イヤーオブザラットを入手

bqsfgame2008-12-21

これも「ベストS&Tマガジン」リストの一作。全23作品の最後に登場している。
S&Tの35号、1967年の出版作品で、1967年春のヴェトナム戦争が題材。まだヴェトナム戦争の最中に発表された当時の時点での問題作品だ。
デザインはダニガン+プラドスという今となっては御大となった二人のコンビ。
正直に言ってSPIゲームも60年代まで入ってくると古色蒼然としてくるので、今となってプレイする値打ちがあるのかどうかは疑問を感じる。
とは言え、ヴェトナム戦争を俯瞰できる良いゲームはなかなかないので、話しの種だと思って一度やってみることにした。
それになによりネズミ年が終る前の今が旬だし‥(^_^;
余談だが、ヴェトナム戦争の年度ゲームと言うと、英語版コマンドにミランダが提供したTET’68というのもあった。テト攻勢はサル年になる。
また、「ベストS&Tマガジン」に堂々リストアップされているミランダのS&T239号の「翼ある馬65−66」は1965年秋が舞台。こちらはヘビ年になる。
ヴェトナム戦争関係で年号が入っている雑誌ゲームと言うと、VAEVACTIS誌の「ディエンビエンフー1954」というのもある。これはウマ年。
Alea誌には、「グリーンインフェルノ1967」というのがある。これはヒツジ年。
ATO誌には、「ケサン1968」がある。これはテト攻勢と同じ年。
ヴェトナム戦争は1975年まで続いたが、この年のゲームはDTPのファイアファイトから出ている「ミートグラインダー1975」。この年はウサギ年。
ヴェトナム戦争は延々と続いていたので、頑張れば十二支のゲームが全部揃いそうな気もする。