ハンニバルをソロプレイする

11月22日に、船堀でTOM5が開催されると言うので初参加してきた。
TOMは1914年以前のウォーゲームに絞ったゲーム会だ。
往年のリチャード・バーグや、近年のジョー・ミランダが、ウォーゲームの空白史を埋める努力をしたこと、最近になってスペイン語圏のデザイナーの作品が英語圏でパブリッシュされるようになったことで、対象ゲームはこと欠かなくなった。
しかし、WW2の作戦級ゲームのように、ほぼ定番のゲームシステムがあるものと異なって、ゲームごとに独創的なメカニクスを持っていたりして、事前に対戦を調整しないとプレイしにくいものが多いように思う。
今回もいろいろと候補ゲームを出して相手を募ったが成立せず、結局、一世を風靡したハンニバルに落ち着くことになった。これはこれで良いのだが、1914年以前ゲームが、WW2ゲームと同じようにプレイできるという状況には、やはり程遠いのかと思った。
久しぶりに発掘してきて二版ルールを読んで少しだけ動かしてみた。
カードドリブンの初期作品だが、この頃のカードドリブンはPCマーカーの転換が容易でなかったり、PCマーカーを維持するのに補給維持のような概念があったりしてPCマーカーの面倒を丁寧に見てやる必要があるところが今にして思うと独特だ。と言っても窒息死ルールのあるウィーザピープルほどではないのだが。