NWAジョージア

ジョージアでプロモーター兼レスラーだったのは、レイ・ガンケル。この人は49才のバリバリの現役の時にオックス・ベイカー戦の直後に急死。ベイカーは、自分の殺人パンチが死因だと宣伝に使ったことで知られている。
もっと重要なことは、この急死の結果、ジョージアチャンピオンシップレスリングなる全米放送番組が期せずして誕生したことだった。これはローカル性の強い各地のNWAの中では最初の全米電波進出となった。そして、この番組をWWFが買い取って全米侵攻を目指し、これが南部のメディア王ターナーの逆鱗に触れ‥と言う風に話しは続いていくのである。
ガンケル死後の重要株主は、NWA王者になったこともあるブリスコ兄弟。なるほど、ジョージアはブリスコブラザースと。