トワイライトストラグルをソロプレイ

bqsfgame2006-12-13

さらにもう一回ソロプレイしてみた。
きちんとしたルールで対戦で終わりまでやったことがない訳だが、ともかくも3回、動かす試みをしてみて感じるものがないので感性が合わないのだろうという悲しい結論に‥(^_^;
客観的に見て、おかしなデザインではないと思うし、冷戦のシミュレーションとしては非常に妥当でもあると思う。その一方で主観的な好みとしてはどうもいけない。箇条書きにして整理すると、
1:カードドリブンのPCマーカー配置部分のみを利用した政治工作ゲームという着想は機能している
2:冷戦時代の様々なイベントが豊富なカードに織り込まれていて時代を体感したものとして嬉しい
3:ルールは比較的少なくプレイアビリティは良好である
4:カードドローにより展開が多様である
と此処までが客観的に見て妥当だと思うところで、此処から先が主観的に好きになれないところ。
5:フレームワークはは二人でやるビッディングゲームなので冴えない感じがする
6:カードドリブンでPCマーカー配置のところだけやるというのはエキサイティングでない
7:自分がプレイしたOCの敵イベントが発動すると言うのはシーケンスの割り込みが発生して煩雑な感じがするしプレイタイムも長くなるので好きになれない(一方で2の豊富なイベントが多く活動するという部分もある)
8:ドローによる多様さはあるが、配られた札を見て次の決算がどこであるかを想定すると自ずとプレイするカードの優先順位や用途はかなり方向性が導かれてしまいプレイヤーによる作戦の多様さがあまりない気がする
と言うところだろうか。
同じカードドリブンでも部隊戦闘のところだけやる「ウィルダーネスウォー」がエキサイティングだったので6は実感として大きい。これと5は実は同じことを言っているのかも知れないが見方や表現が違うだけかも知れない。
個人的に評価が下がる要因は8がかなり大きい。クニッツアの「ラー」や、しばらく前にプレイした「ユカタ」の評価が低いのも同じ理由による。別に誰がやってもこうすると思うし、その結果として勝ってもあまり喜べないかなぁ‥という感じ。負けても他にどうしようもなかったから自分の責任だと反省する感じがしないしなぁ‥というところだろうか。辛辣に過ぎるかも知れないが、面白いゲームを面白いと絶賛するためにはそうでないと思ったときにはきちんと書いて置いた方が良いかと‥。