感想

たかさわさんは、マクレランの気持ちが良く判り機動でなんとしても勝機を掴みたいと言う意見のようだったが、その舞台として本ゲームは向かなかったのではないかという印象を持った。盤がもう一回り広いエリアを含んでいて、なおかつ北軍側が軍団数が多いことに対応したアクション数を保証されていれば、たかさわさんの考え方は成立する可能性があると思う。
しかし、本作では盤の切り出しの都合で戦線の両側にコンクリートウォールがある訳だ。加えて、交互の手番は軍団数の少ない南軍には十分なアクション数があってパスさえもできるのに、北軍は全ての軍団を毎ターンは機動させきれないという実態を作っている。となると、北軍が機動で南軍の戦線にギャップを強要して突破することは容易でない。