サーガランドをソロプレイ

bqsfgame2006-12-24

処分候補のソロプレイ評価の第ニ弾が「サーガランド」。
アレックス・ランドルフの古典。その昔はラベンスバーガーの一連の作品くらいしか良質のドイツゲームで日本で手に入るものはなかった。思えば隔世の感がある。
魔法の森に隠された13の様々なサーガのアイテムを探し、王城で探しているアイテムの在り処を告げに行くと言うゲーム。2ダイスを振って、1ダイスごとに正確にサイコロの数通り進むシステムと、他人と同じマスに入ると村に送り返せる妨害ルールがミソ。これに6の目でワープもしくは王城の求めるものカードを変更させられるルールが加わっている。
ソロプレイして思うのだが、もちろんこのゲームは当時としては良質のゲームだったと思う。けれども、このへんの子供向きのメモリーゲームは優れたものが定期的に出ていて少しアウトオブデイトになったかなという気がする。シンプルで悪くはない。しかし、村へ送り返すルールは子供用のゲームとしては結構キツい感じがするし、王城のカードを入れ替えられるのでなかなか序盤はゲームが進まない。皆が持っている情報が増え、カードの入れ替えがあってもすぐに誰かが新たなものの在り処を告げにいけるようになると急にゲームが収束してくる。ただし、これも見たアイテムをきちんと覚えていればの話しだが‥(^_^; 率直に言って13個というアイテムは記憶術のトレーニングなどを特にしていない人には少々多い気がする。