千葉会:戦争に非ず殺人なりを対戦プレイ(2)

bqsfgame2008-12-31

手番を入替えての二戦目。
南軍側を持ってみるとマップは全然違って見えるので不思議だ。
北軍側から見るとリッチモンドまでが非常に遠く見えるのだが、南軍側を持ってみると軍団数が一つ足りないことの薄さを強く感じるので、リッチモンドまでの距離があまり頼りになる味方に見えない。隣の芝は青いということか。
第一ターンに北軍騎兵がいきなり、ポムンキー河を渡ってエリア33に入れるということを示されてビックリ。南軍砲兵がいるので追加移動力が必要で入れないものだと思っていたが、大河川越しには砲兵の効果がないということを確認。
これは目から鱗で、このムーブがあるのだとすれば、ゲーム展開の余地は大幅に広くなり、研究の余地は相当にあるという気がする。
今回、たかさわさんは小規模な橋頭堡に留めて後方から支えるようなポジショニングを取った。しかし、南軍側からすると、全力で渡られることで戦線が長くなり、河川防衛線が敷けないことがはっきりする方がいやだったかも知れない。
南軍はヒル、アンダーソンの順に引き抜いて右翼展開し、これを受けて北軍騎兵は第3ターンに一旦、河の向こうへ引き取ってもらえることになった。しかし、引き続きエリア22へと今度は歩兵に渡河されてしまう。最終的に渡河が確実になったのは、第5ターンの北軍ワーレンの渡河時点で、第1ターンの騎兵の奇襲から考えると、結局、それなりに渡河に時間を取ってもらえたので形勢良くなったかなと言う印象だった。
北軍はこうなると強い打撃を与えながら渡河点から前進してエリア点も併せて取る必要があるようになったが、たかさわさんは正面攻撃を良しとせず最後まで機動による戦局打開に賭ける。
戦線左翼で両軍の騎兵が互いに相手の後方を脅かしながら攻撃の機会を窺うなどしている内に時間が過ぎて行き、結局は時間切れ。
北軍はエリア0点、南軍損害による+2点、北軍損害による−4点の合計−2点で敗北する結果となった。