グエラアムエルテをソロプレイする3の2

改めてセットアップ状況を見ると、パトリオット側は南米大陸で優位に立っていることが判ります。
ですので、最初のターゲットはラプラタ軍によるバンダオリエンタル(現ウルグアイ)攻撃。チリ軍によるチロー(チリ最南部)攻撃。それから、大コロンビア軍によるヴェネズエラからの王党派掃討という感じです。
バンダオリエンタル進攻は、ポルトガルサンパウロ部隊を活性化してしまいますが、それも含めて吹き飛ばせるほどパトリオットのラプラタ軍は強力です。サンパウロ部隊は、一度除去すると補充できませんから、早めに憂いを絶ってしまうのが良さそうです。
一方、メキシコのパトリオットの蜂起部隊は民兵主体で力不足。王党派の中米部隊を叩き出すのは、いきなりは無理な感じです。他方、王党派側はメキシコゲリラ戦の特別ルールで1ターンに機動できるユニット数が限られているので、こちらもヒダルゴ(メキシコ建国の英雄)排除に軍事行動を仕掛けるには力不足。
そんな訳で問題になるのが、キューバ、メキシコ方面から来る王党派の増援部隊のメキシコ上陸作戦です。これは強力なので、戦果が期待できます。
今回は、この上陸作戦が成功してヒダルゴ軍が排除される展開となりました。
しかし、そういうことが出来ると判っていればパトリオット側も対策するべきなのかも知れません。
考えられること1として、パトリオット側海軍を敢えて太平洋側で建造してカリブ海での海戦で迎え撃つと言うシナリオ。史実では、このような大海戦は起きていませんが、海上進攻作戦は水際で叩くべきと言うセオリーに則っており合理性あります。
考えられること2として、エルプラタ軍をチリ海岸から乗船させてチリ海軍により輸送して、メキシコへ援軍として送り込むということ。エルプラタ軍はパトリオット軍の初期部隊の主力ですから、これを投入すればメキシコで大陸上決戦になります。その場合には、バンダオリエンタル進攻は断念しますが、結果としてサンパウロ部隊も活性化しないので、エルプラタ方面は小勢力同士で睨み合いになりそうです。
もっとも、そこまでしてメキシコを助けるのかどうかは、議論の余地ありそうです。エルプラタやチリ方面を制圧することで得られるエリアは、リソースポイント源となりますし、勝利得点にもなります。土地としては貧しく、またスペインから増援しやすいメキシコで戦うより、南米大陸を制圧して果実を採る方が良いような気もします。
そんなことを中南米全体の戦略として考えられるようになると、グエラアムエルテのゲームとしての面白さも第2ステージに入った感じでしょうか。
第3ターン終了までプレイしたのですが、南米大陸でのパトリオットの支配エリア数が圧倒的でパトリオット側の優勢(シナリオ1勝利条件に照らして)は簡単には覆らないと見て途中終了しました。
ルールに関する質問の答えが来たら、またやってみようかと思います‥(^o^)