多様で強力であるのも大きな特徴だ。
「ベリサリウス」は、東ローマ帝国の全盛期を形成したユスティニアヌス帝の最有力の武将で、軍事的な才能としては時代を代表する人物だったと言う。悪妻を抑えることができず人間としての評判が悪いことでも有名だったそうだ。
久しぶりにミランダのこのタイプのゲームをプレイしたが、ルールは多いが類似性が高いので学習は容易だった。ソロプレイを少ししてみたが、ランダムイベントとストラテジムを把握してからでないと指針が立ちにくいので、練習程度にして早々にリセットすることとした。
と言うことで続きはまた明日。