早速だがルールを読んでソロプレイしてみた。
５つのリングを互いにセットアップする。そして、自分の手番が来ると自分のいずれかのリングの中にストーンを配置し、リングの方はそこから軸線上に沿って移動させる。このときにリングは他のストーンなどを飛び越えて次の空白マスまで移動することができるのだが、飛び越したストーンは全て裏返す。ストーンはオセロの要領で裏表が白黒になっている。結果として自分の色のストーンが５連になるとポイントで、自分のリングを一つボードから取り除いてスコアリング欄に置いていく。３ポイント取得すると勝利である。
リングの数は５つしかないので手が狭く見えるが、移動先は軸線６本に加えて止まる位置を選ぶことが出来る場合もあるので、かなり手が広い。ストーンは１個ずつボード上に増えていくので収束するように見えるが、５連ができるとその５個は取り除いてしまうので一気に局面が戻ったりもする。
間違いなく完全情報アブストラクトなのだが、部分的にはどこかで見たようなルールでも全体としては新しく非常に考えにくい。リングは移動してしまう。ストーンは増えていく（ときどき一気に減るわけだが‥）。しかし、ストーンはパタパタと裏返る。オセロと連珠とチェッカーを足し合わせたような感じだろうか。
