オータムオブグローリーをソロプレイする

たかさわさんの日記を見ると、着々とたかさわさんが準備されているようなので、こちらでもソロプレイして準備してみることにした。
当初の企画として、プレイ時間のいちばん短いバトルシナリオをプレイしようかと思っていた。このバトルシナリオは全20ターンの内の13ターン目から19ターン目までの7ターンのみをプレイするものになっている。両軍は既に位置についており、北軍のクリッテンデン軍団はチャタヌーガを既に奪取している(第二次チャタヌーガ戦は終了している)。北軍のトマス軍団は宙に浮いた配置になっており、南軍主力はこれを攻撃可能な位置に付いている。
さて、この南軍の攻撃の好機にあって、バトルシナリオは南軍先手で始まる。
ところが問題なのだが、この状況下で南軍の多くの師団は新規指揮配備状態になっている。そして、シナリオ特別ルールで、新規配備状態のユニットは第一ターンに移動ができないとされている。
大きな問題は、この状態で第一ターンの最初の南軍ターン開始時に配備状態の改善チェックの手順があるのだが、これをどうするのかが良くわからない。
わざわざ初期配備状態が規定され、それに基づいた移動制限が掛かっているのだから、第一ターンにはチェックせず、単に移動制限を課すものなのではないかという気もするし、そうではなくシークエンスに従ってチェックをするのかも知れない。
前者だとすれば南軍の第一ターンは実質的にはお休みに近くなる。後者だとすれば、改善チェックのダイス目次第で最初の攻勢機会を南軍がどの程度生かせるかが激変してくるということになる。
変な話しだが、これはゲームの趨勢をかなり決めてしまうような大きな問題になっていて、もう少しきちんと記述されているべきだと思うのだが、ルールブックを読む限りではどちらとも取れそうなようになっていて非常に解釈が難しい。
極論すると、前者ならこのゲームは北軍乗りだし、後者ならチェック次第のゲームということになる気がする。そのくらい、この最初の南軍の攻勢が鮮やかに決まるかどうかはチカマウガ戦を決定しかねないのだ。
ちなみに、この戦いの両軍の機動をアニメーションで見やすく整理してあるのがこちら。
http://www.historyanimated.com/Chickamauga.html
ちなみに、バトルシナリオ開始時の13ターン目は9月10日になるので、アニメーションを順に進めて9月10日にしていただくと、北軍が既にチャタヌーガを奪取している状況になる。その状態から南軍のバックナーの部隊が攻勢を開始する‥というアニメーションが見て取れるはずだ。
このアニメーション資料が史実を反映しているのだとすると、南軍は全軍総攻撃には遠い状況で9月10日をスタートしたことになる。
[つづく]